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料理家SHIORIさんがこだわりぬいた海外風オープンキッチン

ESSE編集部
2020.01.07
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新築ではなく中古の住宅やマンションを購入し、リノベーションして住む人が増えています。そこで、自分好みにリノベして理想の暮らしを手に入れた人にお話を伺いました。それぞれのライフスタイルに合わせて暮らしやすさを追求した、こだわりの住まいとは?

人気料理家・SHIORIさんのお宅を拝見!リノベで始める理想の暮らし

女性キッチンで調理中
料理をしながら会話できるのが楽しい
今回取材したのは、人気料理家・SHIORIさんのお宅。都内のヴィンテージマンションの一室を購入し、自分好みにリノベーションして暮らしています。キッチンの設計は、SHIORIさんのアトリエやお店も担当した設計士に依頼。それ以外の部分はリノベーション会社に工事を発注。キッチン以外をシンプルにすることで、予算を調整しました。

部屋の主役はオープンなキッチン。料理をしながら会話もはずみます。とくに目を引くのが、リビングとつながるオープンキッチンのカウンター。モルタルとステンレスの組み合わせでシャープな印象です。インダストリアルな雰囲気のイスは、木の部分をあえてやすりで削って味を出したそう。

「海外のインテリアが好き。旅先でちょっと暮らしたアパートや、訪れたカフェなどのイメージをつなぎ合わせています。将来的にはリビングの壁の一部を、雰囲気のある石壁にしたいですね。ここで暮らしながら、徐々に理想の部屋をつくりあげていけたらいいと思っています」

グリーンが映える、居心地のいいリビングルーム

家族がくつろげるよう、細部までこだわりぬいたリビング。3シーターのソファを中心に、SHIORIさんが集めた世界各国の家具を配置しています。

リビングルームソファと一人ソファ「赤いイスは、以前から集めているイームズのもの。クッションカバーは旅先の北欧で買いました」

リビング窓際にプランター観葉植物の管理は、グリーン好きの夫の担当。テラスだけでなく室内にも緑を置くことで、リラックスできる空間に。

女性イスに座ってお茶の時間お気に入りのイームズのイスでお茶をしリラックスするSHIORIさん。イスはそのときの気分でセレクト。

リビング真正面にドアと全身鏡リビングから玄関廊下へ続く扉は、家具メーカーにオーダー。
「ドアはちょっとアメリカンな雰囲気にしたかったので、自分で注文して、リノベーション会社さんに渡しました」

キッチン床リビング床境目キッチンの床は掃除のしやすいスレート(磁器でできたタイル)を採用。冷たくなるので床暖房を入れて、寒さ対策も万全に。リビングの床は、寄木細工のような模様が特徴のヘリンボーンばりになっています。
「じつはこれはリノベ前の床。すてきだったので既存の床をそのまま利用し、表面をけずって色だけ塗り替えています」

動線を意識し、使いやすさにこだわったキッチン

SHIORIさんの部屋の主役ともいえるキッチンで、とくにこだわったのは動線。冷蔵庫から食材を出して、洗って、切って、調理して、盛りつけるという一連の動作を効率的にできるレイアウトを依頼しました。

キッチンコンロの上に黒のお鍋「片づけが得意ではないので、収納は多めにして隠せるように。使用頻度の高い調味料やキッチンツールは、飾るように並べられる棚を設けています」

また、木の雰囲気を大切にしつつもほっこりした雰囲気になりすぎないよう、モルタルやステンレス、タイルでシャープ感をプラス。つり収納や引き出しの扉に使った木材はエイジング加工し、アンティークの風合いを出したそう。

キッチン引き出しグラスざる類シンク下の引き出しには、ザルやボウルなどの調理道具を。

キッチン引き出し食器類コンロのななめ下にある引き出しにはよく使う食器を収納。ここから食器を取り出して、上のカウンターで盛りつける流れ。

女性お弁当盛り付け広くて使いやすいワークトップ。

キッチン引き出し上段カトラリー箸コンロの背面に置いたアンティークキャビネット。
「このキッチンに合わせて購入した、イギリスのG-planというブランドのもの。ここにはカトラリーや食器を収納しています」

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【SHIORIさん】

1984年生まれ。料理家。『作ってあげたい彼ごはん』(宝島社刊)がベストセラーとなり、雑誌やテレビ、広告など幅広く活躍。料理教室「L’atelierde SHIORI」を主宰するほか、2017年に中目黒にファラフェルの店「Ballon」をオープン。近著に『SHIORIのむげん小鍋』(講談社刊)など