「生活感のないキッチン」のために処分したもの、新たに買ったものは?
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2018.04.13
憧れのオープンキッチンも、ものを置きすぎると生活感が出てせっかくのおしゃれ感が台無しに。思いきって、「キッチンに水きりカゴや三角コーナーを置かない」という選択もあります。

「それで家事が回るの?」という疑問に、一級建築士のブロガー・usagi worksさんが答えてくれました。

水きりカゴを処分!すっきりしたキッチンづくりのコツとは

キッチンは毎日使う場所だけに、使い勝手と見栄えを両立させたいもの。とくに悩みの種は、水きりカゴ。シンクで大きく場所を取るうえ、水アカなどのお手入れも大変です。

一級建築士の立場で暮らしやすい家づくりを発信している人気ブロガー・usagi worksさんも、水きりカゴを処分。その結果は?

●マイクロファイバーの高吸水マットにチェンジ

usagi worksさんの家はオープンキッチン。リビングダイニングからキッチンが丸見えになるので、常にきれいに片づけておかないと生活感が丸出し。

「冷蔵庫や食器棚はキッチンの背面のパントリーに入れて隠していますが、水きりカゴを出したりしまったりするのはなかなか難しいもの。出しっぱなしでもすてきに見えるデザインを選んで、来客時にはパントリーへ隠すこともありましたが、やっぱり面倒。清潔に保つのも大変なので、思いきって処分しました」

マイクロファイバーの高吸水マットきっかけにもなったのが、マイクロファイバー製の水きりディッシュマット。
「アメリカ製の商品で、濡れた食器やグラスの水気をすばやく吸い取ってくれるという高機能吸水性にひかれました」

水きりカゴ「わが家はシンク脇の作業スペースにこのマットを広げて、洗い終わったものをのせて水きりしています。約40×45cmと大きめで、食洗機に入りきらないお鍋やフライパン、ボウルなども置けるのでとても便利です」
自然乾燥「夕食のあと片づけでこの水きりマットを使い、翌朝までそのまま放置して自然乾燥。マットも食器も、朝にはすっかり乾いています。これまで水きりカゴの下に敷いていたトレーやタオルは、朝になっても湿った状態でした。清潔に保てず気になっていたのですが、このマットに代えてからストレスフリーに」

朝に少し水分が残っているときは、写真のようにユニットシェルフのカゴのバーに引っかけてさらに乾燥。でも、朝まで湿っていることはまずないそうです。

棚に収納「完全に乾いたら、ふたつに折りたたんで棚に収納。水きりカゴは収納スペースを確保するのが大変でしたが、マットなら場所をとらずパントリーもすっきりしました」
●朝昼の食器をまとめて食洗機にかければ、キッチンが汚れない

usagi worksさんの洗い物サイクルは、朝昼をまとめて1回、夕食の後に1回。
「食洗機をフル活用して、キッチンやシンクが汚れる回数自体を少なくしています。朝と昼に使った食器は1回にまとめて食洗機へ。お箸や汁椀、お茶のピッチャーなども別洗いしなくてすむよう、食洗機可のアイテムを選んでいます」
夜は手洗いですが、水きりマットのおかげでシンク内のすっきりをキープできています。

●生ゴミ用のゴミ袋は必要なときだけ出しておける折りたたみ式に

生ゴミの処理usagi worksさんのキッチンには三角コーナーもありません。
「調理中に出る生ゴミの処理は、飲み終わった牛乳パックやペットボトルを乾かすための折りたたみスタンドを活用。スタンドにポリ袋をかけて、生ゴミを捨てています。使うときだけセットでき、あと片づけが終わって生ゴミを捨てたら、折りたたんでしまっておけます。これでキッチンカウンターの見た目がすっきり」

水筒やペットボトルを立てて乾かす用途にも、もちろん活躍。スタンドごと水きりマットの上に置けば、早く乾きます。

シンク下の引き出しに収納「しまうのが面倒にならないように、すぐ手が届くシンク下の引き出しに収納する場所をつくっています」
使う場所としまう場所をなるべく近づけるのも、片づけやすさのポイントに。
●生活感が出がちなタオルは、システムキッチンになじむ色を

生活感が出がちなタオルキッチンでは欠かせない手拭きタオルも、生活感がにじみ出やすいもの。
「システムキッチンのベースカラーになじんで目立ちにくい、チャコールカラーのタオルを使っています。隣にかかっているのは無印良品の業務用キッチンダスター。ダスターといえば派手な色が多いけれど、これは落ち着いたグレーなので、かけっぱなしにしていても素敵に見えます」

●食器洗剤の水・液だれ防止には100均の珪藻土コースターが使える

珪藻土コースター極力ものを減らしているusagi worksさんですが、「キッチンで手放せない」というのは珪藻土コースター。
「食器用洗剤の下に敷いています。食器を洗っている途中で洗剤をたすと、水がボトルをつたって底についてしまうのが気になっていました。キッチンカウンターに丸く跡が残ってしまうのを防ぐため、コースターを使うことに。100円ショップで購入しましたが、洗剤のボトルにもぴったりなサイズ。これで毎日の食器洗いがさらに快適になりました」
この珪藻土コースターは、洗面所でハンドソープ置きとしても愛用しているとのことです。

汚れやすいキッチンは、なるべくものを置かず、汚れがつきにくい仕組みをつくると、毎日の家事がぐんとラクに。
キッチンが狭い、掃除が面倒などと感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

●教えてくれた人
【usagi worksさん】

一級建築士の知識を生かして設計した2世帯住宅に家族4人で住む。usagi worksとして夫婦で創作活動を行っている。暮らしやライフスタイルをつづったブログが人気。ブログ「usagi works」を更新中

<取材・文/佐藤望美>