節約に効く、ドラッグストア活用術!食品、激戦区の店、処方せん薬に着目を
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2018.02.08
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今、ドラッグストアの業績が好調です。進化し続けるドラッグストアは、スーパーやコンビニにとっても脅威となる存在に。というのも、薬はもちろん、食料品や日用品の分野でも、コスパ抜群の品ぞろえをするようになったからです。
情報に詳しい消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんは、「ドラッグストアのメイン商品は薬や日用雑貨ですが、じつは全体的に安く設定されているのが食品。プライベートブランドも充実していて、スーパーやコンビニより断然割安です」と語ります。

ドラッグストア

食料品や日用品など激安商品の宝庫!店舗によって使いわけるのがおすすめ

元ドラッグストア店員の羽島早苗さんは、こんなアドバイスも。
「同じチェーンでも、通勤中の会社員がよく利用する駅前店と住宅地の店では品ぞろえも値下げ品も違うので、自分に合った店を選ぶのもおトクに利用するコツ。よく使う商品で値段を比較して、『化粧品はここ、お菓子はここ、薬はここ』などと使い分けるのがおすすめです」
さらに、ファイナンシャルプランナーで、ドラッグストアにも詳しい齋藤惠さんは、「店員さんと顔見知りになれば、おまけをもらえるなどの特典も期待できますよ」とも。 

今回は事情通の3人に、節約に効くドラッグストアの活用法を教えてもらいました。

●スーパーやコンビニより食料品がおトク

食料品がおトクドラッグストアでとくにおトクといえるのが、食料品です。
「たとえば、納豆や豆腐は58円ぐらい、ケチャップやカレールウも88~98円程度と断然おトク。私は生鮮品以外、ほぼドラッグストアで買っています」(松崎さん)。
菓子類の安さも定評があり、「10本入りアイスは、スーパーだと198円はするのに、ドラッグストアでは148円ぐらい。スーパーで128~200円以上する人気のチョコレートも、ドラッグストアでは98円と激安で、狙い目です」(齋藤さん)。

ちなみにESSEの東京都内での価格調査によれば、カップ麺はコンビニで170~171円、ドラッグストアでは最安が98円。以下、同順で缶コーヒーは93~114円に対して特価で38円。ペットボトルのお茶は93円に対して68~78円。缶ビールも205~208円に対して188~198円でした。

●近くに大型スーパーがある激戦区の店が割安

大型スーパー同じチェーンでも、大型スーパーなどの競合店がひしめく地域の店の方が割安になる傾向があります。「また、チェーン全体で価格が決まっている商品と、店舗ごとに価格を自由に設定できる商品があって、『隣の○○で298円だから、うちは278円』などとライバルを意識して値下げするものもありますよ」(羽島さん)。

●処方せん薬でもポイントがもらえる

処方せん薬病院から処方せんをもらった場合、なんとなく病院近くの調剤薬局で薬を買う人は多いのでは?
薬そのものの値段は決まっているため、お店によって安いということはありません。「しかし、多くのドラッグストアでは、病院の処方せん薬の購入でポイントがつきます。調剤してもらうなら普通の薬局に行くより、よく行くドラッグストアで買った方がトクです」(齋藤さん)。
薬を長期に利用する、あるいは、家族で多くの利用がある場合には、ポイントの恩恵がより大きくなります。ただし、ポイントで処方せん薬の支払いはできません。利用する場合は必ず事前に確認を。

●教えてくれた人
【松崎のり子さん】

消費経済ジャーナリスト。『ESSE』『レタスクラブ』の編集者としてマネー記事を担当。ドラッグストアを日々研究。著書に『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(講談社刊)など

【齋藤惠さん】
元銀行員で、ファイナンシャルプランナー。都心だけでなく、地方のドラッグストア事情にも詳しい

【羽島早苗さん】
ドラッグストア元店員。都内の大型店に勤務後、現在はメーカーの営業社員としてドラッグストアに出入りしている。当時のパート仲間との情報交換は欠かさない

<イラスト/二木ちかこ 取材・文/ESSE編集部>

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