子連れでもゆったりぜいたく時間!伊東で極上温泉旅
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2019.03.07

たまには週末や長い休みに、家族や気の置けない友達と温泉旅館でゆっくり過ごしたいもの。しかし、子連れはなにかと大変です。

子ども連れでもぜいたく時間が過ごせるのはどんな旅館なのか、旅行ジャーナリストの小野アムスデン道子さんにアドバイスしてもらいました。

温泉旅館
子どもだって温泉が大好き!一緒に思い出をつくりましょう

家族と一緒に温泉を楽しみたい! そんなときにおすすめの旅館って?

たまには自分にご褒美をあげたい! 子連れでも温泉を楽しみたい! そんな方に向けて、子ども連れでもゆっくり週末を過ごせる温泉旅館の条件をまとめてみました。

(1)ラクに行って帰れるアクセスであること

子ども連れだとマイカーでの渋滞は大変なので、「電車の乗り換えなし2時間まで」がいいですね。東京からだと神奈川方面で箱根、熱海、伊東、伊豆。山梨方面で石和温泉あたり。
駅から温泉旅館までの距離も近いところで探しましょう。

(2)寝室はベッドのモダン和室がラク!

モダン和室子どもと一緒に川の字もいいけれど、ラク旅にはリビングスペースが分かれているタイプの部屋がおすすめ。
夜に子どもが寝てしまってから、隣のベッドで本を読んだり、リビングでお酒を飲んだりとゆったりとした大人時間が過ごせます。
ときにはベッドに並んで、大人はマッサージをお願いするなんてぜいたくも!

(3)子どもの楽しめるアクティビティがある

温泉につかるだけではなく、子どもも楽しめるようなちょっとしたアクティビティがあると手も離れてうれしいですね。

(4)子ども用の食事を用意してくれる

子ども用の膳が用意されているか、ビュッフェスタイルの食事があると子どもも大満足。

(5)スタッフが子ども慣れしている

スタッフが子ども慣れしているカップル向けの旅館ではなく、家族連れが多い旅館を選びましょう。
さりげなく子どもに声をかけたり、子ども用グッズの貸し出しがあったりと、スタッフの子ども慣れが違います。
大人に優しく接してもらった経験が、子どもにとって思い出に。

子連れ&温泉好きに優しい旅館を伊東で見つけました

これらの条件に当てはまる旅館として見つけたのが、「星野リゾート 界 伊東」です。
東京から乗り換えなしで約1時間45分(特急踊り子号)で到着する伊東は、全国有数の湯量を誇る温泉地。

昨年12月にリニュールオープンしたばかりのこちらの旅館には、親子が気持ちよく過ごせるための仕掛けがあふれていました。

●大浴場、源泉プール、足湯と、子どもと一緒に温泉づくしの旅

温泉好きにはたまらない! 界 伊東は、大浴場、源泉プール、足湯とさまざまな形でお湯を楽しめます。露天風呂つきの部屋も。

露天風呂つきの部屋もきれいな庭を見ながら楽しめる足湯。ゆったりとしたスペースなので、家族一緒に入れます。

女湯の内風呂はヒノキ大浴場の女湯の内風呂はヒノキ。湯に入ったまま露天風呂に出て行くのが新鮮です。

泉質はリラックスできる塩化物泉、そして傷にも効くというほどで肌がしっとりする硫酸塩泉で心身ともにポカポカとほぐれます。
脱衣場の洗面スペースに椿油や椿のミストローションが用意されており、湯上がりの肌をツルツルのままキープ。

温泉深呼吸温泉の健康効果を高め、何倍も気持ちよく入浴できる「温泉深呼吸」やストレッチを学べる講座も。

20メートルある源泉プールうれしいのは、20メートルある源泉プールで泳げること。
水着や子ども用ライフジャケットの用意もあり、もちろんバスタオルも借りられるので、手ぶらでリゾート気分が味わえます。

おすすめなのが、到着したあとに足湯、部屋でくつろいでから源泉プール、そのまま露天風呂へという「温泉づくし」コース。
もちろん逆の順番でも、それぞれ別の時間に入ってもOKです。

湯上がり処湯上がり処には、伊東名物のぐり茶やアイスキャンデーがあって自由に味わえるので、子どもも一緒にゆったりと湯めぐりできます。

●子どもが眠ったあとは、モダンな和室でくつろぎの大人時間に

特別和室
和のキッズスペースに子どもは夢中!
もし3世代などの大家族やママ友家族と一緒に旅行するなら、8名定員の「特別和室」がおすすめです。和のキッズスペースに子どもは夢中!

4名用にベッドが並ぶ2つの寝室
ベッドが4つ並ぶ寝室が2つ。子どもが寝てから大人時間を楽しみましょう
キッズスペースを設けた和室をはさんで、4名用にベッドが並ぶ2つの寝室。8名まで一緒にワイワイ泊まれるのに、それぞれのプライバシーも保たれます。
このスペース分けは、大人だけで過ごす時間もつくれて、子連れ旅行にはありがたいですね。

●子どもにも旬のものを、だしのうま味で味わってもらいましょう

食事は、地のものを活かした和食をコースで。

和食をコースで
どこから箸をつけるか迷ってしまう豪華な八寸とお造り。伊豆の地酒やワインにもぴったり。
大人は、イセエビのお造りやキンメダイに熱々の椿油をかけて仕上げる台のものなど、旬の素材を味わえます。どこから箸をつけるか迷ってしまう豪華な八寸とお造りは、伊豆の地酒やワインにもぴったり。

和食膳子どもにも、季節感のある伝統的な食材をだしのうま味で味わってもらおうと、工夫された和食膳が供されます。食器や盛りつけがかわいらしく、目にも楽しいですね。

優しい味つけ
伝統的な食材を表した「まごわやさしい」の文字の下にイラストが隠れたお品書き。
食材の頭文字が「まごわやさしい」となるように栄養バランスが考えられており、優しい味つけで子どももにっこり。

●子どもも大人も楽しいアクティビティを体験してみました

アクティビティも充実しています。とくに地域の伝統や文化の普及に注力していて、花はんこづくりや椿油づくりを無料で体験できます。

アクティビティ
どの柄を押そうかなと考えながら、子どもも真剣に取り組む花はんこ
花はんこは、伊豆の消しゴム作家がつくったはんこをミニカレンダーの余白に押して、オリジナルカレンダーをつくるというもの。
子どもも参加できるので、どの柄をどこに押そうかなと考えながら、親子で取り組めます。

完成したカレンダー
こんなかわいいカレンダーができました
完成したカレンダーは持ち帰れるので、家族で比べ合ったり、お土産に渡したり、大事に取っておいたりといい思い出になりますね。

温暖な伊東は、椿の花を愛でることができる地。伊豆大島で生産される伝統的な椿油づくりも体験できます。
椿の種を割り、器具で油を絞るというのはなかなかできないレアな体験。絞った油は無料のガラスビンに入れて持ち帰り、爪や髪のお手入れに使えます。

かわいいガラスビン
作家のガラスビンは有料ですが、かわいくてお土産にもよさそう。
地元のガラス作家による椿をイメージしたかわいいガラスビンもあり、こちらは有料ですが、かわいくてお土産にもよさそう。

GWや夏休みに、世代を越えて愛される伊東での温泉旅はいかがでしょう?
子どもには思い出いっぱいの、大人にはぜいたく時間が過ごせる温泉旅になりそうです。

●今回伺った旅館
星野リゾート 界 伊東

<取材・文・撮影/小野アムスデン道子 撮影/福村美由紀>

●教えてくれた人
【小野アムスデン道子さん】

「ロンリープラネット日本語版」の編集を経てフリーランスへ。ポートランドと東京のデュアルライフと世界中を巡る取材で旅や食について執筆。【W LIFE】でも豊かな暮らし方を発信。