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ママ友づき合いって本当に必要?家族旅行中の大量のLINEにうんざり

烏丸莉也
2020.09.16
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子どもの存在を介してつながる友達、それが「ママ友」。ママ友同士のちょっとしたトラブルは、子どもの友達づき合いに影響が出てしまうことも。

ママ友とは、そもそもどういう位置づけなのでしょうか? ママ友って本当に必要? 実際に子育て中のママたちに本音を聞いてみました。

どこからがママ友?上手なつき合い方や距離感の保ち方とは

ESSE読者にアンケートを実施し、ママ友が「いる」と回答した166人に、ママ友の人数を聞いてみました。

グラフママ友は何人いますか?
ママ友の数は2~9人程度が過半数。なかには50人以上いる人も!

「2~4人」や「5~9人」と答えた人が多かったものの、なかには「30人~49人」「50人以上」と答えた人も!

ママ友といっても、子どもの送迎時に顔を合わせるだけの人から、定期的にランチやお茶をする人、家族ぐるみで旅行に行く人などその関係性やつき合い方の深さは人それぞれ。

「親同士の知り合いはたくさんいる。でも友達ではない」(会社員・新潟県・49歳)

ママ友という位置づけや人数の数え方には、個人差が大きいことがわかります。

●ママ友とSNSで繋がっている人は多いはず。だけど…

「週1くらいはLINEで連絡をとっています。保育園情報など、うっかり忘れていたことや知らない話の情報共有ができるので助かっています」(東京都・会社員・34歳)

「今の住まいは地元ではないので、病院や学校事情、あとは友達との関わり方だったり、小学校の担任の先生のことなどを情報交換できて助かっています。聞きたいとこがあるとママ友にLINEします」(沖縄県・主婦・33歳)

このように、ママ友とのに日常のやりとりもSNSが発達して便利になった一方で、使い方をあやまると思わぬ嫉妬や誤解を生むことも…。

●SNSにもほどよい距離感が必要

スマホを見る女性
顔が見えない分、SNSの使い方には気をつけている人多数(※写真はイメージです。以下同じ)

「LINEは用事があればやりとりするくらいです。フェイスブックやインスタは映えを気にしてしまうのでやらない。ママ友をうらやましく思う自分もイヤ」(埼玉県・主婦・33歳)

「悲しいけれど、妬みなどの感情もあるので最大限配慮してSNSは使いたいと思います。配慮しないでバシバシアップしてるママ友には? と思った事もあります。仲よく、楽しく過ごすには、ママ友ともある程度のディスタンスが必要だと思ってます!」(東京都・主婦・44歳)

●義務感が生じた瞬間、ママ友づき合いが負担に…

「社宅に住んでいますが、定期的にイベントがあります。あまりよく知らない前から住んでいた方が多くて、誘われてグループに入れられましたが、欠席するときは気疲れします」(大阪府・主婦・34歳)

「インスタやLINEのタイムラインでだれとだれがつながってたり会っているのかわかるので、嫉妬とか、変な感情が沸き起こりそうなので見ないようにしています。そして自分も知られたくないので、インスタなどはしません。あまり仲よくなりすぎると、ちょっとつき合いが面倒です。定期的に会わないといけない義務感も出ますし…」(滋賀県・アルバイト・39歳)

「友達と思っていた人に子どもの習い事として年に数回お世話になっていましたが、任意参加の発表会に出られないと伝えると怒ってしまい、縁が切れました。無理に仲よくしようと頑張る必要はない。時期的なおつき合いと割りきるようにしています」(埼玉県・フルタイム・38歳)

気楽な友達づき合いとは違って、強制的な空気を感じると、途端に嫌気がさすこともあります。理由がわからず急に愛想が悪くされてしまった場合は、戸惑ってしまいますよね…。

●態度を急変させてきたママ友に困惑

笑う女性と不機嫌な女性「子どもが幼稚園時代にかなり仲よくしていたママさんたちと、小学校に入ったらいきなり疎遠になりました。そっけなくされたり、ランチの誘いも断られたり、かなりショックでした。嫌われているわけではないようですが、好かれてもない感じ。いまだに参観日などに会うのが億劫で、億劫でしかたありません。子ども同士は仲がよかったりするので、私のせいで子どもに寂しい思いをさせてそうで申し訳なく思います」(岐阜県・主婦・44歳)

●ほかのママ友との関係に配慮してるの?

「初めて行った子育て支援センターで出会ったママさんが、話をしてみたら同じアパートだという事が判明して盛り上がりました。私は車がなかったので、その日は帰りに乗せてもらう事に。次の日支援センターに行ってまた会ったのでお礼を伝えると、なんだか素っ気ない態度でびっくり。もともとほかのママ友さんと仲がよさそうだったのであまり関わらない方がよかったのかな? と感じました。でも同じアパートだし、スーパーも同じところに行くのでちょくちょく見かけて、ちょっと気まずいです」(秋田県・主婦・31歳)

この方が支援センターで出会ったママたちは、そのときは仲がよさそうに見えましたが、実際はだれかが引っ越したり、子どもが保育園や幼稚園に行ったり、ライフステージが変わるたびにつき合い方にも変化がある、表層的な関係だったと言います。
今は狭いコミュニティに執着せず、偶然出会えたママたちと、もっとラクな関係を築いていこうと思っているそうです。

お金の話はタブー。子どもの成績にライバル心。本当にあったママ友トラブル。

「クラスLINEグループなど、トラブルが0なわけじゃないからハラハラする学年があります」(神奈川県・主婦・35歳)

私たちの時代にあった連絡網と違って、LINEはとても便利なツールですが、ママ友間では思いもよらぬトラブルへ発展したというエピソードが寄せられています。

●旅行中、ママ友からLINEで長文の怒りが…。そのワケは?

指差しをして話す女性2人「同じ幼稚園のバス停のママ友LINEグループでは、バスに乗る際に子どもがトイレをしていたり、用意が遅れて遅刻するときは、必ず一言乗り遅れるので直接園まで送る旨をグループLINEしなくてはなりません。そしてほかの人はそれにわかりましたなど返信しなくてはならないんです。正直朝の忙しい時間帯にいちいち携帯を見る時間ないし、返信不要では? と思うのですが…」(愛知県・アルバイト・32歳)

この方は、家族旅行でお子さんが幼稚園を休む際に、事前に園の先生には伝えてあったものの、バス停ママ友には、LINEで連絡を入れていなかったそう。すると朝のバスの時間に大量のLINEや電話がかかってきてしまったそう。

「私用で休むと伝えたら、事前に言えとあるママさんから怒りの長文LINE。旅行中にため息が思わず出てしまいました。事前に先生にも伝えてあったんだからいいじゃん! と正直思いましたが、その後もめるのが嫌ですみません、お気遣いありがとうございますみたいな感じで謝罪しました。もちろんお土産は買いませんでした!!」

ママ友同士のLINEグループは、こうした特殊なルールが存在することがあり、うっかり対応をあやまると、非難の嵐に巻き込まれてしまうということも。

●ママ友間のヒエラルキー。マウントをとってくる人も

「幼稚園のとき、ボスママと仲違いしたらその後、ほかのママにも避けられました。バカバカしいので小学校ではだれとも関わらないようにしています。情報がなくて困ることより、わずらわしさがない方を選びました」(広島県・主婦・44歳)

「仲よしのママ友以外は、気をつかうので一緒にいたあと帰ると疲れていることが多いです。そんなに仲よくないのにプライベートな情報を聞き出しては人に広める人もいます。やたらとお金持ち自慢をする人も。どこまでママ友と考えていいのかがわからないし、ママ友と呼べなくてもいいのかなって思います」(東京都・会社員・38歳)

「ママ友は、子どもの友達の親であって私の友達ではないですから、気を使い疲れたりします。私が学年の親で最年少なので、マウント取ってくる人もいました…。適度な距離で接するのが自分もママ友との会話を楽しめると思います」(新潟県・会社員・33歳)

●ママ友との距離感に悩む人。家庭の事情に踏み込むのはNG

「ママ友同士でお金の話は本当にタブーです。習い事とか月謝について聞かれて、足し算されたり、いかに生活が苦しいかと盛って話されます。ママ友は、学生時代の友達と違って『個』のつき合いが難しいし、独特の距離感を感じます」(神奈川県・主婦・37歳)

「ランチになにを準備するか? 手土産はなににするか? など毎回悩みます。金額的にも高すぎず安すぎず、マンネリにならないよう、近所の人や保育園のママとは距離感が難しいです。共通のママ友が多いからこそ、あまり近づきすぎてトラブルになっても嫌なので、不必要に連絡を取り合ったり遊んだりはしないよう距離感を保っています」(滋賀県・育休中・35歳)

子どもを通じて知り合った親と、必ず仲よくなれるなんてことはありません。昔からの友人とママ友とは完全に切り離して考えているという人も多かったです。

●私立か公立か?ママ友同士の見栄の張り合い

背中合わせの女性2人「わが家は子どもを私立に入れているのですが、公立に入れているママさんから金銭面でひがんでいるような言い方をされたことがあります。しかし、うちが学費に使っている金額と、公立に通わせているママの毎日の服代、小物代(鞄、靴、アクセサリーなど)、美容院代(プリンになる前に髪を頻繁に染める、トリートメントに頻繁に通う、ネイル、脱毛、エステなど)、ママ友とのランチ代(週2以上)、きれいなママを維持するために使われている金額を比べたら、公立に通わせているママさんの方がかなりの金額を使っていた! ということに向こうが気がついて以降、羨ましがられたりすることはなくなりました」(京都府・主婦・31歳)

この方は狭い世界での見栄の張り合い、妬みが人生においてよい影響があるわけがないと考えて、ママ友とはあいさつを交わす程度のつき合いに切り替えたそう。

「“○○(子どもの名前)のママ”として生きていくよりは、しっかり自分の名前で呼ばれる生き方をしたいです」と語っていたのも印象的でした。

●子どもの成績で嫉妬!?いないところで悪口を言われているかも

「息子が同級生の親しくしていたママさんが、高学年になってから急に息子をライバル視するようになり、テストの点数や、走りのタイムなどしつこく聞かれるように。徐々に距離を置くようにしました。LINEの返信の時間を遅らせたり、ランチのお誘いを断ったり、顔の広い方なので私のいないところでなにか言われているかもしれませんが、関わることの方が辛かったので」(埼玉県・会社員・39歳)

はじめは気が合うと思ってつき合っていても、お互いに本質的な部分が見えて合わないなと感じることはよくあるもの。子どもの成長やライフステージの変化とともに、ママ友とのつき合い方が変わっていくのも、仕方のないことなのかもしれませんね。

<取材・文/烏丸莉也>