1. トップ
  2. ライフ

「写真撮影が苦痛」の気持ちが変化。歳を重ねた写真も悪くない

2020.11.21
  • この記事を
    シェア

若松美穂のおいしい生活主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。

今が人生でいちばん若いとき。自分を写真に残しておこうかな

コロナ禍で、皆様同様、整理整頓に夢中になった頃。
過去の雑誌に掲載していただいた記事などを、さらに減らそうと、片づけを始めました。

小さかった娘たちが写っているものを見て、「かわいいね~」「懐かしいね」なんて話していましたら、長女が「わ~、ママ若い。これ、私かと思った!」と。

ESSE2016年12月号
ESSE2016年12月号

長女はベビーフェイスで、お互いに似ていると思ったことはないので、驚きました。しかも4年前の写真とはいえ、40歳を過ぎてからの写真なのに、若いと言われるなんて、なんだか嬉しかったのです。

ハートの草原のベンチに座る女性というのも、42歳くらいからついこの間まで、私は写真を撮られることが苦痛になっていました。

若いことだけがいいとは思っていないとはいえ、目の前に差し出されるのは、目じりのシワも白髪も増え、手もシワっぽい、年齢を重ねた自分しかいないのですから。

できれば、“遠目で”“小さく”お願いしたい感じでした(汗)。

でも長女の言葉を聴いたとき、不思議な感じがしました。

4年前の私は、自分のことを若いとは思っていなかった。それはそうですよね。比較対象が過去の自分なのですから。
けれど、未来の私、今の48歳の私からみたら、あのときの私はやっぱり元気で、イキイキとして「悪くない」と思えるのです。

料理と女性そっか!!

ということは、未来の私からすると、今の自分はいつだって若く、キラキラして見えるはず。
「今」は、この瞬間に消えてしまうから、今の自分を残しておかないなんて、もったいな~い。

富士の景色それからは未来の私のために、せっかくだから撮っておこう撮ってもらおうに変わりました。

景色も、食べたものも、一緒に出かけた人も同じです。

顔出し看板に女性あのときの私、こんなことをしていたんだ。

なんだか楽しそう…を思い出に残すためにも、今は写真を撮ることを楽しんでいます。

【若松美穂(わかまつみほ)】

お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「“いま”と“みらい”のへや」にて最新情報を更新中

このライターの記事一覧