<実例>取りやすくしまいやすい!オープン収納のつくり方
ESSE編集部
2019.04.08
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新年度が始まると、なにかとものが増えて部屋は散らかってしまいがち。収納スペースがたりない! とお悩みの場合は、既存の収納をうまく使いこなせていないことが問題かもしれません。
とくに目線より上にあるスペースや、かがまないとものが取れない棚の下段などは使いにくく、デッドスペースになりがちです。

背の高いオープン食品棚は、ケースを投入して頻度別にゾーン分け

でも、置くものや入れ方を工夫するだけで、あらゆる収納スペースの使い勝手を改善することができるんです。
今回は、整理収納のプロ・吉川永里子さんが、キッチンの背の高い収納棚を使いこなせず困っているという読者のお宅を訪問。簡単な収納ルールを設けて、上段も下段も使いやすい、機能的なオープン棚に大変身させました。

[BEFORE]

キッチンの背の高い収納棚
「どこになにがあるのかわからない」改造前の棚
改造前のМさんの食器棚。乾物やラップ類、料理本などが混在してどこになにがあるかわかりませんでした。

[AFTER]

吉川さんによる大改造後の収納棚吉川さんによる大改造後の収納棚。収納ケースを活用したり、ゾーニングを徹底するなどの工夫で全段使いやすくなりました。

その場しのぎでものを入れているため、なにがどこにあるかまったくわからない状態だった読者Мさんの食器棚。
まずは使用頻度ごとに3ゾーンに分割し、透明やメッシュの収納ケースに分類し並べることでひと目でわかるように整理していきます。ケースに合わせて棚板の高さも調整。

上段は、たまに使うものゾーンにする

手の届きにくい上段には、使用頻度の低いものを保管します。

取りやすいよう、取っ手つきケースに入れてしまう目線より上にある上段は、ホットサンドメーカーなど、ときどきしか使わないキッチン家電を収納。
「取っ手つきケースは、サッと手に取れるからラクですね」とМさん。

取っ手つきケースコードなどの付属品もまとめて入れれば、あれどこ行った?」がなくなります。

中段は、よく使うものゾーンに

腰から目線の高さにかけて3段は、もっとも取り出しやすいゴールデンゾーン。使用頻度の高いものを保管します。

●中身が見える深めのケースに1ボックス1ジャンルで収納

中身が見える深めのケース頻繁に使うものを集め、中身の見えるケースに1ボックス1ジャンルに分ければ、あちこち探す手間も省けます。

深さがあるケースを使い、開封分もストックも一緒に収納するのがおすすめ「深さがあるケースを使い、開封分もストックも一緒に収納するのがおすすめ。持っている量を把握できて、ムダ買い防止になります」(吉川さん)

●目線より下には浅型カゴで、上から取りやすく

浅型カゴ浅めのカゴで余白をつくり、上から見て中身がわかるように。ここに入るだけと決め、保存袋、レジ袋、お弁当箱入れにします。

下段は、重いものゾーンに

下の2段には、やや使用頻度の低いものや、重いものを保管します。

●根菜などの重いものは下段にまとめて

重いものは下段にまとめて乾麺を深さのあるケースに立てて入れ、重さのあるレシピ本や根菜、米と一緒に収納。
「根菜は手前が低くなっているボックスなら、下段でも出し入れしやすいですよ」と吉川さん。

●教えてくれた人
【吉川永里子さん】

収納スタイリスト。Room&me代表。個人宅の整理収納サポートや自宅セミナーなどを行う。2児の母で、ワーキングマザー目線の整理収納提案が人気。著書に『あなたもつかめる! もう探さない人生』(主婦の友社刊)ほか

<撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>

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