無理に減らさず、1軍の靴だけを持てるようになる基準!大事なのは用途の数
2017.11.21
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ゲタ箱整理のたびに、持ちすぎた靴を前にして反省…という人は多いのでは? 靴の数はメンテナンスの負担に比例します。それでも、すべての靴を使いこなせているのならまだいい方。もしも死蔵しているものがあったら、それは玄関スペースのムダ使いでしかありません。

ものが少ない暮らしを提唱するサロンを主宰する本多メグさんは、わずか5足の靴でやりくりをしています。数を減らすことができたのは、買うべき靴の基準をしっかりと持ち、しかも購入後も見直しの習慣を続けているから。おかげで玄関はすっきり、靴の手入れも行き届いています。そんな本多さんに、靴の持ち方について詳しく話を聞いてみました。

※写真はイメージです
※写真はイメージです

靴の総数は、欲しい数ではなく、用途の数で決める

普段からものを減らすようにしている私の靴は、5足だけ。5足だと困ると思われるかもしれませんが、日々の暮らしを見直し、用途別に最低一足ずつ持てば、じつは案外やりくりできると感じています。私が心がけていることをご紹介していきましょう。

●用途別にそろえる

用途別にそろえるそもそも靴の存在とはどういうものなのでしょう。長靴は雨の日を快適に。スニーカーは思いきった動きを可能にしてくれます。高いヒール靴は、おしゃれをしたい日に女性らしさをアピールするアイテムに。フォーマルな靴は、ビジネスや冠婚葬祭などの席で、TPOに合わせた身だしなみの一部として、相手への敬意を示す役割があります。

ということは、靴の数を減らしたいからと、いたずらに処分すると困った事態を招きます。必ず用途別に持つことが大切。とくに自分にかかわる「用途」分は必要です。

一般的な女性なら、日常的に使える普段履き、おしゃれする日用のきちんとした靴、運動用のスニーカー、冠婚葬祭用の黒のパンプス…このくらいは必要でしょう。

もし習いごとをしていれば専用の靴(和装用、ダンス、登山用など趣味のもの)も使うでしょうし、働いている方は通勤用の靴も必要になりますね。また、通勤靴は毎日同じものを、というわけにはいきませんから複数買うことになるでしょう。私は在宅ワーカーなので、ここは省くことができます。

●「兼用できるか」を考えれば、「用途」が多くても減らせる

「兼用できるか」を考えれば、「用途」が多くても減らせる上記の理屈だと、用途が多ければ、靴もそれだけ増えるということになります。そうであっても、靴の数は減らせます。ポイントは、1足で2つ以上の用途で使える靴を選ぶこと。つまり「兼用できるか」を考えましょう。

たとえば、運動用のスニーカーを日常履きに使うことはできそうです。また、通勤用のパンプスと授業参観用を兼ねるなども可能でしょう。通勤用の靴で、黒と茶色の2足持っていたとしたら、黒は冠婚葬祭など、フォーマルでも活用できそうなものにしておくと、冠婚葬祭用の靴を減らすこともできますね。

このように「兼用できるか」という点を踏まえて、靴を購入するのがおすすめです。もちろん兼用できるかの基準は、人によって異なるものなので、上記はあくまで参考例に。基準を見つけるのにはコツがあります。

まず自分が暮らしのなかでどんな活動をしているのか、具体的に思い浮かべてみるのです。「日常的なお出かけや買い物」「通勤」「幼稚園の送迎」「たまに高級なお店でランチ」「冠婚葬祭」…このように紙に書き出してみます。そこから用途別に、この靴は○○用、この靴は□□用…と、考えると自分の暮らしに必要な靴の数がわかりますよ。

●ものを持たない私の例

ちなみに私は、1年を通じて以下の5足しか持っていません。

・普段用のきれいめスニーカー
・運動用スニーカー
・冠婚葬祭用のストラップつきパンプス
・玄関でドアを開けるときに履くだけのサンダル(夫と兼用するためにLサイズをチョイス)
・冬場用のショートブーツ

じつは、冬場の冠婚葬祭用として、きちんとしたブーツを持っていたのですが、2年ほど履かなかったので処分しました。
もちろん、少なければいいという話ではありませんので、自分にぴったりの数を見つけることがベストです。

●整理したあとに調整する

購入したら終わり、ということにはなりません。自分のライフスタイルが変わって、「兼用できるか」の基準にも変化が生じることもあるでしょう。靴の劣化もありますから、必ず定期的に持っているもの見直して整理します。

その際は、まず用途別に靴をまとめて、俯瞰で見てみてください。数の必要最低ラインが見えてきます。そこから、同じ用途で靴が何足もあれば、減らす方向で考えましょう。
たとえば、おしゃれ靴を3足持っているとしたら、2足に減らせないか検討する、または、似たようなデザインの靴があれば1足減らす。

傷んでいる靴はこの機会に処分するなど考えられます。逆に、たりなくて買いたすことも必要になってくるかもしれませんね。

注意してほしいのは、自分の好きな靴まで無理に減らさないことです!
大好きな靴を履いて気分が上がるなら、それはとても価値があること。お気に入りの靴は、おおいに履いて出かけましょう!

これまで説明したことが習慣になれば、なにかあった場合、履いていく靴がないと焦って買いに行くことも減ります。今度の靴の入れ替えのときに、試してみてはいかがでしょう。

●教えてくれた人
【本多メグさん】

北海道在住のミニマリスト主婦。合理的でお金のかからない暮らしを提案するブログ「ミニマリストは世界を変える!」を更新中。主婦向けのオンラインサロン「主婦ブログステップアップ塾」を主宰