本日100歳!家事達人・吉沢久子さんが実践する、老けない暮らしのヒント
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2018.01.21
所要時間: 2
献立を考えて料理したり、手順を工夫しながら掃除したり…。単調に思える毎日の家事には、じつは脳を活性化する要素が詰まっています。脳の専門家の加藤俊徳さんも、「毎日なにげなく行っている家事は、じつは脳のトレーニングにぴったり」と語ります。家事をとおして上手に使えば、脳はスムーズに働くようになり、いくつになっても成長し続けられるのです。
そんな加藤さんの考えをあと押ししたのが、今日1月21日に100歳を迎えた生活評論家の吉沢久子さんとの出会いでした。
「雑誌の取材で、脳のMRI画像を撮らせていただいたとき、当時90代と思えないイキイキと若々しい脳に驚きました。日々の家事のなかでも五感をフルに活動させ、新鮮な感動や驚きを忘れない吉沢さんの暮らし方は、“脳トレ家事”の生き証人です」。今回は、そんな吉沢さんの暮らしをご紹介します。

老けない暮らし

毎日の家事を見直せば、いくつになっても元気な脳に

“脳トレ家事”を意識すれば、毎日が楽しくなり、アンチエイジングにもつながります。吉沢さんの若々しさの秘訣、ぜひ参考にしてみてください。

●90歳を過ぎても進化する吉沢さんの脳

脳のMRI吉沢さんの脳のMRI画像を、年齢で比べたものがこちら。思考をつかさどる、前頭葉の先端部分・超前頭野(思考系脳番地)を通過する神経線維の枝ぶりが、右脳、左脳ともに太く成長しているのがわかります。
※出典:『家事で脳トレ65』 主婦の友社刊

●観察しながら野菜を育てる

観察しながら野菜を育てる庭で季節の野菜を育て、料理に使うのが吉沢さんの楽しみ。

観察しながら野菜を育てるなんと、稲も育てています。「“お米の花”を一度も見たことがないと気づいてから、自分で育ててみたくなったんです」。知らないことへの旺盛な好奇心と行動力がさすがです。
●季節の手仕事をする

季節の手仕事をする四季折々の食材を使った保存食づくりは、吉沢さんの年中行事。「大好物の紅ショウガは、いただきものの赤梅酢を使って、毎年10月につくります。年末には、知人に手伝ってもらってゆべしづくりをします」。

●旬のものを食べる

旬のものを食べる旬の食材は、味がよく栄養もたっぷり。「庭で育てた野菜や、いただきものなど。旬のものはそのまま食べてもおいしいし、どんなふうに料理しようか考えるのも、その時季ならではの楽しみです」。

●手入れして長く使う

手入れして長く使う「真ん中に穴のあいた木ベラは、ソースを混ぜるときにも軽くて使いやすいの」。すりこぎは、庭の山椒の木が枯れたときに、大工さんがつくってくれたもの。

手入れして長く使うこまめに研いで使っている包丁は、なんと20年以上も愛用しています。日頃のケアが、長もちの理由です。
●遠方の人ともこまめに交流

遠方の人ともこまめに交流いただきもののお礼や、読者からの手紙への返事も必ず書いているという吉沢さん。「世代が違う人とのやりとりも多く、新しい発見がたくさんあります。きれいなハガキを用意し、気負わず書くようにしています」。気が向いたときにサッと動けるよう準備しておくのも、老けない家事のヒントです。

●動線を考えて使いやすく配置

動線を考えて使いやすく配置お取り寄せが大好きという吉沢さん。宅配便が届いたときもあわてずにすむよう、玄関先のスリッパの横にハンコを置いています。

動線を考えて使いやすく配置「代引き用の小銭も玄関近くに置き、スムーズに対応できるようにしています」。
●気負わずに人を招く

気負わずに人を招く「掃除は以前ほどできなくなったけれど、気にせず人を招きます」。玄関からすぐの部屋が来客用のスペース。テーブルには手入れの手間がなく、長もちする花を飾っています。「お花もルーペを使って観察すると、肉眼で見えない小さな部分までよく見えておもしろいものです」。身近なものを観察したり、疑問に思ったことを調べるようにすれば、生活のなかに新しい発見があります。

●教えてくれた人
【吉沢久子さん】

1918年生まれ。生活評論家、エッセイスト。文芸評論家・古谷綱武氏と結婚。家庭生活を支えつつ、メディア出演、執筆、講演など広く活躍。60代で姑、夫と死別後、ひとり暮らし。著書に『ていねいな暮らし―ここちよい生活歳時記』(清流出版刊)ほか

【監修/加藤俊徳先生】
脳内科医・医学博士、加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。脳活動計測法fNIRSや脳番地トレーニングの開発者。MRI脳画像を用いて、胎児から超高齢者まで1万人以上の脳を診断し治療。著書に、『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』(あさ出版)、『悩まない脳の作り方』(辰巳出版)、『脳科学者 加藤俊徳の脳若返り革命ドリル』『今日からお金が貯まる脳トレ』(共に主婦の友社)など多数。

<撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>

ていねいな暮らし―ここちよい生活歳時記


今に生かす「もったいない」の心、すこやかな一人暮らしの衣食住、小さなしあわせの見つけ方。伝えたい、簡素な美しい暮らし。暮らしの知恵にあふれた四季のエッセイ。


アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書


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悩みの原因は「心」ではない!最新脳科学による究極の感情コントロール法。


脳科学者 加藤俊徳の脳若返り革命ドリル


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