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結婚を機にこじれた母との関係。泣いて許しを請うたけど…

2021.01.16
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若松美穂のおいしい生活主婦業のかたわらエッセイスト、カウンセラーとしても活動する若松美穂さん。ここでは大人の女性が抱える人間関係のお悩みに答えてもらいます。

電話をする女性

結婚を機に母との仲がこじれてしまった。電話するのにも緊張し…

【お悩み】

実家との今後の関わりについて悩んでおります。実母は、祖母から嫁いびりを受けていたそうですが、私はなにも知りませんでした。
優しい母の言うことなら大丈夫だと、母の言うことになんでも従ってきましたが、私の結婚直前に母が反対。それを押しきって結婚したので、母は夫のことをよく思っていません。

里帰り出産をしたときのこと。じつは私の進学先(高校、大学)について、私が希望したところとは違うところに、母が勝手に変更して出願していたと暴露されました。理由は、結婚に差し障るからだそうです。

その後、母は引っ越すことに。私は日時を知らされることもなく、ある日突然「引っ越しは終わったが手伝いに来ないとは! 親不孝者! そんな風に育てたつもりはない」など、電話で罵倒されました。私は泣きながら、実母に許しを請いました。

後日、母は引っ越し祝いを拒否。夫にはメンツを潰されたと言われ、つらい思いをしました。今は実家に行くときや母への電話に異常に緊張し、気を使います。手土産や食事会の内容などにも、必ず小言を言われます。

母はなにもわからない私が、婚家で恥をかかないようアドバイスをしているつもりだと思います。つらくて母とは一年間距離を置きました。しかし夫が「このままでいいのか」などと言うので、どうするべきか悩んでおります。

【若松さんの回答】

そうだったのですね。優しい母親の言うことならと従ってきたのに、ご自分の意思をとおした結婚を機に関係が変わってしまった。知らずにいた過去のことも判明し、お引越しでのキツい対応。おつらかったことでしょう。ご主人様とお母様との板挟みも苦しいですよね。

身近な存在の家族でも「なぜそんなことをするのか、そう言うのか」理解できないことがありますし、関係を改善したくても、相手がいるのでこちらの思いどおりにならない場合があります。

ただひとつ認識することができるのは、ご自分のお気持ちですね。理想としては家族仲よく、親との関係は断たずに…なのかもしれませんが、うまくいかない今は、ご自分のお気持ちをいちばん大切にする選択をするのはいかがでしょう。

この先、「母とは絶対につき合わない」とも「いつか必ずつき合う」とも決める必要はありません。ご自分と相談されて、このまましばらく距離を置いてみるのも選択のひとつですし、「行こうかなと思ったら、いつか会いに行く」くらいの感じで考えてみる。その後どうするかは、母親の対応次第でまた考える…というように、その時々、ご自分の気持ちを優先することを、自分に許してあげるのです。

ご主人様も立場はあるのでしょう。とはいえ、彼の意見を聞きすぎれば、あなたがつらくなります。
たとえば…ですが「このままでいいのかどうかは私もわからない。でも、何度もつらい思いをして傷つくのはイヤだから、今は行かないでおこうかな。行こうと思ったときには行くね」と伝えてみる。ご主人様にも意思があるので、理解してくれるかどうかはわかりませんが、伝えないことは伝わらないですから。あなたのお気持ちを大切にできたらいいですよね。

若松美穂さんに相談したいお悩みを募集しています。
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【若松美穂(わかまつみほ)】

お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「“いま”と“みらい”のへや」にて最新情報を更新中

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