片づけられない人が陥りがち!「正しい収納」にまつわる7つの思い込み
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2018.01.17
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新しい年が始まり、そろそろ生活が落ち着いてきた頃でしょうか。新年一発目のチャレンジとして「今年こそすっきりした部屋に生まれ変わりたい!」と、片づけや収納にまで手を出す人も少なくないようです。ただ、過剰にやりすぎたり、高すぎる理想と現実とのギャップが激しいと、疲れを感じてしまうことも…。
「本や雑誌で目にするような美しい部屋を目指す必要はありません。片づけをがんばりすぎて、ストレスになってしまうのは本末転倒。見た目よりも使いやすさを重視するなど、“開き直る”だけで心も収納もラクになりますよ」と教えてくれたのは、精神科医の観点から「開き直り収納術」を提唱する奥田弘美先生。ここでは、片づけがうまくいかない人が抱きがちな固定概念を教えてもらいました。

正しい収納とは?

ストレスを感じない開き直り収納の考え方

あなたの頭に刷り込まれた、世に広まる「正しい収納とはこうあるべき」というイメージを払拭し、ストレスから解放されましょう!

●1.家の中に表の顔を持ち込んでいませんか?

きちんとしている、センスがよい、と人に認められるのはうれしいもの。とはいえ、そんな他者目線を意識した収納は、見栄や虚栄心を満足させることが優先となり、自分にも家族にも無理を強いることになってしまいます。

●2.ごちゃごちゃしていても運は落ちません

「片づけができないと運が落ちる」「片づければ片づけるほど運が好転して成功する」…。書籍などで目にするこうしたキャッチ―な文句は、根拠などありません。よくある思い込みです。片づけ下手ながら成功した人、人生を楽しんでいる人はたくさんいます。

●3.あなたの「理想の部屋」は家族の理想と重なっていますか?

自分の理想とする部屋が家族と一致していないと不協和音が生じます。概して男性や子どもは「住」への美意識に無頓着なもの。全員の気持ちが疲れ果てないためにも、お互いが落ち着く部屋について一度話し合ってみて。

●4.上げすぎた収納レベルを家族目線に寄せましょう

夫や子どもが協力してくれず、部屋が片づかない…。よく聞く話です。しかし求める収納レベルが高いと家族はついていけません。10歩先の収納ボックスを家族の居場所に近づけるだけで、収納へのハードルはすとんと下がります。

●5.収納に手間、時間、お金は必要ありません

たとえば、たまった書類をまとめるのに、ファイルを使わずに手持ちの紙袋にドサッと入れ、外側に中身を書いておくという方法もあります。手間や時間、お金をかけなくても、柔軟な発想で、ラクで便利な収納法は見つかります。

●6.きれいに片づいていることが本当に「よいこと」ですか?

家は、家族が健康を保つ程度に清潔で、快適で効率よく過ごせるのであれば、基本的に問題ないのです。片づいてないといけない、という固定観念に縛られ、むやみにストレスをためるのはやめてしまいましょう。

●7.片づけができない=ダメ人間ではありません!

片づけができる=きちんとしている正しい人、片づけができない=だらしのないダメ人間。この「お片づけ洗脳」から自由になりましょう。片づけができてもできなくても人間としての優秀さにはなんの関係もありません。

「片づけなきゃ」と思いつめず、よりよく暮らすためのいち手段として気楽に取り組んでくださいね。

●教えてくれた人
【奥田弘美先生】

精神科医、産業医として日々多数のビジネスパーソンの心身のトータルケアを行う。著書に『精神科医が考えた 忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術』(光文社刊)など

<取材・文/ESSE編集部>

精神科医が考えた 忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術


「片づけ」に挫折してしまった人・ストレスを感じる人必読!脳を使って、考え方を少し変えれば、片づけは劇的に楽チンになる!

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