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夫婦別々で寝るようになって2年。同じベッドに戻るべき?

瀧波ユカリ
2020.01.29
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ライフスタイルの変化をきっかけに夫婦の関係が変わると、このままでいいのかな…と不安に思う人は多いのかもしれません。

「夫と別々に寝るようになって2年たってしまった」という読者のお悩みに、漫画家、エッセイストの瀧波ユカリさんが答えてくれました。

ついつい2年
夫と別々に寝ているけど、このままでいいの?

夫婦で別々で眠っています。元に戻すきっかけがつかめません

【お悩み】夫と別々に寝るようになり2年。本当にこのままでいいの?

結婚してから20年以上、夫と同じベッドで寝ていたのですが、2年くらい前から忙しい日々が続き、リビングで寝落ちするようになってしまいました。それ以来、ほぼリビングで寝るように。

夫も最初の頃は「ちゃんとベッドで寝たら?」と言っていましたが、最近は言わなくなりました。今ではすっかり自分ひとりのスペースとして、リビングを伸び伸びと使っています。

再び同じベッドで寝るきっかけがつかめなくて、「このままでいいのかな?」と悩んでいます。
(Cさん 滋賀県・52歳 夫51歳、長女23歳、長男18歳)

<瀧波さんからのアドバイス>リスクヘッジの観点からは一緒に寝た方が安心!

お悩みを読んだら思い出した! 私、子どもが生まれる前はよく夫と一緒にお風呂に入っていたんですよ。といっても、イチャイチャする感じじゃなくて、ふたりでひざを抱えて湯船に浸かりながらおしゃべりをしてましたね。

でも、今は一緒には入らないし、また入りたいとも思わない。いや、入ってもいいんだけど別にマストじゃないっていうか、やっぱりお風呂ってひとりが快適だよなー。現在の心境はそんな感じです。

Cさんも、「マストじゃない」ってことではないですか? 前は一緒に寝ていたから、またそうできたらいいなとは思う。とはいえ、今リビングで寝ていることに不便や不快を感じてはいない。むしろ、じつはひとりで寝るのがそれなりに気楽。そんな感じなのでは?

・夫婦の形は時間の流れとともに変わる

もしそうなら、今のままでもいいと思いますよ。夫婦の形って、時間の流れとともにいろんなことが変わっていくもの。どんなラブラブな夫婦だって10年20年たてば落ち着いてくるし、会話だって弾む時期もあれば少なくなる時期もある。

リスクヘッジ「本当はもっとこうしたい」「前みたいに戻りたい」という強い思いがあれば、昔の形を取り戻すために行動するのもいい。でもそこまでの思いがなければ、現状維持も全然アリ。お互いにとってその暮らしが快適であることがいちばん大事だと私は思います。

ただ、リスクヘッジの観点からいうと離れた場所で寝るのはおすすめできません。就寝中になにかあったときに気づくのが遅れるからです。具体的に言うと、就寝中の脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気の発症です。そういったことが今後、旦那さんに起きるかもしれませんし、あなたに起きるかもしれません。
でも一緒に寝ていれば、いつもと違ういびきやうめき声にすぐ気がついて対応することができます。命に関わる病気は少しでも早く対応することが大事です。一緒に寝ている方がリスクを軽減できるのは言うまでもありません。

・夫には提案する形にしてみる

ここで提案ですが、そんな話を旦那さんにさりげなくふってみてはどうでしょう?
「夫婦別々に寝ていて病気に気づくのに遅れて大変なことになったって話を聞いたことがあるし、やっぱり一緒に寝ようかなと思うんだけど」と言えば、旦那さんも自然に受け入れてくれるのではないでしょうか。

リスクヘッジ抜きにしても、一緒に寝た方が冬は暖かいしストーブ代の節約にもなりますよ。私は湯たんぽならぬ「夫たんぽ」で毎日ポカポカです。ぜひ一度、話をもちかけてみてくださいね。応援しています!

<取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【瀧波ユカリさん】

1980年、北海道生まれ。漫画家、エッセイスト。アニメ化もされた『臨死!!江古田ちゃん』(講談社刊)でデビュー。著書に『モトカレマニア』(講談社刊)など