蒼井翔太さんがあの名作に挑戦!キャスティングで驚いたこととは?
ESSE編集部
2019.10.02

透きとおった美しい声で注目を集め、アニメやドラマ、音楽など幅広く活躍する蒼井翔太さん。この秋、ミュージカルの名作『ウエスト・サイド・ストーリー』に挑戦します。その意気込みを語ってくれました。

蒼井翔太さん
ミュージカルの名作『ウエスト・サイド・ストーリー』に挑戦する蒼井翔太さん

蒼井翔太さんインタビュー「プレッシャーはありますが、自分の殻を破っていきたい」

●最初に聞いたときは『僕、マリア役じゃないんだ』と思いました(笑)

「『ESSE』さんなら、さわやかな色がぴったりかなと思って」。そう言って、自らターコイズブルーの衣装を選び、スタジオに現れた蒼井翔太さん。声優として『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズなど、数々の人気アニメに出演するほか、歌手や俳優としても注目を集めている蒼井さんがこの秋に挑むのは、ミュージカルの名作として名高い『ウエスト・サイド・ストーリー』です。

1957年の初演以来、世界じゅうで上演され続けてきたこの作品は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をモチーフに、若者たちの悲恋を描いた物語。蒼井さんは、敵対するグループの一員であるマリアと恋に落ちる、主人公のトニーを演じます。

「ロマンチックな恋を描きつつも、背景には人種や移民の問題というテーマもあって。そういう普遍的なメッセージがあるからこそ、60年以上も色あせずに愛されてきたんだと思います。大きなテーマを背負うプレッシャーはありますが、人生の大きな試練のひとつと捉えて、自分の殻を破っていきたい。どれだけ限界を突破できるか、自分との勝負だと思っています」

蒼井さんにとっては声優の先輩でもある、宮野真守さんとのダブルキャストも話題に。「僕は声が高い方だし、今までに女性役を演じたこともあるので、最初に聞いたときは『僕、マリア役じゃないんだ』とびっくりして(笑)。宮野さんと僕のラブストーリーだと思った方もいたようですし。ダブルキャストは初めてですが、この作品を愛する人が思い描くトニーの芯の部分はしっかり演じつつ、自分らしくトニーを色づけしていきたいです」

●体力だけでなく持続力や精神力も鍛えて臨みたい

公演会場となる『IHIステージアラウンド東京』は、360度回転する客席の周りをステージがぐるりと取り囲むという、独特なつくりの劇場。その形状を生かしたダイナミックな演出も見どころです。

「セットがすごく大がかりで、まるでニューヨークの街が、そのままステージになったよう。見る人も、その街の住人になったような気持ちで、物語に入り込めると思います。ただしステージが広すぎて、裏で迷子になることがあるそうなので、しっかり構造を頭に入れておかないと(笑)」

ステージを走り回る演出に加え、約2か月にわたる公演とあって、体力づくりも大きな課題です。

「バルコニーに上るシーンがあるんですが、今の僕の腕力で大丈夫か心配で…(笑)。それから、もともと僕はオンとオフの切り替えをほとんどしないタイプなのですが、今回はずっとはりつめたままだと気持ちがもたないと思うんです。“休む時間”“稽古に集中する時間”とメリハリをつけ、万全の状態にしておかないと。集中力がきれてしまうと、ケガにもつながりますから。体力だけでなく持続力や精神力も鍛えて臨みたいです」

透きとおるような声と穏やかな口調で、舞台に向けても思いを語ってくれた蒼井さん。ESSE11月号では、舞台への思いやプライベートでのリフレッシュ法を教えてくれました。さらに、ESSE11月号dマガジン版では、本誌に掲載しきれなかったカットを限定公開中。こちらもぜひチェックを!

<撮影/田形千紘 取材・文/ESSE編集部>

【蒼井翔太さん】
2011年、声優デビュー。おもな出演作に『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ、『KING OF PRISM』など。2013年、『ブルーバード』で歌手デビュー。11月よりミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』にトニー役で出演(11月6日~2020年1月13日、東京都・IHIステージアラウンド東京)

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