片づけさせるには言い方が9割!子どもに効く魔法のフレーズ
2016.05.16
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 整え方アドバイザーとして、暮らしの上手な回し方を教える阪口ゆうこさん。自他ともに認める、ズボラ&家事嫌いながら、仕事・家事・育児をムリなく両立させています。今回は、子どもが片づけてくれないというお悩みに効く魔法のフレーズを教えてくれます。

毎日、子どもへのイライラが止まらない!

片づけさせるには言い方が9割!子どもに効く魔法のフレーズ
子ども達が帰ってくると、わが家のリビングは惨状に
 夕方になると、いつもイライラ…。なににイライラ? そう、片づけない子どもたちにイライラ!! 「散らかしたら片づけんかい!」「出したらしまわんかい!」と、毎日子どもにどなっていませんか?

 私も毎日悩んで怒り倒していた頃があります。 もちろん、どんだけ片づけやすい収納方法にしても、子どもたちだって気が乗らない日もありますよね。しかし、それを1日許せば翌日も…。「まぁ、お疲れなのね」と、また許せばその翌日も…。気がつけば、「あれ? 毎日私が片づけてない?」状態に。イライラが募る一方でした。

 そんなとき、ちょっとの工夫で、子どもたちに、片づけようかなと思わせることができます。 それは、やはり言葉と態度です。

やる気にさせるには言い方が9割

片づけさせるには言い方が9割!子どもに効く魔法のフレーズ
言い方を少し変えるだけで、子どもたちも意欲的に片づけに取り組めます
 赤ちゃん時代や幼児期はお母さんが付き添って「片づけようね~」と声をかけて手取り足取り面倒をみます。だけど、ちょっと大きくなってきたら、そのままのテンションではやってられません。

「もうお兄ちゃんなんだから!」「もう大きいんだから!」

 そんな言葉では、子どもたちのなかに「面倒くさい」がどんどん蓄積されちゃいます。「片づけは楽しいもの」「片付けは必要なこと」ということが伝わる言い方に変えてみましょう。わが家のやり方はこうです。

子どもたちが片づけたくなる言い方って?

 たとえば、散らかっているからご飯の準備ができないときには、まず、こんな風に子どもたちに声をかけます。

その1〈デメリットを明確に〉

片づけさせるには言い方が9割!子どもに効く魔法のフレーズ
「あるべき状態」=片づけのゴールは明確にすることが大事
「ご飯の時間がずれたら、楽しみにしていたアニメが観られなくなるね」 片づけなかったら起こるであろう本人へのダメージやデメリットを明確に伝えます。

その2〈持ち上げて、やる気をアップ〉

「でもこれぐらいの散らかり方だったら、あなたたちなら楽勝だよねー」 ストレートにアゲて、やる気をアップさせましょう。

その3〈選択肢を意図的に狭める〉

「テーブルの上と床の上、どっちから先に片づける?」 さらっと、やらないという選択肢がない、やるのが当たり前という戦法を繰り出します。

その4〈ゲーム性を取り入れる〉

「じゃあ3分でできるかな~! よーいスタート!」 タイムトライアルというゲーム要素を入れます。

 ここでのポイントは、クリアできるような余裕あるタイム設定にすること。そしてクリアした時はベッタベタのベタぼめに。

 わが家の子どもたちはこのやり方で毎日片づけをします。子ども達は楽しいことなら乗ってきます。大事なのは、親である私たちも楽しむこと! また、片づけのゴールを明確にすることもポイントです。やみくもに「きれいにしなさい」といっても、親の思う「きれい」と子どもの思う「きれい」は必ずしもイコールではないもの。「テーブルの上からものを片づけて」「おもちゃを箱にしまって」など、なるべく具体的な表現を使いましょう。

 これで、毎日のイライラから解消されるかもしれません。

【阪口ゆうこさん】
整えアドバイザー。夫、小学生の長男、長女の4人暮らし。自宅セミナーで収納や時短家事など暮らしをスムーズに回す工夫をレクチャーする。「HOME by REFRESHERS