ボールペンや朱肉のシミ、「アルコールジェル」でキレイになります!
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2018.04.06
事務作業をしていると、不注意でペンや朱肉を洋服につけてしまうことがあります。そんな困ったシミは、意外にも消毒用のアルコールジェルで落とせるってご存知でしたか?

「水彩絵の具や靴クリーム、さらに花粉など特殊なシミにも、アルコールジェルは効果を発揮します」と教えてくれたのは、シミ抜きのスペシャリストで、洗濯術の著書もある横倉靖幸さん。その方法を伺いました。

粘度のあるジェルが汚れに密着して落とす

最近はいろいろな色やタイプのペンが出回っていますが、油性、水性問わずペン類のシミに使えるのがアルコールジェル。アルコール成分で油分を浮き上がらせつつ、粘度のあるジェルがインクの成分に密着して落としてくれます。また、水彩絵の具や朱肉、花粉などのシミ抜きにも効果的。

●基本の落とし方

まずは基本の落とし方をマスター! ボールペンのシミがついたシャツを洗ってみます。

1.シミがついた生地の下にタオルを敷く

タオルを敷くボールペンのシミなどがついた生地は、シミがついた面を下にして、その下にタオルを置きます。

2.アルコールジェルをたっぷりつける

たっぷりつけるシミのついた生地の裏側から、アルコールジェルをたっぷりつけます。

3.タオルをずらしながら歯ブラシで押しつける

歯ブラシで押し付けるジェルがタオルまで浸透するように、歯ブラシで押しつけます。タオルにインクが移ったら位置をずらし、色移りがなくなるまで繰り返してください。

4.水でよくすすぐ

水ですすぐ水の中にシミ抜きした部分を浸し、泳がせるように揺らしてよくすすぎましょう。その後、洗濯機か手洗いで普段どおりに洗います。

【after】きれいに落ちた!

落ちた洗濯機で洗っても落ちなかった、ワイシャツの袖口につけてしまったボールペンのシミ。まったく跡がわからないほどきれいに!

●厚手の衣類についたシミはスクラブ剤もプラスして落とす

厚手の服にペンのシミをつけたときは、インクが奥までしみているので、スクラブ剤も使うと便利です。ただし、カーボンを使っている黒インクのペンは残ることもあるので、その場合は専門店に相談しましょう。

1.アルコールジェルをつけ、歯ブラシで押しつける

歯ブラシで押し付けるシミがついた面を下にしてタオルの上に置き、シミのついた生地の裏からアルコールジェルをたっぷりつけ、歯ブラシで押しつけます。

2.男性用スクラブ入り洗顔料を塗り込む

洗顔料を塗り込むシミのついた面を上にして、スクラブ剤を指の腹で優しく円を描くように塗り込みます。ザラザラした感触がツルツルになったら完了。

3.水でよくすすぐ

水でよくすすぐ水の中にシミ抜きした部分を入れ、指でなでてスクラブ剤を落としながらよくすすいで。その後、洗濯機か手洗いで普段どおりに洗います。

●教えてくれた人
【横倉靖幸さん】

茨城県で「クリーンショップ ヨコクラ」を経営。シミ抜きをはじめとする衣類のメンテナンス技術に定評がある。家庭で簡単にシミ抜きできる「魔法水」を編み出し、テレビや雑誌などで紹介され、話題に。月半分は全国を巡り、同業者に向けたセミナーを行う。著書に『魔法水でシミが落ちる!』(扶桑社刊)がある。

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>

魔法水でシミが落ちる!


「シミ抜きの神様」と呼ばれ、全国から依頼が殺到するクリーニング店が考案した万能シミ抜き剤「魔法水」がついに書籍化!