コストコで買いすぎてない?悪循環を防ぐ「ストック管理&買い物術」
下村志保美
2018.06.05
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まとめ買いが基本のコストコ。キッチンペーパーや洗剤など、コストコでしか手に入らないアイテムをついつい買いだめして、置き場所に困ったことはないでしょうか。

「私も以前はコストコで大量買いして、家にストックがあふれていました。今ではストック量を管理して、たりない分だけ買いたしています」というのは、ライフオーガナイザー、ファイナンシャルプランナー、家計アドバイザーの下村志保美さん。

今回は、ストックの残量を上手に把握して、買いすぎを防ぐための考え方と、収納テクニックについて語っていただきました。

ストックはしまいこまない!いつも見える仕組みで残量を意識する

コストコのキッチンペーパーやゴミ袋は丈夫で使いやすく、愛用しています。ですが大容量パックが基本のコストコはやはり量が多く、「どこに収納しようか?」と収納場所に困ることも少なくありません。

また「次いつ来るかわからないから」「なくなると不安だから」とついつい買いすぎて予算オーバーになってしまった、という方も多いのではないでしょうか?

ここでは、私が実践しているストック管理法をお伝えします。

●チラ見えでストック管理!ちょい置き防止にも

チラ見えでストック管理!ちょい置き防止にも私はファイルボックスの奥のデッドスペースを、キッチンペーパーやゴミ袋のストックを置くのに使っています。
ファイルボックスの後ろからストックがチラ見えするので、なくなったら一目瞭然。

この収納棚は奥行きが60cmであるのに対して、ファイルボックスは32cm。奥に寄せて使うと、手前に中途半端なスペースができてしまいます。

こういうスペースがあると、ファイルボックスの前になにかをちょい置きしてしまいがち。すると奥のものが取り出しにくくなるという悪循環を生んでしまいます。

奥にストックを置くことで、見た目もごちゃごちゃしないうえ、ちょい置きを防ぐ効果もあるんです。

●定期的にストックが見えるようにして、使い忘れを防ぐ

次に紹介するのは、収納ボックスの奥のデッドスペースを生かした収納です。

軽いイケアの収納ボックス高いところにある収納は、取り出しやすいように取っ手つきで軽いイケアの収納ボックスを利用しています。

換気扇フィルターのストックを収納ボックスの中には、換気扇フィルターのストックを。換気扇フィルターが必要なときは収納ボックスごと取り出すので、奥にあるものが目に入ります。

奥には、コストコで購入したペーパータオルのストックを収納奥には、コストコで購入したペーパータオルのストックを収納。普段は見えませんが、換気扇フィルターは月に1度交換すると決めているので、月に1度は必ず奥もチェックできる仕組みに。手前の収納ボックスの中身をチェックする期間も意識し、ストックを埋もれさせないテクニックです。

また、奥にペーパータオルのストックがあることで、収納ボックス自体が奥に入り込んでしまい、取り出しにくくなることも防げる、一石二鳥の収納です。

●使い始めの日を記入して買いすぎ防止

コストコでついつい買いすぎてしまう原因のひとつが、「次いつ来るかわからない」こと。
わが家からコストコまでクルマで30分。けっして遠くはありませんが頻繁に行く距離でもなく、多くて月に1度くらい。「次に来るまでにストックがなくなると困るから」と思って買い込んでいました。

解決法は、「ひとつの商品を使いきるのにどれくらいかかるか」を把握することです。

私は使い始めの日をマスキングテープに書いて、ストックの近くにはっています。私は使い始めの日をマスキングテープに書いて、ストックの近くにはっています。
こうすることで「ストックがどれくらいあれば何か月もつのか」がわかるので、次回からの買いすぎの防止になります。

多額の支払い前にひと呼吸。出費に敏感になる

コストコは1つの商品パッケージの量が多いので、1回あたりの支払いが万単位になることがほとんど。店内では山盛りになったカートを押している方が多く見られます。
私も1回あたり2~3万円を使います。

そうなると「たくさん支払うこと」に鈍感になり、「ついでだから買っておこう」「次いつ来るかわからないから買っておこう」とついつい買いすぎてしまいます。1000円、2000円の予算オーバーも「誤差」程度に感じられてしまうのです。

ぜひ支払いの前にひと呼吸。カートの中の商品を見直して「本当にこんなに必要なのか」と考えるクセをつけましょう。

また、「ペーパー類は必ず使うし、腐るものではないし!」と考え始めたら、危険信号。ペーパー類は腐りませんが、場所をとるんです。

ストックを置いている場所にも家賃やローンが発生していると考え、必要なものを必要なだけ置くようにしましょう。

私も以前は、自宅のロフトにストックを置いていましたが、ロフトに上がるのはストックを取りに行くときくらい。ストックの量が把握できておらず、あると思っていたものがなくて困ったり、もうすぐなくなると思っていたものがまだまだ残っていたり…と、ストック管理がうまくいっていませんでした。

今回ご紹介したように、ストックの残量と使いきるまでの期間を見える化したことで、買いすぎが防止でき、ストックを見て「ああ、また買いすぎちゃった」と落ち込むこともなくなりました。

1. 必ず目に入る場所にストックを置く
2. 使い始めの日をメモする

この2点を心がけながら、より一層コストコでの買い物を賢く楽しみましょう。

●教えてくれた人
【下村志保美さん】

ライフオーガナイザー、ファイナンシャルプランナー、家計アドバイザー。「空間・お金・心」の3つを整えることで、忙しい女性をサポートする「PRECIOUS DAYS」を主宰。面倒を避けいかにラクしてきちんとするかを考えることが得意