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4人家族65平米でもストレスフリーの家。ドアや収納で「仕切らない」

ESSE編集部
2020.11.19
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おうちで過ごす時間が長くなったいま、部屋の狭さが気になる、散らかった部屋にイライラ…と、ストレスを感じている人も多いのでは。

家族が家にいることで家事が増えても、お出かけで気分転換できなくても、ストレスをためないコツは「動きやすい」部屋づくりに! 整理収納コンサルタントである本多さおりさんのお宅で、その工夫を教わりました。

ダイニングに女性
本多さおりさんの自宅がすっきりしている理由

4人家族で65平米!でもすっきり暮らせる部屋づくりのヒミツ

今年の2月に中古マンションをリノベーションした新居で暮らし始めた本多さん。
「引っ越して間もなく外出自粛生活が始まりました。最初はどうなることかと心配しましたが、思いのほか平気でしたね」

仕事場も含めて65平米という限られたスペースでも家族4人が居心地よく過ごせる理由は、家事のしやすさを重視した部屋づくりにあるのだそう。

「リビングのソファだったり、ダイニングテーブルだったり…家の中でいつもいる場所って、じつは決まっているもの。動き回るのは家事のときぐらい。だから、家事の動線さえ動きやすくしておけば、家は狭く感じないんです」

使うものはすぐ手が届く場所に置く、ムダな動きを減らす配置にするなど工夫はあちこちに。

「今回のことで、家を居心地よくして、ストレスをためないことの大切さをあらためて実感しました。大人は働きやすくて、子どもは遊びやすい、そして家族みんながくつろげる家がいちばんですね」

実際の面積は小さくても、住み方の工夫で狭さが気にならない部屋はつくれます。そのノウハウを聞きました。

●1:あちこち行ったり来たりするのはとにかく面倒!家事のアクション数を徹底的に減らす配置に

木目キッチン洗面所、ランドリースペース、キッチン、仕事場を壁づけの一直線に。家事や仕事に必要なものはすべて同じ線上に並べて配置することで、ムダな動きも探し物もなくなります。

白のキッチンヒントになったのは団地時代の古い壁づけキッチン。最小限の動きで家事が完結。

●2:片づけも管理をするのも大変だから収納スペースは必要最小限で十分

最初に住んだ団地の収納は押し入れ1つだけ。収納が少なければ、生活するうえで本当に必要なものしかもたない暮らしになって、片づけも管理もラクになることを実感。

●3:仕切りが増えると狭く感じるから部屋はマルチに使える空間にして広々!

バス、トイレと収納以外はフルオープン。ぐるりと家じゅうを回れるつくりにすれば掃除もラクラク。ドアなどの仕切りがなく、用途に合わせて部屋を多目的に使えるから空間を最大限に生かせるように。

<新しい家には工夫がたくさん>

イラスト間取り

(1) ワークスペースは動線がよければ狭くてOK

ワークスペースはキッチンの延長線上に。横に移動するだけで仕事と食事づくりが切り替えられます。

(2) 通路、脱衣所、ランドリースペース…1か所で3役

浴室前の空間はダイニングにつながる通路、洗濯機置き場、仕切れば脱衣所にも。1つの空間が多目的に使えます。

(3) 玄関からすぐの洗面所で家族もゲストも使いやすい

リビングに向かう動線上に洗面所が。子どもたちも来客もすぐに手が洗えます。スペースを広くとり渋滞を回避。

(4) クローゼットは家族4人分をまとめて1か所に

下着とパジャマを除く、シーズンオン&オフの衣類をここに集結。今、必要なものと量に厳選するのが習慣に。

(5) リビングは寝室兼用にして昼は広々

家の半分は9畳+6畳の畳敷き。昼間は15畳のオープン空間。夜は引き戸で仕切り、6畳分を寝室として利用。

収納が少ないとモノが減らせて、管理もラク! 動線が短いとムダな動きがなくなって家事がラク! そんな本多さんのスマートな暮らしぶり、ぜひ参考にしてみてください。

<撮影/山田耕司 イラスト(間取り)/片山智恵 取材・文/ESSE編集部> 

●教えてくれた人
【本多さおりさん】

整理収納コンサルタント。夫と長男(4歳)、二男(2歳)の4人家族。『モノが私を助けてくれる10年先も使いたい暮らしに投資するモノ選び』(大和書房刊)など著書多数