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20時半に眠くなる51歳の父。子どもたちもつられて早寝早起きに!<古泉智浩の養子縁組やってみた>

2020.11.23
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51歳の漫画家・古泉智浩さん。古泉さん夫婦と母(おばあちゃん)、里子から養子縁組した6歳の長男・うーちゃん、里子の2歳の長女・ぽんこちゃんという家族5人で暮らしています。
今回は、おばあちゃんと一緒に寝ることができなくなった子どもたちの、眠りについてのお話です。

おばあちゃんが病気に!子どもたちの就寝改革が行われます

ここ最近ずっと、6歳の養子のうーちゃんと2歳の里子のぽんこちゃんは、おばあちゃんの寝室で寝ていました。おばあちゃんのセミダブルのベッドでうーちゃんとおばあちゃんが寝て、その横に敷いた布団でぽんこちゃんが寝ます。

僕は、おばあちゃんがお風呂から上がって寝る支度がすむまで、布団でぽんこちゃんと一緒に寝て待ちます。2人の子どもはテレビを見ながら寝るのがすっかり習慣になっています。

部屋を暗くしてテレビをつけて、僕が先に寝てしまいます。それというのも大人が起きている素振りを見せると子どもは寝てくれないからで、僕だって夜の9時になんか寝たいわけでもなんでもないのです。
しかし、習慣とは恐ろしいもので、子どもがいてもいなくても8時半くらいになるともう眠くて眠くてたまらなくなってしまいました。

そうして、おばあちゃんが大体10時くらいに寝室に来て僕と交代しますが、僕はそのまま夜中の1時くらいまで寝ていることもあります。
なので、子どもが何時に寝ているのかよくわからず、保育園の連絡帳に何時から何時まで寝ていたのか適当に書いていました。

●添い寝ができなくなったおばあちゃん。子どもたちはどうする…?

ところが、おばあちゃんが病気になってしまいました。子どもが気になってよく眠れていなかったのが原因のひとつであることは間違いありません。
ベッドで寝ているうーちゃんはよく落ちそうになるし、布団で寝ているぽんこちゃんは掛布団をめくっておなかを出してないか常に気になっていたそうです。
子どもが望んでおばあちゃんと寝ることになっていたのですが、本当に申し訳ない。

「おばあちゃん、おなかがいたいからもう夜は一緒におねんねできないんだよ」
そう言い聞かせて、うーちゃんはママのベッドでママと一緒に、ぽんこちゃんは僕の部屋でベッドか、ベッドの横に敷いた布団で寝ることにしました。

うーちゃんも僕の部屋で寝るように誘いましたが、ベッドが狭いからと言って応じてくれません。たしかにママの部屋のベッドはセミダブルで、僕の部屋のはシングルサイズです。

うーちゃんはさすがに6歳なので、事情を把握しておばあちゃんと寝たいとは言わなくなりましたが、問題はぽんこちゃんです。

「おばあちゃんとねんねする」「おばあちゃんのへやでねんねする」
夜、9時に寝る支度をして部屋を暗くするとそう言って部屋を出て行きます。僕はもうその時間は眠くて耐えられず、起き上がる気力がありません。しかし、そうなるであろうことに備えて、おばあちゃんには9時より前に部屋に行ってもらうことにしていました。

「まっくらだった」「まっくらだった」
当てが外れたような顔つきでぽんこちゃんが戻ってきました。9時を過ぎて1本だけ『プリキュア』か『ポケットモンスター』を見せて、その後はニュースを見ます。ニュースをつけていると寝てしまいます。

布団に入る子ども僕も眠っていて、いつぽんこちゃんが眠ったのか正確なところは不明なのですが、オフタイマーをニュースのときに30分に設定してあり、それでテレビが切れてそのままであることから、9時半くらいには眠っていると思われます。

ただ問題があって、ぽんこちゃんが床に敷いた布団の掛布団の上に寝てしまうと、ベッドの布団をかけてあげる必要があり、仕方なく僕もその横で一緒に寝ます。夜中に目が覚めたときに、ぽんこちゃんをベッドに移して、僕が床の布団で寝ます。

ぽんこちゃんが僕の部屋を出てママの部屋に行くことも時々あります。そのときは、ママの部屋の床に敷いてある長座布団に上手に寝ています。保育園で使っている布団と同じサイズで、それが好きなようです。

●うーちゃんは早寝早起きからのポケモン朝活!一方、ぽんこちゃんの支度が早すぎる…

こうして寝るようになってから、うーちゃんが朝6時に起きるようになりました。それまではよく、金曜ロードショーなどで夜11時まで『ハリーポッター』の映画を見たりしていて、朝7時半くらいに無理矢理起こすこともありました。
そうして起こすとずっと不機嫌で、だらだら着替えてだらだらパンを食べて、なにを言っても返事をしないなど、本当にひどい態度です。

しかし、6時に起きるとなにしろ余裕があるので、だらだら着替えてだらだらパンを食べてもさっぱり気になりません。うーちゃんも余裕をもって行動して、余った時間でポケモンをしています。

うーちゃんが寝坊するときもあって、そういうときはなぜかぽんこちゃんが6時に起きます。ぽんこちゃんの早起きは、なにしろせっかちなので、さっさと支度をしてさっさとパンを食べて7時過ぎには保育園に行きたがり、先に靴を履いて待っているほどなので本当に困ります。

うちは朝8時から登園の決まりなので、早く行くとお金がかかります。そんなときは、うーちゃんにコーンフレークを出します。

「ぽんこちゃんもフレークたべるー」「ぽんこちゃんもフレークたべる~」
そう言って2回目の朝食を食べ始めるので時間稼ぎができます。

【古泉智浩さん】

漫画家。1969年、新潟県生まれ。93年にヤングマガジンちばてつや賞大賞を受賞してデビュー。里子を受け入れて生活する日々をつづったエッセイ『うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門』、その里子と特別養子縁組制度をめぐるエピソードをまとめたコミックエッセイ『うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました』など著書多数。古泉さんの最新情報はツイッター(@koizumi69)をチェック!

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