年間100万円の黒字に変身!固定費がサクサク減った理由
ESSE編集部
2019.08.22

片づけが苦手な人は、家計管理もうまくいかない…。それは、ものもお金も自分で管理できるキャパを超えていることに原因があるとか。

ESSEが注目した貯め上手の読者Nさんは、もともと片づけベタでしたが、”7割収納”に挑戦したことで、家計を見直せるように。いまでは、年間100万円をねん出できる貯め体質に変身。その秘訣を聞いてみました。

家計見直しのきっかけは、家じゅうの書類を整理したことでした

もともと片づけが苦手だったというNさんですが、家を片づけるのと同時に、家じゅうの書類を分類してファイリングしたそう。すると、家計全体がわかるようになり、固定費の見直しをするきっかけになりました。

●家計簿をつけ予算を立てるように

家計簿をつける様子
きれいになったリビングなら、落ち着いて家計簿がつけられます
7割収納を提唱する片づけアドバイザー・石坂京子さんによると、「片づけもお金も見直し方は同じ。不要なものを手放せば、家も家計もすっきりと管理しやすくなて、お金が貯まりやすくなります」とのこと。Nさんも同じように7割収納に挑戦しました。

家じゅうがすっきりしたら、片づけに悩む時間がなくなり、気持ちが落ち着いて家計簿をつける時間がとれるように。
「つけてみて初めて赤字がわかりましたが、ショックより家計を把握できた安心感の方が大きくて。がんばる意欲が自然にわきました」

●固定費のメモでカットできる費目を洗い出す

書類を整理し固定費をチェックする様子書類整理をきっかけに、住宅ローンなどの固定費をチェック。
「合計を出したら、このままでは手元にお金が残らないと認識できました。『この保険は必要?』『携帯代は?』と1つずつ見直して、カットできる費目を洗い出しました」

<石阪さんのアドバイス>
片づけでものの仕分けを経験すると、お金の使い方にも仕分けの感覚が生まれます。効果が大きな固定費から見直したのは、大正解! 一気に4万円近くも出費が減って、貯蓄に弾みがつきました。

●生活費5万円を専用財布で管理

生活費5万円を専用財布で管理する様子食費、外食費、日用雑費、レジャー・交際費、ガソリン代を合わせた月の生活費は5万円に。
「専用財布に入れて、管理しています。在庫が見やすくなって重複買いが減り、片づいたキッチンで料理も楽しくなり、予算をキープ」

●ほとんど利用しない固定電話や有料放送をやめた→月7500円減!

独身時代のまま加入していた固定電話、ネット、有料放送がセットの通信費を見直し。
「あらためて考えると、電話は使わないし、有料放送もほとんど見ません。ネットだけのプランに変更して、通信費を大幅カットしました」

●子どもの将来を考え保険を一部解約→月2700円減!

保険料の負担が大きいと実感して、子ども2人の終身タイプの医療保険を解約。
「子どもの将来を考えたら、保障より教育資金のための貯蓄が大事と気がつきました」

●夫と相談しスマホプランを見直し→月2万円減!

スマホを使っている様子夫婦2台で2万5000円かかっていた携帯電話は、SIMフリーにかえて2万円ダウン。
「最初は反対していた夫も、家計簿を見せて必要性を訴えたら納得してくれました」
Nさんの変化が夫にも伝わり、家計好転をあと押し!

●乗り換えで電気料金、ガス料金をカット→月6500円減!

電気料金を確認する様子「電気代は、ガス会社のセットプランが安いとわかって変更しました」
さらに、少量の洗濯物でもすぐ洗濯機を回す悪癖もなくなり、洗濯が1日3回→1.5回、乾燥機も1日2回→1回に減って電気代大幅ダウン。

●カードは即精算し現金払いに

封筒とメモ帳お金がなくなるとカードでしのぐ悪循環を断ちきり、現金払い中心に。
「カードを使ったら、明細をメモして代金分を財布から封筒にとりおきます」
メモ帳と封筒は「マネー」のファイルボックスに保管し、管理もラクラク。

家計簿をつけ始めたら、夫と家計簿を見ながら話し合う習慣がついたり、子どもと遊ぶ時間が増えたりと、うれしい変化があったそう。
「きれいに片づいた部屋でエステサロンを開くこともできて、収入が増えました」

<撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
石阪京子さん

片づけアドバイザー。400軒以上の片づけレッスンを手がけ、どんな家でも片づけられる「7割収納」を考案。著書『一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ!』(講談社刊)がベストセラーに。近著に『夢をかなえる7割収納』(同社刊)