使いかけの野菜がまたダメに…を解消!100均のスノコが救世主に
福田かずみ
2018.06.12
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使いかけの小さくなった野菜は、冷蔵庫の野菜室に埋もれてしまいがち。気がつくと奥の方で干からびていた…ということも。

「よくあることと思うかもしれませんが、じつは“4つのロス”が生まれていて、とてももったいないこと。ちょっとした工夫で改善できますよ」と語るのは、冷蔵庫収納家の福田かずみさん。

4つのロスの詳細と、その対処法について、教えてもらいました。

野菜を腐らせると生じる「4つのロス」とは?
野菜を腐らせると生じる「4つのロス」とは?

冷蔵庫の収納に失敗すると発生する「4つのロス」と、その改善策は?

冷蔵庫収納を失敗すると、「家計」「時間」「労力」「心」の4つのロスが生まれます。

●「家計」のロス:お金を払って買った野菜なのに、食べずに捨ててしまうともったいないことに。その分お金をムダにしたことになります。

●「時間」のロス:冷蔵庫を開けて、しまったはずの野菜を探しているときの時間です。忙しい平日朝や夜に、余計な時間をかけてしまいます。

●「労力」のロス:これは野菜を“探す”という行為そのもの。その野菜が見つかって調理できればまだしも、干からびていて食べられなかったら、家計も時間も労力も報われません。

●「心」のロス:干からびた野菜が出てくると、「もったいないことをしちゃったな…」と、残念な気持ちになってしまいます。

「使いかけ野菜専用の保存容器」を活用すれば、野菜の迷子が減る!

それでは、どうしたらこのロスをなくし、快適な冷蔵庫を保つことができるのかを紹介したいと思います。それは、「使いかけ野菜専用の保存容器」を活用すること。

ロスになりがちたとえばこの写真ですと、容器の中には使いかけのパプリカに、5個入りだったのがあと1個だけになったピーマン、1株だけ残った水菜や三つ葉、小さくなったサニーレタスが入っています。

家族の人数が少なかったり、お弁当づくりなどで少量だけ使いたい野菜も。たとえば三つ葉のように、お吸い物でちょっとだけ使いたい、といった野菜は、最後まで使いきれずロスになりがちです。

こうした、少しずつ使いたい野菜や半分になった根野菜などは、ひとつの容器にまとめて保存すると、迷子になることがありません。毎日の料理では、まずこの容器を開けて献立を考えるようにします。野菜室の中でも、優先して使いたい野菜がこの容器になるわけです。

半端野菜はこの容器に入れ、野菜室を開けたらまずここをチェック。この一連の動作を習慣にすると、野菜をロスなく献立に取り入れられるようになります。

容器の底にスノコを敷くと、適度な湿度が保たれる

こちらの容器の底には、スノコを敷いていますちなみに、この「使いかけ野菜専用の保存容器」に適した容器の仕様があります。

先ほどの写真で気づいた人もいるかもしれませんが、半分にカットされたパプリカも、使いかけのレタスも、ラップやペーパータオルを巻いていません。
こちらの容器の底には、スノコを敷いています。

洗った野菜を入れると、余分な水分はスノコの下に溜まるので、野菜の水腐れを防ぐとともに、容器内に適度な湿度が保たれる仕組み。

葉物野菜の保存に最適な湿度は95~98%と言われています。わが家の冷蔵庫の野菜室は湿度80%ですが、スノコのおかげで、この容器内の湿度はおおむね98%に保つことができています。なので、ラップなどをしないで保存しても心配がいりません。

ちなみに、密閉できる容器があれば、スノコ単体は100円ショプなどで購入することができます。ハサミでカットしてサイズ調整できるタイプもあるので、手持ちの保存容器にあうようにアレンジ可能です。

ただし高湿度が保たれるとはいえ、「この容器に入れている限りはずっと鮮度が保たれる」というわけではありません。とくにカットした野菜は、翌日の献立に生かすように心がけたいものです。

野菜室に「使いかけ野菜専用の保存容器」があると、どこかに埋もれて迷子になる野菜が格段に少なくなり、さまざまなロスを減らせます。

冷蔵庫収納に困っている方、ぜひ参考にしてみてください。

●教えてくれた人
【福田かずみさん】

冷蔵庫収納家。独自の冷蔵庫活用術を構築し、家庭の冷蔵庫から食料廃棄をなくす啓蒙活動にも積極的に取り組む。ブログ「美人冷蔵庫LIFE」を更新中