食費が6万円減!「サブ財布」で予算を意識するだけで、みるみる貯まる
2018.04.18
  • この記事を
    シェア

ついムダ使いして赤字に悩んでいる人は、いつもの財布とは別に”サブ財布”をつくってみませんか? たったそれだけでラクラク予算が守れるように。ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんが教えてくれました。

サブ財布

つい使いすぎる支出もサブ財布をつくれば、予算が守れるように!

4月は歓送迎会や新生活のための買い物などで、なにかと出費の多い時期。
「予算を立てても思いどおりにいかない」「どうしても出費がオーバーする」と悩んでいる人も多いのでは? 

そんな悩みに、横山さんは「ぜひサブ財布をつくりましょう。ムリなく、簡単に出費が減らせる”即効薬”になりますよ」とアドバイスします。

「サブ財布とは、普段使っている財布にプラスして、1つの費目だけを専用に管理する財布。とくに食費や日用雑費、レジャー費などは、ちょっとした気の緩みが出費アップにつながりがち。サブ財布に、食費なら食費の予算だけを入れて、『使えるのはこれだけ』と”見える化”することで、ついで買いや衝動買いにブレーキをかけることができます」

●家族全員でサブ財布を活用!食費が半減し、家計も再生

Aさん一家ここでは、実際にサブ財布で家計が改善した、安藤さん一家(仮)のケースを教えてもらいました。

安藤さん一家は、40代後半の夫婦と小学生、中学生の子どもの4人家族。自営業の夫の手取り月収は41万円、妻のパート収入4万円、児童手当2万円。毎月8万円もの赤字に悩んでいました。

安藤さん一家の家計立て直しのメインターゲットとなったのが、11万円以上もの食費。まずはこれを8万円に減らすことを目標としました。
「週2万円の予算で、食費財布をつくるように提案しました。同時に、家族の協力を得るために、厳しい現状を子どもたちにも包み隠さず話すようにアドバイスしたんです」と横山さん。

子どもたちに話すことで、安藤さん夫妻も「やるしかない!」と決意が固まりました。
財布を食費だけ独立させることで、ほかの費目とごちゃごちゃにならず、「あといくら使えるか」が明確に。おのずと、お金のかかる外食や総菜が減っていきました。

「子どもたちも、お母さんがパートで疲れている日は食費財布を使って予算を考えながら食材を買ったり、レシピを調べて、簡単な料理をつくって助けてくれたそうです」
おかげで、食費はみるみる減り、ついには週1万2000円(月5万円)に! 黒字に転じ、家計も再生しました。

日用品や娯楽にも!費目別サブ財布の活用法

「自分はこれに使いすぎている」という費目のサブ財布をつくるのがおすすめです。食費のほか、日用雑費や浪費専用サブ財布も有効です!

●食費専用サブ財布

食費専用金額が大きく、買い物頻度も高い食費は、もっともサブ財布の効果が出やすい費目。
「月単位だと金額が大きすぎるので、週単位で予算を管理するのがおすすめです」

●日用雑費専用サブ財布

日用雑費専用特売に弱く、トイレットペーパーや洗剤の在庫が多い人に最適。
「財布の残金確認の習慣がつけば、衝動買いにブレーキがかかります」。特売品の買いすぎは、スペースのムダ使いにも。

●浪費専用サブ財布

浪費専用家計とは別に、自由に使っていいお金を管理する財布です。
「自分へのごほうびとしてスイーツやマンガを購入して、節約疲れを上手に防止する使い方ができるといいですね」

●流動費専用サブ財布

流動費とは、やりくり次第で支出が増減する食費や日用品費、レジャー費など。
「つい使いすぎる支出だからこそ、サブ財布で別に管理して予算を意識することが有効。いちばん気になっている費目でトライしてみましょう」

【監修/横山光昭さん】
ファイナンシャルプランナー。マイエフピー代表。家計再生コンサルタントとして、1万人以上の赤字家計を再生。著書に『“一週間サイフ”で楽々お金が貯まる』(プレジデント社刊)など

<イラスト/小泉直子 取材・文/ESSE編集部>

“一週間サイフ”で楽々お金が貯まる

『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズや『はじめての人のための3000円投資生活』などベストセラーを連発する横山光昭氏が、次に取り組んだ最新テーマは「サイフで節約」です