片づけのプロが「柄に穴のあいた歯ブラシ」を選ぶ理由
2019.10.28

「サステナブル」の重要性がうたわれる時代。日用品こそ、長く満足して使えるものを選びたいですね。

「使い勝手のよさはもちろんですが、“使ったあと”のことも考えたもの選びをしておくと、『しっかりと使いきった!』『最後まで使い勝手がいい!』などと、選んだものをより一層好きになれるかもしれませんよ」
そう語るのは片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さん。プロならではの、もの選びについて教えてもらいました。

片づけのプロのもの選び。歯ブラシ、スポンジ、ペットボトルはこう選ぶ

●歯ブラシは柄の部分に穴があるものを選ぶ

柄の部分に穴がある歯ブラシ
歯ブラシを選ぶポイントは3つ
私が歯ブラシを選ぶ条件は3つ。

1.見える場所に置くので、色は透明か白
2.ブラシのやわらかさ
3.柄に穴があいていること

歯ブラシをフックにかけている様子3つ目の理由は、歯ブラシとしての役目が終わったあとに、フックにかけて掃除用ブラシとして使うからです。
柄の穴には、フックにかけやすいようにカードリングをつけています。

ちなみに歯ブラシの柄に穴があるのは、成型機に熱で溶かした合成樹脂を流し入れて製造する際に、その樹脂の流れをよくする(ムラができないようにする)ため、結果的に穴があくという理由だそうです。
現在は技術の進歩により穴をなくすこともできるようになったとのこと(※サンスター及びライオンお客様相談室より)。

●キッチンスポンジはちょっと丈夫めを選ぶ

キッチンスポンジ元々は「色」で選んだこちらのキッチンスポンジ。
スポンジ自体に付着した汚れも取りやすく、厚すぎず手になじむサイズも気に入っています。

キッチンスポンジは1か月に1回交換しているのですが、使い終わったスポンジは、毎回ガスコンロ周りの掃除に使います。
これ以外に、黒色のスポンジをいくつか試しましたが、結局このスポンジに戻ってきました。
キッチンスポンジとしてのお役目が終わったあとの、最後のお仕事“しっかり掃除”のときまで快適なのです。

中のポリウレタンフォーム中のポリウレタンフォームを、ポリエステルの丈夫なネットで覆っている構造になっている組み合わせ。食器洗いのときだけでなく、掃除のときにも、とても使いやすいなと感じています。

●ペットボトルはラベルレスをセレクト

ラベルレスのペットボトル

わが家ではペットボトルの水を非常用も兼ねて自宅に常備しています。
普通のペットボトルなら、飲み終わったらペットボトルに巻きつけられたパッケージフィルムを外してゴミ捨てする必要があります。この作業、毎回外すとなると、意外と面倒くさい!

そんな小さなストレスを解決してくれたのが「ラベルレスペットボトル」。これなら、キャップと本体を別々にするだけでOK!
プラスチックゴミも減って、環境にも優しいペットボトルです。

使ったあとのことをちょっと考えるだけで、利便性がグーンとアップしますよ。

●教えてくれた人
【森麻紀さん】

愛知県名古屋市在住。夫、長女の3人暮らし。ライフオーガナイザー1級の資格を活かし、暮らしと空間を整える整理収納サービスを行う。ブログ「今の暮らし これからの生活」では“自分にちょうどいい片づけ方”を更新中

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