器好きが本気で考えた食器棚収納!限られたスペースを最大限活用するコツは?
ぶち猫
2018.09.24
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集め出すと止まらなくなるのが器の魅力ですが、悩ましいのは収納。
「お気に入りの器を手に入れたのはいいけれど、食器棚の中がぎっしりで取り出しにくく、結局いつも手前に置いてある器ばかり使ってしまう」という悩みは少なくないのではないでしょうか。

ここでは、テーブルコーディネートに定評のある料理ブロガーで、大の器好きでもあるぶち猫さんに、「本気で考えた、取り出しやすく使いやすい器収納」を語っていただきました。

ついつい増えてしまう食器をコンパクトに、使いやすく収納する方法

私が器を収納する際に気をつけていることは、調理中にワンアクションで取り出せるようにすることです。
基本的には、食器棚の扉をあけて取り出すだけ。毎日の食卓で使いたい器は、すべてその範囲に収まるように工夫しています。

そのために重要なのは、まずは器の総量を減らすこと。といっても、器好きとしてはできるだけ多くの種類の器を日常使いしたいところでもあります。

2つの相反する条件を満たすために、「食器棚の取り出しやすい場所を最大限活用するために、それ以外の器は奥の方にまとめてしまう」方法を実践しています。

食器
お気に入りの器をしまい込まずに使うための収納のコツとは?
たとえば、写真左側の白い飯椀は来客用で普段は使わないので、食器棚の上の方に収納しています。右側の絵つけの小皿はそろいで4枚あるのですが、普段使うのは家族の人数分(2枚)だけなので、残りの2枚は同じく奥の方にしまっています。

こうすると、食器棚の取り出しやすい場所を、普段使いしたい器のためだけに広く使うことができます。

器を衣替えもう1つ、器を衣替えするという方法もあります。たとえば、大きめのガラスボウル。涼しげな雰囲気で夏に活躍する一品ですが、秋冬の季節は使用頻度が下がるので奥の方に移動してしまいます。

かわりに、冬をモチーフにしたムーミンのマグカップや秋色のティーカップとソーサーを手前に。
季節に応じて使う器を変えることで、気分も変わって器の楽しみが広がります。

●専門の収納用品を使うことで、空間をより有効活用する

空間をより有効活用するより根本的な対策としては、器の収納用品を活用して空間を立体的に使うことで収納量を増やす方法があります。

たとえば、華やかで使いやすいけれど、場所を取りがちな大鉢の収納をどうするか。中鉢や小鉢と重ねて収納することもできますが、大鉢を使いたいときに上に重ねた器をどかす手間がかかるうえ、器同士がぶつかって欠けやすくなるリスクもあります。

食器収納用のラックを使うこういうときは食器収納用のラックを使うと、すっきりと収納することができます。
大鉢におかずを盛りつけたいときに、食器棚をあけるだけのワンアクションで器を取り出すことができて、とても便利。また、省スペースにもつながります。

大中小のバット、おろし器とクッキングスケールこちらは大中小のバット、おろし器とクッキングスケールです。
バットは調理中に頻繁に使うので、たくさん重ねると下の方のものを取り出すのがおっくうになりがち。また、おろし器の上は不安定なので、クッキングスケールはのせたくないのですが、ほかにちょうどよい置き場所もなく困っていました。

食器収納用のラックこちらも同じように食器収納用のラックを活用してみました。

上下に収納スペースは同じですが、バットを大と中小のサイズに分けて上下に収納したことで、取り出すときの手間が半減して使い勝手がよくなりました。
また、おろし器とクッキングスケールを独立して管理することができて、衛生面と利便性の双方が改善しました。

●かさばる大皿や中皿は立てて収納すれば、取り出しやすい

立てて収納ワンプレートの朝ごはんやパスタ、メインディッシュにも重宝する大皿や中皿。増えてくると収納に困るもののひとつです。
大きいものから順番に積み重ねてしまうと、下の方にある器を使うために上に乗せた器をすべてどかす必要があるので、つい上の方の器ばかりを使ってしまいがち。

ブックエンドのような形をした平皿用の収納用品そんな大皿や中皿の収納は、ブックエンドのような形をした平皿用の収納用品を使って立ててしまう方法がおすすめ。
何枚も重ねる必要がないので、器同士がぶつかって欠けてしまうリスクも減らすことができます。

ワンアクションで取り出すことができるなによりもどの器もワンアクションで取り出すことができるので、使いたい器をいつでも気軽に使えるところがとても便利。
パッと見てわかりやすいので、立てたお皿の柄や大きさをながめてその日の気分に合わせて選ぶことも簡単です。

小皿や豆皿も効率的に収納したいところ一方、手軽なのでつい集めてしまう小皿や豆皿も効率的に収納したいところ。

カゴにふきんを敷きつめた中に、縦になるように小皿を収納うちではカゴにふきんを敷きつめた中に、縦になるように小皿を収納して、このままキッチンの引出しの中に入れています。
ほかのものと同じく、縦収納にすることで、ほかの器をどかすことなくワンアクションで取り出せるうえ、一覧性もあるので、もっている器を活用しやすくなります。

●場所を取りやすいカップアンドソーサーはつり下げて収納する

カップアンドソーサーはつり下げてカップアンドソーサーの収納も難しい問題です。
積み重ねられないタイプもあり、ただでさえ収納場所を取るのに、平面に並べてしまうと奥のものが取り出しにくく、つい同じものばかり使ってしまいがち。

つり下げ型のラックカップアンドソーサーの収納の問題を解決してくれたのは、つり下げ型のラックです。カップを一列に3つずつつり下げ、あいた下のスペースにソーサーを収納できるセットです。

同じスペースで倍量のカップを収納することができるうえに、1つずつが取り出しやすくて、わが家にはなくてはならない収納用品になっています。

コーヒードリップセットこちらは趣味のコーヒードリップセット。欲望のままに買い集めてしまったもので、後悔はしていないのですが、なにせ台所が狭いのでもう少しすっきり収納できる方法を探したいところ。

立体的に収納今のところは、ほかの器と同じくラックを使って立体的に収納することで、収納場所を約半分にすることができています。ほんの少しのスペースですが、作業台が広く使えるので重宝しています。

●カトラリーはカゴに入れて一目瞭然に

カトラリー最後にカトラリーの収納について。

冒頭でも書いたとおり、うちでは収納を最大限に活用するために、お客様用の予備のカトラリーはまとめて奥の方に収納しています。キッチンのいちばん取り出しやすい引出しにしまっているのは、日常的に使う家族の人数分のカトラリーだけ。

分類してカゴに入れて必要最小限に絞り込んだカトラリーは、使いやすいように分類してカゴに入れてから引出しに収納しています。
こうするとどこになにが入っているのか一目瞭然なので、調理中でも慌てずに使いたいカトラリーを選ぶことができるようになっています。

●教えてくれた人
【ぶち猫さん(写真・文)】

猫2匹等と暮らしながら、ブログ「ぶち猫おかわり」にて、料理、お菓子づくり、ホームパーティ、旅行の記録、読んだ漫画の感想などをつづっている。器と調理器具、レシピ本を収集中