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服を減らしたい!1か月同じ服を着続けた結果、夫の衝撃的な一言とは

2021.04.08

シンプルな生活を心がける、ライフオーガナイザーの香村薫さん。服は全部で36着で生活しているそうです。

「でも、2度目の緊急事態宣言を機に、1日のうちに身に着けられる衣類の数は限られているのに、それに比べて持っている衣類の数が多いことが気になってきました。そこで、もし私が洋服を1着しか持ってなかったらどんな心境の変化があるのだろう、と考えるようになったんです」

ハンガーにかけられたたくさんの衣類
洋服は何着あればいい?

そこで香村さんは、1月16日~2月17日までの1か月間、毎日同じ服を着続けてみることにしました。

服は実際何着必要なの?1か月同じ服を着て考えてみた!

その結果、なにを感じて、どんな心境の変化があったのかを教えてもらいました。

1.服を減らすなら冬がベスト!ということがわかった

リビングに観葉植物香村さんは、インナーやアウターは自由でよし、というルールで始めてみたそう。

「このルールとまじめに向き合ってみたのですが、私は服を減らすなら冬の時期がベストだと感じました」

理由は3つ。

・外出時はコートを着るので、中に同じ服を着ていることがバレにくい
・汗はインナーを洗うことで対応できるので、選んだ1着の洗濯回数を減らすことができる
・家の中ではカーディガンを羽織る、などアレンジできてコーディネートを楽しめる

「そう考えると、冬の服というのは夏に比べて少なくてもよいのではと思いませんか? 私はこのチャレンジをきっかけに服をさらに3割(36着→26着へ)減らしました」

2.「1着を選ぶ」は自分の服に対する価値観の探求が必要だとわかった

ハンガーに黒の服次に、毎日着続ける1着を選ぶ必要があります。

「選ぶ条件として、私のなかで3つポイントがありました」

・ポイント1 洗濯がラクであること

「基本的には汚れないよう家事をするときはエプロンを装着するなど気を遣うのですが、それでも汚れたら洗濯が必要です。ドラム式乾燥機で乾燥しても大丈夫な素材の服であること、アイロンいらずなこと、季節感にマッチしていることを考えながら素材選びをしました」

・ポイント2 飽きない柄であること

1か月間同じく服を着ると思うと「飽きるのではないか?」という不安がずっとあったという香村さん。

「そこで、インスタライブで皆さんにヒアリングをしたところ、少ない服の数で暮らしている方たちが共通しておっしゃるのが『柄物は飽きやすい、白か黒が無難』ということでした。そこで私は真っ黒のワンピースを1着に選ぶことにしました」

・ポイント3 自分が強く思う価値観を入れること

服を選ぶときには、「アレンジしやすい」「とにかく着心地重視」「トレンドのデザイン」など人それぞれ譲れない価値観があると思います。

「私の場合は、『身体のラインが出ること』でした。これはちょうどコロナ禍でおうち時間が増えるので体重増加を心配していた、ということと、毎朝パジャマから服に着替えたときに、シャキッとしたい! という気持ちがあったからです」

服を1着に絞るとなると、「なぜこの服を選んだのか」、そして逆に「なぜ選ばなかったのか」を意識するようになります。

「本当に自分はこの服をもっておく必要があるのだろうか、ということを考えるいいきっかけになりました」

3.だれも私の服装に興味がないということがわかった

このチャレンジをするまで、「毎日同じ服を着るなら、さまざまなアレンジ(重ね着など)をするだろうな」と思っていたという香村さん。
ところが、実際はまったくと言っていいほどコーディネートを楽しむことをしなかったそう。

「チャレンジを初めて3日が経過したあたりで、服を選ばないってこんなにラクなんだ! と知ったことが大きな要因だと思います。もともと毎日服選びに時間をかけていたわけではありません。それでも、無意識で『昨日とは違う服を着なきゃ』と考えていたのだなーと感じました」

さらに衝撃的だったのが、2週間が経過したときに毎日在宅勤務をしている夫に「2週間同じ服を着ているのだけど知っていた?」と聞いてみたときのこと。

「『そのワンピースをよく着ているな~とは思っていたけど、ずっと同じだなんてまったく気づかなかった』と言うではありませんか。私が気にしているほど周りの人はだれも私の服装に興味がないということがハッキリしました」

1か月たってみて香村さんが感じたことは「1着でもなにも困らない」ということでした。

「とくに飽きることもありませんでした。ただ服に対しての興味が非常に薄れてしまったということに少し寂しさも感じます。今後はこのチャレンジを、1か月ごとに服を変えて、1年12着で着まわすというのもありかな、と思ったりしています。『いきなり1か月間1着で、なんてハードルが高い』と思われるかもしれません。でも、服に対する意識の変化は私の経験上すぐに出てきますので、洋服選びに悩んでいる人にこそ、まずは1週間だけでもトライしてもらえるといいと思います」

1か月1着チャレンジで、服に対する意識が変わったという香村さん。
服が多すぎて、毎日着るものを選ぶのに時間がかかってしまう…とお悩みの人は、1週間からトライしてみてもいいかもしれませんね。

●教えてくれた人
【香村薫さん】

株式会社ミニマライフ代表取締役、ライフオーガナイザー。「ほどよいミニマリスト」としてテレビや雑誌などで活躍。防災士の資格をもつ。ブログ「ほどよいミニマリストに。ミニマライフ.com」を主宰。『トヨタ式おうち片づけ‐5つの「しくみ」でみるみる片づく!トヨタ式超ラク家事‐5つの「S」でスイスイはかどる!』(ともに実務教育出版)、『トヨタ式 家事シェア』(主婦の友社)など著書多数

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