ラップ、保存袋、ランチョンマット…。扉裏を活用した収納ワザでキッチンを快適に
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2017.04.03

 限りある収納スペースを有効に使っているはずでも、「モノがいっぱいでもう入らない~」という人も多いのではないでしょうか。そこで注目したいのが「扉裏」です。輝く主婦を発掘するコンテストで収納テクニックが評価され「ESSE Shu_fu of the year 2016」を受賞した鈴木淳子さんは、扉裏収納をかなり活用していると言います。

「扉裏というと、キッチンの扉裏にフックを取りつけて、お玉やフライ返しをつり下げるという収納テクニックはよくありますよね。でも、じつは使い道はもっとあります」。

 さっそく、鈴木さんの自宅で実践しているキッチンの扉裏収納について、アイディアを教えてもらいました。

扉裏は見えない場所だからこそ、自由に収納をつくれる

 扉裏は、お客様が来ても開けなければ見えない場所。だから、自分に必要な収納を自由につくりやすいというメリットがあります。

●キッチンスペース

キッチンスペース右側の扉裏には、いちばん上に幼稚園の年間スケジュールや月のスケジュールなど、長期的な予定をはっています。単にはるだけではスペースを取ってしまうので、50%に縮小コピーしてマスキングテープではります。こうすれば、B4のプリントもかなりコンパクトに。

キッチンスペースその下には、イケアの保存袋を箱ごと両面テープではっています。取り出しやすさも抜群!

キッチンスペースその下には、100均で購入できるマグネットもつくホワイトボードを両面テープで接着し、そこに無印良品の「マグネット付ラップケース」をつけています。ラップやアルミホイルを入れていて、中身は見えませんが、ラベリングすれば一目瞭然。ケースを統一するだけで煩雑感が少なくなります。

いちばん下には、100均のウォールポケットをフックを使ってつり下げています。シンクネットやスポンジなどの掃除グッズが集約されているので、キッチンの汚れが気になったら、振り返ってこの扉を開けば、ささっと掃除できます。

キッチンスペース次は左側の扉裏です。

キッチンスペース右側に比べて雑多な感じですが、見えないからいいのです!
使いやすさ重視。

ここには、いちばん上にフックをつけて、左側にはカレンダーを、右側には書き込むためのペンをかけています。これだけで、用事を忘れないうちにメモできるし、いつでも確認できるんです。

その下には、右側の扉でも使っていた100均のホワイトボードに、近々のお知らせものをマグネットではっています。マグネットのいい点は、取ったりはったりがすぐできること。用が済んだお知らせは、簡単にはずせます。そのうえ、ホワイトボードはコメントを書くこともできるので、カレンダーに書ききれなかったことや、急な用事を一時的にメモしておくのに便利です。

キッチンスペースいちばん下には、ペットボトルホルダーや保冷バックを吊下げて収納。子どもでも取り出しやすい高さになっています。

キッチンスペースこのように、ごちゃついて見えがちなものを扉裏に収納することで、キッチンをすっきりきれいに保つことができます。

扉裏につるすことで、持ち物がひと目でわかる!

●ダイニングの食器棚

扉裏はキッチンスペースだけでなく、ダイニングテーブルの横にある食器棚の扉も活用しています。ここの扉裏には、テーブルクロスやランチマットやペーパーナプキンなど、食卓に必要なものをおもに収納。

ダイニングの食器棚たとえば、いちばん左側の扉裏は、子ども用のランチマットの収納場所にしています。A4のクリアホルダーの開け口の長辺をテープどめして袋状にして両面テープで扉にはり、そこに入れるだけ。低い位置なので、子どもにお手伝いしてもらうこともできます。ペーパーナプキンなども同様の方法で収納。使いたいときに折れてぐちゃぐちゃということがありません。

観音開きになっている扉の左裏は、テーブルクロスを筒状に丸めて、その端を事務クリップどめし、フックにつるしてあります。箱などに入れて引き出しや棚などに収納すると、奥のものが取り出しにくくて、いつも手前の同じものばかり使っている…なんてことも。でもこれなら、持っているものを一度にすべて見ることができるので、まんべんなく使うことができます。また、ここは食器を選ぶときに必ず目に入る場所。この方法にしてから、しまいっぱなしで使わないってことがなくなりました。

ダイニングの食器棚ひと目でわかるように扉裏にしまう。たったこれだけで、取り出すのが面倒でなかなか使わなかったものも、使用頻度がぐっと増しますよ。

●教えてくれた人
【鈴木淳子さん】
夫、長男(6歳)の3人暮らし。輝く主婦を発掘するコンテスト「ESSE Shu_fu of the year 2016」では、使い勝手を考え工夫を凝らした収納術や、お金をかけずにおしゃれなインテリアテクが高く評価され「ノンストップ!賞」を受賞。お菓子やパンづくりも得意で、おうちカフェを楽しむなど、暮らしを楽しむアイデアを発信。