クローゼットの服は少数精鋭に!「セールで買いすぎ」を防ぐ5か条
2018.07.05
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夏物セールがにぎわう時期。値引きされた洋服を見るとついテンションが上がって買いすぎ、結局タンスの肥やしに…という経験はありませんか?
お金がムダになるだけでなく、クローゼットの場所を取り、「またやってしまった」と罪悪感も生まれてしまいます。

そこで、元アパレルデザイナーで、節約術を雑誌やブログで発信している高木瞳さんに、「ムダ買いのない買い物の仕方5か条」を教わりました。

ムダ買いのない買い物の仕方5か条
余計な買い物をしなくなったことで、クローゼットもすっきり

「即決しない」「洗い替えを買わない」…セールで失敗しないための買い物ルール5つ

私はもともとアパレルの仕事をしていて、洋服もセールも大好き。結婚前は気になるものはどんどん買っていました。

でも、クローゼットにはぎっしりと洋服があるのに、なぜか毎日「着る服がない」と感じる日々。結局あまり着なかった服の処分を繰り返すうち、だんだんと買い物の仕方を見直すようになりました。

失敗しながら学んだ自分なりの「しない」ルールを守ることで、今では手もちの枚数は少ないけれど、クローゼットの中はお気に入りだけ、という理想の状態です。

ムダ買いせず長く愛用するために、私が買い物のとき心がけている5か条のルールをご紹介します。

●その1 なんとなく買い物に行かない

まず、買いたいものが決まっていないときは基本的に出かけません。欲しい服のイメージが具体的になるまで「なんとなく」で行かないのです。

アイテム、色、丈、生地の雰囲気や厚さなど、欲しい服のイメージが固まるまで、雑誌やネットで下見してから実店舗に出かけます。

●その2 迷ったら買わない

試着してみて「ちょっと丈が短いかなぁ」「少しだけサイズが大きいかな」など、1か所でも気になる点があったら買いません。
気になる点に目をつむって買ったとしても、それが直ることはありません。

そして結局、2軍扱いになりがち。しかも「そこ以外は気に入っているし、あまり着ていないし」で処分もしづらい存在に…。

洗濯や手入れが面倒なものも2軍になりやすいため、買うときは洗濯表示もチェック。理想と違うかなと引っかかったら、縁がなかったときっぱり諦めます。

●その3 即決しない

気に入っても、レジに直行することはしません。いったん店から出て10分だけでも時間をおき、冷静になります。
そして自分の手もちの服で3つ以上合わせられるアイテムを思い浮かべます。

単品ではどんなにすてきでも、家に帰ったら合わせ方がわからず、タンスの肥やしにした経験が何度もあるため、熱いひと目ぼれでも、本当に自分と相性がいいかよく考えます。

●その4 割引を買う理由にしない

「欲しいものが決まらないと出かけない」と書きましたが、セールに掘り出し物を探しに行くことはワクワクしますし、楽しい気持ちは絶対に否定しません。
ですが、長く使える品を選びたいときは、割引の誘惑にはご注意を。

にぎわっているお店に行くと「なにか戦利品を持って帰りたい!」という気持ちになりやすく、さらに「半額だし、いっか!」と吟味せずに買ってしまうことが。

気に入ったのは1着だけなのに「2着購入でさらに◯%OFFです~!」というセールストークを聞いて、「あともう1着買わなきゃ」と、「買うものを探す」ことをしてしまったり…。

そんな風にセールで散財してきたので、セール品を購入するときは「これが定価でも買いたいと思うか」を自分に問いかけます。安いから、ではなく、「これがいい」と思ったものだけを購入するようにしています。

●その5 洗い替えは同時に買わない

洗い替えは同時に買わない気に入ったものは色違いで欲しくなることがあります。とくにインナーや靴下は単価が安いので、その場で「色ち買い」したくなりますが、ちょっと待ってください!

着心地がダイレクトに感じられるものほど、何度も使ってみてから感じることが出てきます。そのうえでどうしても欲しくなってから追加すればいいのです。

今は便利な時代なので、ネットで追加購入もできますし、そこまでしてでも欲しいものなら、なおさら「お気に入り」となって、末永く活躍してくれるはず。まずはしばらく試してからの買いたしがおすすめです。

写真は、胸元の開きや肩ひもが手もちの服と相性がよく、あとから白を買いたしたキャミソールです。白、黒ともに大活躍している、お気に入りのアイテムです。

「なんとなく」な出費をしないと、本当にすてきなものに思いきってお金を払えるようになり、メリハリのある買い物ができるようになります。
品質のいいものを選べるので買い物の満足度が上がり、我慢はしていないのに、結果的にムダ買いが激減して節約に!

ここまで考えて購入した服たちは、どれも長く活躍してくれ、愛着もあるので手入れも苦になりません。結果、クローゼットの中はお気に入りの少数精鋭がそろっています。本当の意味で「コスパのいい買い物」になるのです。

●教えてくれた人
【高木瞳さん】

三重県在住。夫、長女、二女の4人家族。「お金をかけない豊かな暮らし」をテーマに、ブログ「節約彩りLIFE*大事に着るコーデ」を更新中。楽しくできる節約術や家事の時短術を発信している。