一生リバウンドしない片づけ方法。「期間を決めて一気に」「衣類からやる」
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2018.04.08
「ときめくものだけを残す」というメソッドが支持されている、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さん。今はアメリカを拠点に「こんまりメソッド」を発信し、その影響力は広がり続けています。
今回は、「一気に片づけるコツ」について教えてもらいました。

アメリカでの片づけレッスンアメリカでの片づけレッスンの様子。広いクローゼットで服を一枚ずつ手に取り、ときめきチェックすることの大切さを説明しています。

春は、「片づけ祭り」の絶好のタイミングです

「新年度が始まり、区切りとなるこの季節は、片づけに絶好のタイミングです。年末できずにモヤモヤが残っている方も、暖かいこの時季なら体もスッと動き、家のリセットがしやすいので、ぜひ再挑戦してみてくださいね」と近藤さん。一気に片づけるためのコツを詳しく教えてもらいました。

●ときめき片づけは短期間で一気に!

私が提唱するときめき片づけは、短期間で一気にやるのが基本。スムーズな片づけには順番があるのです。

衣類 → 本類 → 書類 → 小物 → 思い出の品

私はこの順番をおすすめしています。ジャンルごとに家じゅうからものを出して集め、ひとつずつ手に取ってはときめくかどうかを判断し、残したものはすべて定位置を決めて収納します。

大変に思うかもしれませんが、これを一気に、短期に行うのがベスト。なぜなら、一度にすべて片づけることで、意識の変化が劇的に起きるから。これを私は「片づけ祭り」と呼んでいます。

祭りは、毎日やるものではありません。「やるぞ!」と決め、盛り上がった気持ちでわーっと行い、終わったらお祭り気分から日常に切り替える。これが大切なのです。
「毎日少しずつやれば、いつかは全部片づくはず」なんて気持ちでやっていると、片づけはいつまでたっても終わりません。

●片づけを「いつ始めていつ終えるか」予定を決めるのが大事

二女がサイズアウトした服これまで、片づけの個人レッスンをさせていただいた経験で言うと、「えっ、一気ってどのくらい?」とけげんそうな顔をされる方もいます。「長くて半年ぐらいですね」と答えると、「半年って長くない?」という反応も。

もちろんかかる期間は、ものの数や、部屋の広さによっても違います。また、仕事などの関係により、数日間連続で片づけられる人もいれば、週末に集中してやる人もいるので、自分のライフスタイルのなかでしっかりスケジュールを組んでいけばよいのです。

大事なのは期間ではなく、いつ始めていつ終えるのか、予定を決めること。ノートやカレンダーに書き出すと、決意も固まります。ちなみに片づけ祭り、アメリカでは直訳の「tidyingfestival」のほか「tidyingjourney(片づけの旅)」などと、自分流の呼び方に置き換えている方もいて、おもしろいですね。

●時間がなければカテゴリーごとに片づけるのもOK

そして、片づけ祭りは「正しく」やれば、その後行う必要はありません。
一度片づけ祭りをしてしまえば、日常の片づけは、使ったものを元に戻すだけ。きれいな部屋で理想の暮らしを送ることができるのです。

あとは、「そろそろこれもお役目終了かな」「迷って残したけど、やっぱりときめかないな」など、気づいたものを、その都度手放していけばよいだけです。

そう考えると、一生のうちの半年って、長くはないですよね? ただ、子どもが小さくて、一気に片づけは無理というケースもあります。うちは娘が2歳と1歳ですが、今、片づけ祭りをするとなったら、私でもハードルが高いと感じます。

そんなときは、たとえば衣類のなかのトップスなど、1カテゴリーだけを、お昼寝の間にバーッとやる「小刻みな一気」を繰り返すのがよいと思います。このとき、あらかじめ次のタイミングを決めておき、すぐ続きができるようにするのがポイントです。

片づけは、いやいやながらではなく、楽しみながら取り組むと気持ちよく進みます。「今日はここまで制覇しよう!」と、ゲーム感覚でやってみるのもよいかもしれませんね。

片づけをスムーズにしたいなら、こんまりさんの近著『人生がときめく魔法の片づけノート』(扶桑社刊)が参考になります。ぜひ、チェックしてみて。

●教えてくれた人
【近藤麻理恵さん】

片づけコンサルタント。「ときめくかどうかを基準に片づける」メソッドが人気となり、米『TIME』誌で「世界でもっとも影響力のある100人」に選出される。夫、娘2人とアメリカに在住。『人生がときめく魔法の片づけノート』(扶桑社刊)が発売中

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>

人生がときめく魔法の片づけノート


床が見えないゴミ部屋をホテルのスイートルームのように劇的に変える片づけコンサルタント。2015年、米国「TIME(タイム)」誌 世界で最も影響力のある100人に選ばれました!