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家を建てる前にやってよかったこと。ものを処分するためのコツ

高木瞳(ぽこりんママ)
2020.09.13
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注文住宅、建売住宅、分譲マンションなど、人生のなかでもいちばんの買い物と言える家。大きな決断をして購入するものなので、できる限り快適な暮らしができる空間にしたいですよね。
「快適な家を手に入れるために、事前にやっておいてよかったと思うことがあります」と話すのは、一年前に注文住宅で家を建てたという、節約術や時短家事術を雑誌やSNSで発信する家計改善コンサルタント・アドバイザーの高木瞳さん。その内容を具体的に教えてもらいました。

天井が高いリビング
一年前に建てた念願のマイホーム

満足度の高い家づくりのために、やってよかった3つのこと

以前はアパート暮らしで、楽しみながら節約をして貯金をがんばり、昨年念願のマイホームを購入したわが家。注文住宅で家を建て、引っ越してから一年が経った今もとても快適で、毎日「家を建ててよかったな」と感じています。
振り返ってみると、家を建てると決めてから実際に建つまでの間に行ったいくつかのことが、快適な家をつくるポイントになったなと思います。
今回は「家が完成するまでにやってよかったこと」を3つご紹介します。

●その1:「家づくりノート」をつくり、気づいたことや理想などを随時メモ

ノートとペン家を建てると決めてから、まずは1冊、「家づくりノート」を用意しました。そこに、家づくりに関することはなんでもメモ。具体的には…

・ハウスメーカーや工務店を回って気に入った設備、取り入れたいと思ったこと。もらった名刺を貼り、営業さんの印象などもメモしました。

・普段の生活のなかで「不便なこと」「苦手な家事」「もっとこうだったらよいのに」と思う、プチ不便など。書き出すことで、どんな設備にしたいのかが具体的に見えてくるようになりました。

・夫婦で理想の生活を話し合って書き込み。
夫は「ホームシアターをつくりたい」「ワインセラーを置きたい」。私は「家事がラクで自分の時間をもてるようにしたい」「片づけが簡単な家にしたい」。そして、「夫婦で並んでキッチンに立って、休日は一緒に料理して晩酌したい」など。

・理想のインテリアの写真を雑誌から切り抜いたり、ネットで見つけたものはプリントアウトしてはったり。

このノートは「イメージを具体化する」「夫婦間の認識の差をすり合せる」という効果が大きく、お互いの叶えたいことを間取りにしっかりと反映することができました。また、工務店との打合せのときも迷わず(もめることなく笑)息もぴったりで決められたのもよかったです。

●その2:家じゅうのものを見直し、必要のないものは手放しておく

引っ越しの前に思いきって家じゅうを片づけ、持ちものの見直しと取捨選択をしました。引っ越し作業のときに要るもの・要らないものを分けるのは一般的かと思いますが、今回、引っ越しよりもずっと以前にこの見直しを行ったのが吉と出たと考えています。
タイミングとしては、だいたいの間取りが決まり、各部屋の収納を決める段階で片づけを終わらせました。

人生がときめく魔法の片づけノート短時間で最後までやり遂げたかったので、こんまりさんの『人生がときめく魔法の片づけノート』という本を参考に、家の中の片づけを順番に進めました。

参照記事:こんまりさんの「片づけノート」が衝撃! サクサク片づいた

ノートの中身これは、片づけ前の写真。写真を取ることで、ものの量の多さを実感することができました。気づいたことを書き込めるので、「ものをつい積んでしまう」など自分のクセも発見。

ノートの中身すっきりされたページこちらが片づけ後の写真。すっきりと収納された様子を見ると、これから建てる家の収納イメージもつきやすくなりました。

不用品片づけを終えてみると、出てきた不用品の量にびっくり!

レシートしかも不用品をリサイクルショップなどで売りに出したら7300円で買い取ってもらえて驚きました。

引っ越してからせっかくの新居にものがあふれるのは避けたかったため、取捨選択をしたうえで絶対に必要な収納スペースはどのくらいなのか、ものの全量を把握してから収納を考えました。

「これはリビングに置きたい」「これは洗面所に」など、なにをどこに置いていれば快適なのか、ストックが増えたときに必要なスペースまで計算してから収納を決定したので、引っ越し後すべてのものがスッキリとつくりつけの収納に収まりました。家具を買いたす必要もなく、今も散らかりにくい家をキープできています。

ファミリークローゼットこちらは新居に設けたファミリークローゼット。家族全員の衣類の量を把握できていたので、どのくらいのスペースが必要か、どんな仕組みにつくるかなど決めやすくなりました。

見直しが終わっていたため、箱づめもスムーズで引っ越し作業もすんなりと進みました。
また、電化製品などの配置も具体的に決められたので、コンセントの位置もしっかりと計画することができました。コンセントはあとから追加するのが難しいので、考えておいてとてもよかったです。

●その3:ライフプランを立て、これから家や教育にかかるお金を試算しておく

パソコン画面間取りや仕様が決まり、だいたいの建築費がわかった頃、ファイナンシャルプランナーさんにライフプラン表を作成してもらいました。家をもつということは、毎月のローンだけでなく、メンテナンス費用がかかります。

今家を建てると、何年後に修繕費がかかるか、シロアリの薬剤散布はいつ必要か、地震や火災保険はいくらかなど、家の維持にいつ・いくら必要なのかを、今後の生活もふまえてシミュレーションしてもらいました。

その結果、子どもの大学進学と、外壁の修繕時期、車の買い替え時期が重なることが発覚…!

修繕、維持費も数十万円~数百万円単位なので、その費用を貯めながらローンを支払えるかまで含めて計算してもらいました。このライフプランの作成により、今後の支払いや貯金の計画を具体的にすることができ、納得して契約に踏みきることができました。無理のないローンのなかで、自分たちの希望を最大限に叶えることができたので、本当にやってみてよかったです。

ライフプラン診断、わが家は建築を依頼した工務店のサービスで受けられましたが、保険の見直し時など無料で受けられるものがいろいろとあるので、契約の前にぜひ一度受けてみることをおすすめします。

マイホームは一生に一度の大きな買物。準備や計画は、やればやっただけ、でき上がった家の満足度も上がると思います。これから家を購入される方の参考になればうれしいです。

●教えてくれた人
【高木瞳(ぽこりんママ)さん】

家計改善コンサルタント・アドバイザー。Ameba公式トップブロガー。2人の娘をもち、オフィシャルブログ「節約彩りLIFE*」にて楽しくできる節約術や家事の時短術を発信している。インスタグラム @pokorinmama