罪悪感なし!「捨てない片づけ」の3つのルール
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2019.02.28

大掃除をがんばったにもかかわらず、はやくも家の中がごちゃごちゃ…なんて状況に陥っていませんか?

整理収納アドバイザーの三條凛花さんが提唱するのは、「捨てない片づけ」術。
かつては、家事も片づけもまったくできなかったという三條さん。その経験をふまえ、だれでも実践しやすい片づけ方を教えてもらいました。

「捨てたあとにモヤモヤ…」がストレスに。だからこそ捨てない片づけを

ものを捨てるときによく言われるのは「捨てて後悔するものはない」ということ。でも、本当にそうでしょうか。

そもそも日常生活で「後悔」すること自体があまりないと思うのです。逆に言うと、そこまで強い感情ではなくても、「残しておけばよかったなあ」「こんな使い道もあったのに…」「もう1度買わなきゃなあ」などという、ちょっと「モヤッとした気持ち」になったことはありませんか。

ものを減らして快適になったあと、私にはしばしばこうした「モヤッと」が訪れるようになりました。そこから生まれたのが「捨てない片づけメソッド」です。

●捨てない片づけメソッドとは?

捨てない片づけ
ものの使い道を考えるための「ひらめき待ちボックス」
「捨てない片づけメソッド」は、なんでもすぐに手放さないのがルールです。

1.捨てるかどうか迷ったら、「10秒」悩む
2.悩んでも答えが出なければ、思いきってゴミ袋へ
3.もしそれでも「もったいない」と後ろ髪を引かれる場合は、そのアイテムの新しい使い道を考える

3で、使い道がすぐに考えられない場合は専用箱にストックしておきます。使い道を思いついたらノートにメモすれば、捨てるか迷ったときの指標にも。

●ものを捨てる前に10秒判断をしよう

ものを捨てるかどうか決めるとき、たとえば、明らかにゴミだとわかるものや、壊れて修理もできないものなどは、すぐに「捨てよう」と思えるはずです。また、必要なものや大事なものは「残そう」と即断できます。片づけるときに立ちはだかる壁のひとつが、このどちらにも属さないものたち。
私はそうしたときに「10秒判断ルール」を設けています。10秒考えて決まらなかったら捨てるのです。

でも、それでも「まだなにかに使えそう」と後ろ髪を引かれることがあります。たとえば未使用のノート、ファイルやバインダー、ハンドメイドのグッズなど。

そうしたときは専用BOXに入れましょう。大きめの箱を「ひらめき待ちボックス」と名づけ、「なにかに役立ちそうだから捨てられない」ものたちをここに入れておきます。余力があれば、「ひらめき待ちリスト」をつくり、そこに中身をメモしておくと、このあとの作業が便利になります。

●捨てない方法を考えてみよう

日常生活の中で、なにか困りごとが発生したときこそ、「ひらめき待ちボックス」の出番です。暮らしにまつわる悩みの解決法を考えるときに、ひらめき待ちボックスの中身を見ながら、かけ合わせていくのです。すると、思わぬ化学反応が生まれ、ただ考えるよりもずっと簡単にいいアイデアが浮かびます。

ただし、もし家が足の踏み場もないくらいものであふれ返っている場合は、「迷っても捨てる」ほうを優先させてください。判断基準が甘くなって、結局捨てられなくなってしまう可能性があります。ものをある程度減らしてから「捨てない片づけメソッド」に取り組んでみてください。その過程で「捨ててもやっとしたもの」を把握しておくと便利です。

捨てなくて大丈夫!実際に活用できたものたち

●絵本のカバーは、ノートを彩る素材になる

捨てない片づけ子どもの絵本についてくるカバーは、あらかじめ外しています。以前はそのまま捨てていましたが、せっかくのかわいい絵を捨てるのが忍びない。そこで、イラストの描かれた部分を切り取って、箱に保存しておくことにしました。子どものお絵かきノートにはったり、自分のノート素材にしたりできます。

●クローゼットに灯りをともす

「これ、よさそう!」と衝動買いしてしまったランプ。つり下げ式で、引っぱるだけで電気のオン・オフをきり替えられるもの。使い道がなくて捨てるか悩んでいたので、同じく悩んでいた「クローゼットの中が暗くて服を決めづらい」という困りごととかけ合わせてみることにしました。

クローゼットの中に灯りをともすことで、服がより選びやすくなり、悩みが解消できました。

●すてきなデザインのものから使い道を生み出す

捨てない片づけ雑誌の付録についてきたり、ノベルティでもらったりして、ついたまりがちなのが「ポーチ」です。私はとりあえず、「持ち歩きたいか?」とデザインを基準に残すものを決めます。使い道を考えるのはそれから。

もともと病院セットを入れていたものの、専用ケースを買ったことでお役御免となったこのポーチには、お出かけ時の書きものセットをまとめることに。メモ帳とペンがあれば、出先で急に暇になったときでも考えごとができます。出先でやりたい作業があるときは、ここに追加で入れます。パンフレットなど出先でもらった紙をはさむのにも便利。

片づけの基本は「捨てる」ことです。それは変わりません。でも、気になるけれど「今はいらない」ものまで無理に捨てる必要はないと思うのです。新しい使い道を探してみませんか。

【三條凛花さん】
ライター、整理収納アドバイザー。夫、子どもの3人+2猫暮らし。家事をムリせず楽しく続ける工夫を発信。著書に『もっと動ける私になる!魔法の家事時間割』(扶桑社)、『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社刊)、『365日のとっておき家事 もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり』がある。ブログ:「365日のとっておき家事」

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にほんブログ村 家事ランキング部門1位! 整理収納アドバイザーであり、人気家事ブロガーである三條凛花さん、初の著者です。


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