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50代のクローゼット収納。「捨てられない人」の解決策

2021.06.16

クローゼットは服やファッション小物があふれやすく、きちんと整った状態をキープするのが比較的難しいエリア。衣替えの季節になると憂鬱になってしまう人は多いのでは?
「クローゼットは、自分の性格と目指すゴールによって、向いている収納が違うんです」と話すのは、整理収納アドバイザー加藤ちえさん。その理由を詳しく教えていただきました。

クローゼット
収納力か時短かでクローゼットを考える

一目で中身が見渡せるのはハンガー収納。シワにならないので洋服のケアも最小限に

私自身も50代になり、服を厳選してもつことの大切さを実感しています。
忙しくて身支度に時間をあまりかけられない人にはハンガー収納がおすすめ。

「ハンガーに掛けて並べておけば、クローゼットをあけた瞬間にすべての服が見えます。コーデ選びも簡単! 取り出しやすいのもメリットです。たたみジワがつかないので、シワのばしやアイロンがけなどもほとんど必要ありません」

ハンガーに衣類唯一、デメリットとして挙げられるのがスペースの問題。
「ハンガーがかさばるので、ポールに掛けられる量には限りがあります。目一杯ギチギチに掛けてしまうと、取り出しやすいという利点が薄れてしまい逆効果。時短を優先するならワードローブを厳選する必要がありますね」

●服をたくさん持ちたいなら、たたみ収納に。ただし手間も考慮して

服の数が多い人、どうしても減らせない人にハンガー収納は向いていません。少し手間はかかりますが、たたんで収納するほうがたくさん入ります。

引き出しに衣類「たたみ収納は立てるのが基本。たくさん入ります。もうひとつ大切なポイントは、上の写真のように縦向きに並べること。手前から奥に向かって順に並べてしまうと、引き出しの奥に入れた服が目に入りません。引き出しを引いて、すべての服が見渡せるように縦に並べるのがおすすめです」

ただ、ナイロン素材やテロッとしたブラウスなど、きっちりたためないやわらかい服は立てて収納するのが難しいですよね。

たたまれた黒い服「自立しない服は、少しずつ奥にスライドさせて重ねてみてください。大きくふわっとたたむと折りジワがつきにくくなります。また、フロントのデザインが見えるように置くと服が選びやすいですよ」

ただし、やわらかい素材の服は、本当はハンガー収納のほうがおすすめ。
「たたむのに時間もかかってしまうので、服の管理にどこまで自分が手間をかけられるのか一度考えてみてください」

●オフシーズンだけたたみ収納にするのもアリ!

加藤さん自身はワンピース、ジャケット、シワになりやすいブラウス、スカートと服のほとんどをハンガー掛けで収納しています。ただ、オフシーズンの服はたくさん入るたたみ収納に。

クローゼットドア開け「衣替えで全部とり出してきちんとケアするので、ぎゅっと詰めて入れてもOKにしています。オフシーズンの衣類はメイン使いの白の大型クローゼットではなく、部屋の備えつけクローゼット内の衣装ケースに」

ドア閉めた状態備えつけクローゼットは部屋の扉のすぐ横にあり、扉の開く向きや取り出しやすさを考えると少し使いづらい場所。オフシーズンの衣類収納にぴったりでした。

クローゼットは毎日使う場所だからこそ、きれいに整えておくと気分すっきり。皆さんもぜひ参考にしてみてください。

●教えてくれた人
【加藤ちえさん】

整理収納アドバイザー。転勤族の夫と多数の引っ越しを経験し、収納に目覚め整理収納アドバイザー1級を取得。現在は15坪3LDK、3階建て狭小住宅に暮らし、「今! 使っている大切なモノを選ぶ幸せな整理」を実践している。自宅セミナーを行う整理収納サロン、パン教室を主催するほか、テレビ出演、整理収納アドバイザー2級認定講座の講師としても活動。ブログ「パンのコト…整理収納のコト…」ではすぐ真似できるコツや考え方などを日々更新中。

<取材・文/佐藤望美>

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