“7割収納”で黒字家計へ!清潔な洗面所がカギ
ESSE編集部
2019.08.19

洗面道具や掃除グッズなど、意外とアイテムの多い洗面所。収納が少ないから散らかっても仕方ない…とあきらめてはいけません。
片づけアドバイザー・石阪京子さんによると「清潔で使いやすい洗面所をキープすることで、貯まる家計に変わります」とのこと。そのためには、ものの量をコントロールして7割収納を目指すのがポイントに。

赤字家計から黒字家計へ、見事に生まれ変わったYさん宅を例に、解説していきます。

収納が少ない割にものが多い洗面所は、定数管理を徹底するのがコツ

身だしなみを整えたり、洗濯などの家事をこなしたり、洗面所は多くの役割を担う場所。さまざまなものが必要なわりに収納が少ない場所でもあるので、定数管理を導入して、量をコントロールしましょう。

●不用なものをなくして掃除の時間を短縮

【左 Before/右 After】
いるものといらないものが混在していた洗面所(左)が、こんなにすっきり!(右)
収納スペースからあふれたものが、床や棚にどっさりあったYさん宅の洗面所。「ものをどけてから掃除するのが面倒で、汚れを見て見ぬふりしていました」

そこで、リネン庫の不用品を処分し、あいたスペースにドライヤーや下着を収納。「床や棚にものがなくなったので、汚れに気づいたときにすぐ掃除にかかれます」。2日に一度の掃除ロボットでの床掃除も、すいすい進んで電気代が軽減。

<石阪さんのアドバイス>

洗面所の掃除を怠ると、カビや傷みが発生し、家を売るときの査定に響きます。私の経験では100万円単位のダウンも。キレイを保って資産価値を上げましょう!

●オープン棚を整理して、洗剤の数を最小限に→月1万3000円減!

【左 Before/右 After】
【左 Before/右 After】
新商品が出るたびに買い求めていた洗剤が、使いかけのまま放置…。カラフルなパッケージも目にうるさく、ゴチャつきの原因でした。

そこで、洗剤、柔軟剤、漂白剤は、各1種類に絞ることに決定。「試し買いをしなくなったので、日用雑費が大幅に浮きました」
在庫管理がしやすくなって、ストックも必要以上もたないように。容器は白で統一し、見た目をすっきりと。

●タオルであふれていた戸棚はゾーン分けしてすっきりと

【左 Before/右 After】
【左 Before/右 After】
リネン庫には、捨てるタイミングを逃したタオルがたくさん! 下着や洗剤ストックも住所不定のため、使っているうちにゴチャゴチャに…。

そこで、棚ごとにゾーン分けし、ものの住所をはっきりさせて、管理をスムーズに。「在庫がパッとわかるので、ムダ買いがなし。日用雑費が下がりました」。タオルは定数管理(4人×2枚ずつ)にきり替え、もち過ぎを防止。

さらに、白いボックスを棚に置き、ゴチャつきがちなドライヤーを中へ。指定席を設けることで、きちんと元に戻り、散らかりません。白なら清潔感がアップ。

収納枠=予算枠。ものをもつ量を決めると、支出が安定します

洗面所を例に、Yさん宅の7割収納のポイントを見てきましたが、家全体の収納にも同じことが言えます。
実際にYさんのお宅では、洗面所以外にも、家じゅうを7割収納で片づけきって、赤字家計から、月10万円の貯蓄ができる家計に変わりました。

「Yさんのお宅は、いろんな場所にものが混在していたので、まずはそれぞれの部屋の役割を理解し、本来あるべき場所へ。さらに、収納の内部はケースで仕きって枠をつくり、もてる量を一定に。すると、家計の予算枠が決まり、ムダな出費が激減しました」

さらに、家が片づいたことで居心地がよく、外出して浪費することも減ったそう。家の中で食事や余暇を楽しむことで出費も安定し、浮いた分を貯蓄に回せるようになりました。
家がすっきり片づいて、そのうえ貯蓄体質にもなれる! “7割収納”で生まれるゆとり暮らし。ぜひ体験してみてください。

●教えてくれた人
石阪京子さん

片づけアドバイザー。400軒以上の片づけレッスンを手がけ、どんな家でも片づけられる「7割収納」を考案。著書『一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ!』(講談社刊)がベストセラーに。近著に『夢をかなえる7割収納』(同社刊)

<撮影/林 紘輝 取材・文/ESSE編集部>