子どもが自然に片づける!定位置決めの成功例・失敗例
2019.03.22
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入園・入学を控えたこの時期、園グッズやランドセルの収納について考えている方も多いのではないでしょうか。バッグやランドセルが床に置きっぱなし、園服や上着が脱ぎっぱなしという話は「子どもあるある」です。

「収納方法が原因のこともありますが、収納を整える前にやることがあります」と教えてくれたのは、小学生のお子さんをもつ整理収納アドバイザーのサチさん。子どもの「ぱなし」を防ぐ方法を教えてもらいました。

収納を整える前にやること
動線を意識すれば、片づけが習慣化します

収納方法以上に重要!子どもの動きを観察して、最適な収納場所を見つける

子どもが片づけられない理由のひとつに「面倒くさいから」というのがあります。
とくにお片づけが苦手な子どもの場合、“わざわざ片づけに行く”という行動が面倒。

それならば子どもの生活パターンや動きを観察したうえで、動線上に収納場所をつくってしまえば解決します。

●子どもが必ず通る場所に収納場所を決めましょう!

園グッズ置き場わが家では入園当初、園グッズ置き場をリビング隣接のキッズスペースの奥につくったのですが、これが失敗でした。
面倒くさがった子どもによって、帰宅時にバッグや上着が玄関の床に放置されることに…。

そこで、玄関に放置されるのならば、玄関に置き場所をつくってしまおうと決定。玄関にフックを取りつけて定位置をつくることで解決しました。

玄関をすっきり見せたいという理想はありましたが、子どもが自分でお片づけできる収納にする、という現実的な方法に落ち着きました。

●ランドセル置き場は、翌日の準備や宿題の動線も考えて

ランドセル置き場幼児期は宿題や教科書がないので玄関収納でも大丈夫でしたが、学童期はそうはいきません。
入学前に子どもの生活パターンをシミュレーションしてつくったランドセルの定位置が、キッズスペースに入って正面の場所で、学習スペースから近い場所でした。

重いランドセルを背負って帰ってきて、家に入ったら一秒でも早くランドセルを置きたい、というのが子どもの心理。
部屋のドアから近い場所にランドセル置き場をつくると、床に置きっぱなしになることを防ぐことができます。

<成功例>

成功例上の図はわが家の間取り図です。
赤い線は帰宅後玄関を入ってから、ランドセルを置くまでの動線。できるだけ単純で短い動線が理想です。

青い線はランドセルを置いた後の動線。ランドセルや上着を置いたら、洗面所で手を洗うので洗面所に行きやすいことも考慮しました。

オレンジの線は手洗い後の動線。キッズスペースの円卓で宿題をするので、ランドセルとスタディスペースの近さも重要です。

<失敗例>

失敗例動線が複雑で長くなるほど、面倒になるため片づけが難しくなります。

娘の入園当初、園グッズ置き場をつくったのがこの場所でしたが、片づけられませんでした。
壁があるため死角になってすっきり見えるのはいいのですが、動線を無視したため床に置きっぱなしになってしまいました。

ランドセルと教科書置き場ランドセルと教科書置き場、給食袋置き場は一か所にまとめるのがポイント! 忘れ物を減らせます。

朝の支度がスムーズに上着や帽子置き場もランドセル横に。朝の支度がスムーズになります。

学習スペースをランドセル置き場の近くにつくる学習スペースをランドセル置き場の近くにつくることで、宿題もしやすくなります。

収納場所の決め方は、間取りや家族構成、子どもの年齢によっても変わってきます。
子ども部屋が2階、リビングダイニングが1階にあって、子ども部屋までランドセルを戻しに行けない…。という場合は、リビングダイニングの一角に学用品置き場をつくってしまうのも手です。

わが家も幼児期、学童期(低学年)と成長に合わせて最適な収納場所を決めるために試行錯誤してきました。
子どもの成長に伴って行動が変わっていくので、これからも子どもの動きを観察して、動線を考えることで対応していこうと思っています。

●教えてくれた人
【サチさん】

夫、長女(7歳)の3人暮らし。北欧テイストのインテリアや、暮らしをラクにする収納アイデアを人気ブログ「サチ…あれ♪~北欧インテリア~」で発信。著書に『サチのすっきり暮らす北欧インテリア』(宝島社刊)がある

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