家族が集まって過ごすリビングは、家じゅうでいちばん居心地のいい場所にしておきたいもの。そのためには、スッキリ片づいた状態がいつもキープできる仕組みが必要です。
今回は、“賃貸でもできるDIY”を自宅で実践している人気ブロガー・えはみさんに、リビングにあると便利な収納のつくり方を教えてもらいました。

リビングは壁面収納を使って、家族が使いやすいナチュラルスタイルに
リビングでいちばん広い壁には、暮らしの道具を置いたり、テレビを引っかけて家族がリラックスできる空間に仕上げるのがコツです。
●壁に布をはり、おうちシアターを楽しむ
天井から布を下げ、プロジェクターを投影して“おうちシアター”に。
「使わないときは布を丸めておけばスッキリ。大画面で観られるのが楽しいようで、子どもにも大好評です」
●バタフライ型のデスクを普段はパソコン置き場に
DIYしたデスクは、用途に応じてあけ閉めができる優れもの。
「家が狭いので、スペースの有効活用にも役立っています」
●スライド式の有孔ボードでものを隠す
棚と棚の間にはめ込んで引き戸にした有孔ボードは、必要に応じて動かせるのがポイント。
「普段は電源タップやコード類を隠し、使うときだけスライドします」
●手に取りやすい位置にバッグかけをつくる
壁面の棚に引っかけた鉄の棒に、有孔ボードをフックでつり下げ、壁面収納に。
「デスクのすぐ横なので、バッグの中身を取り出して整理するのがラク。玄関に置きっぱなしにするクセがなくなりました」
リビングにたまりがちな暮らしの道具も、広い壁面を有効活用して空中収納すれば、部屋は広々と使えます。このアイデア、オススメです。
<撮影/砂原文 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【えはみさん】
千葉県在住。33歳。夫(31歳)、長男(5歳)、二男(1歳)と1LDKのマンション暮らし。“賃貸でもできるDIY”を実践し、ブログ「EHAMIの賃貸DIYリノベーション DIYで造るお気に入りの暮らし」で多彩なテクニックを公開