クローゼットの服を1軍だけにする基準は「同じ値段で買い直したいか」
2018.07.24
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クローゼットが洋服でいっぱい、でも着る服は限られていていつも同じ服を選んでいる、という方も多いのでは。
着ない服をいつまでもクローゼットに入れておくのは非経済的。外に着て行きたい! と思える服だけを入れておきたいものです。

「おしゃれが好きならクローゼットの管理も楽しみましょう。片付けづけようと気負わなくても、一着一着としっかり向き合えば自然とクローゼットは使いやすくなります」と語るのは、整理収納アドバイザーのはらむらようこさん。
クローゼットの服の見直し方についてお話を伺いました。

クローゼットの見直しを!ポイントは同じ金額を払ってその服を買い直したいかどうか

クローゼット
選ぶポイントは「同じ値段で買い直したいかどうか」
「洋服が増えて困っている」という相談をよく受けます。確かに、今は安くて質のいい服が手に入りやすい、ファッションが楽しい時代です。
一方で、衣類を捨てることには罪悪感がともなうもの。だから、クローゼットの片づけに悩む人が多いのです。

「片づける」と考えるとおっくうになりがちですが、変化し続ける流行や体型、好みやその人らしさをそのまま表すセンスのアップデートと考えてみてはどうでしょうか。意識を変えて取りかかると、有意義で楽しいものとなります。

●(1)クローゼットの中の服を1か所に集める

1箇所に集めるストールもネクタイも、タイツも、すべての衣類を集めましょう。

コツは、ハンガーごと、運べるなら収納ケースごと集めてしまうこと。手間が減ります。

●(2)からっぽになったクローゼットをきれいに掃除する

クローゼット服を入れていたときにはわからなかった広さに、ビックリするかもしれません。

●(3)服の山からひとつひとつ手に取り、もう一度クローゼットに戻すかどうか、分ける

このときの基準は「もう一度、同じ購入金額を出して買い直したいかどうか」。
「今の私に買い直してあげたい!」と思うものだけをクローゼットに入れていきましょう。
「どれを捨てるのか」でなく、「もう一度買い直したい?」と自分に問いかけることが大事。

●(4)戻した服の傾向を分析する

クローゼットに戻したアイテムには、色、柄、装飾、肌触り、値段、ブランドなど、好みが必ず明確に出てきます。同じような服ばかりが残ってもOK。
「いつも同じ服を着ていると思われない?」という心配は無用。服の好みの傾向があなたらしさ、信頼につながるのです。

ここで出てきた傾向を把握しておけば、買い物に行った際、服を選ぶのに役立ちます。

●(5)クローゼットに戻さないと判断した服は処分

不要と判断した服はいわば、茶葉の出がらし、味のなくなったガム。手放すことを考えましょう。
とはいえ、なかなか思いきれない人も多いかもしれません。

距離を置くそんな人は無理に捨てずに、適度な距離を取ることをおすすめしています。

ゴミ袋につめこみ、天袋や押し入れの奥へ押しこみましょう。着たくなったら、いつでも取り戻してOK! また、いつ捨ててもOKです。

ただ、いままで相談を受けた方で、一度いらないと判断した服を復活させる方はほとんどいませんでした。

不要な服を上手に選り分けて、クローゼットを大切な服を置く素敵な場所にしてほしいと思います。

●教えてくれた人
【はらむらようこさん】

大阪府在住の整理収納アドバイザー。夫と長女の3人家族。家事やものに振り回されていた自身の経験をもとに、暮らし全般の片づけサービスを行う。著書に『「好き」から始める暮らしの片づけ』(ワニブックス刊)がある。

「好き」から始める暮らしの片づけ


部屋も、家事も、服も、人づき合いも全部、「好き」なものだけ。予約のとれない暮らしのアドバイザー・はらむらようこの“毎日がHAPPYになる"メソッドが一冊になりました