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好青年がモラハラ夫に変身、嫁イビリ義母も同居!爆発寸前インタビュー

本山ことま
2021.04.29

言葉や態度などで相手に苦痛を与えるモラハラ(モラルハラスメント)。直接的な暴力ではないこともあって、一見「いい夫」「いい妻」のように見えている配偶者が、じつはモラハラ夫(妻)である場合も多いといいます。
2人の娘さんを育てながら、モラハラ夫と義母の不快な言動に耐えていたmaronさんは、Twitterに彼らの言動と自分でできる対策を投稿。書籍『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術』(KADOKAWA刊)にまとめました。
ここではmaronさんに、モラハラ夫と義母のエピソードや、離婚へ向けて考えていることについてインタビューしました。

漫画1
結婚すると、夫はモラハラ人間だったのです…。

夫はモラハラ、義母は嫁イビリ。なのに「介護はやって当たり前」!? maronさんインタビュー

モラハラ夫と息子にべったりの義母が、妻であるmaronさんを虐げる様子を、あるときは写実的に、あるときはコミカルに書籍にまとめたmaronさん。「今まで」と「これから」について伺いました。

●好青年と結婚したはずが、モラハラ夫に。二世帯住宅で同居する義母から嫁イビリを受ける日々

――家の中での態度とは一転、外面がいい人も多いと言われているモラハラ人間。maronさんのご主人も結婚前、職場では好青年だったそうですね。

はい。会社内ではまったく隙のない好青年でした。同僚はもちろん女性社員への気遣いや上司へのゴマすりなど、徹底的に“好青年”を演じていましたね。おつき合いをしているときから、「あいつなら大丈夫」「いい男を捕まえたなー」と言われたものです。

でも思えば、少しだけ違和感もありました。たとえば式場など重大な決定をするときは必ず義母の指示を仰ぐなど、旦那と義母の距離感が近すぎるのではないか…と。

漫画2今ならはっきりと断言できます。ママがいないとなにもできない「超」マザコン夫だったんです。
結婚後、あの快活でおしゃべりだった青年が、ムスッとした顔のままなにもしゃべらなくなりました。本にも書きましたが、私は病気なのかと心配しました。

「これが本当のオレだから」
夫の体を気遣う新妻へ放たれた言葉は、あまりにも残酷でした。

私はパニックに陥りました。要するにもう結婚という目標は達成したから、無理をしていい人を演じる必要はない、といったところでしょうか。あいた口がふさがりませんでした。
「釣った魚に餌はやらないってこと?」とわかりやすいたとえで旦那に質問したら「え? 魚がなに? どういう意味?」と、とぼけた答えが返ってきたのです。倒れそうになりましたね。

――maronさんのTwitterフォロワー数は19万人超!(2021年4月時点) ということですが、それだけモラハラ夫や義母の所業に憤慨したり、maronさんの思いに共感する人が多い証でもあります。どんな声が寄せられていますか?

とにかく一番多いのは共感です。また「maronさんがんばれー」と応援のコメントも多く寄せられます。
夫からのモラハラ、義母からの嫌がらせのダブルパンチでフラフラになりながら、2人の娘のために闘い続ける私を見ていられないのでしょうね。

漫画3またモラハラ旦那&義母への怒りコメントもあります。「信じられない!」「人間じゃない」などなど。はい、私もまったく同感です。

「ツイートを読むと腹が立って嫌な気持ちになるけれど、つい読んでしまうんです」という方も、たまにいらっしゃいます。こういう方には、なんだか申し訳ない気持ちになります。

興味深いのは「わかります! うちの『元』夫も同じでした」との声が多いことです。やはり生活費を渡さない、怒鳴る、イヤミを言い続ける、マザコン、ときには暴力をふるう…といったモラハラ夫とは離婚する方が多いのでしょう。私ももう限界です(笑)。

漫画4元々、彼らとの生活で溜まった日々の鬱憤を発散するために始めたTwitterでしたが、今ではフォロワーの皆さんからの声に勇気づけられています。本当にありがたいです。

――maronさんの「結婚しても仕事を辞めない方がいい」とのご意見にはすごく共感してしまいます。結婚すると厳密にはお財布が分けられていない感というか、「稼ぎの少ない方が下」のようになってしまいますよね。本当は、家事や育児で疲弊しているはずなのに、買いたい物も自由に買えないという…。

おっしゃるとおりで、結婚しても仕事は辞めない方がいいです。なかには転勤や海外赴任など仕事を続けるのが困難な状況もありますが、よほど人間ができた夫じゃないと、収入が家庭内の序列に直結するからです。
「ウチの夫に限ってまさか…」と思う方もいるでしょうが、私もその『まさか』でしたから(笑)。

とくにモラハラ気質の人はなにがスイッチになるかがまったく予想できません。ウチの場合は結婚、出産、無職、同居と段階を踏むうちに、「モラハラスイッチ」がマックスにオンされた感じです。

専業主婦になったときはひどいありさまでした。
毎日夜中に帰宅する夫、同居する毒義母のストレス、プラス家事・育児、授乳や夜泣きなどでボロボロでした。家事は365日休みなし、育児は24時間ノンストップフル稼働の超ブラック企業のようなもの。

漫画5買い物をしてストレス発散しようとしても、収入がないと始まりません。ウチでは経済的DVもセットでしたから、100円均一の化粧水や化粧品ですら買うのをためらいました。

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