分厚いセーターもちゃんと乾く!家でニットを手洗いするコツ
古田武
2019.03.18
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厚手のニットやセーターは、何枚もクリーニングに出すと意外と高額に。お気に入りのアイテムこそ、家でお手入れしてみませんか?
ここではクリーニングのプロ・古田武さんに、難しそうなイメージのある分厚いニットやロングカーディガンを、家で手洗いするコツを教わりました。

分厚いニットやロングカーディガンを家で手洗いするコツ

まず、基本のニットの手洗い方法を確認しましょう。

(1)首回りや袖口を石けんで前処理する

(2)お湯に中性洗剤を溶かし30回押し洗いする

(3)お湯を出しながらすすぐ

(4)柔軟剤を加えて毛並みを整える

(5)軽く絞って30秒脱水する

(6)干す前に袖やリブのシワをしっかり伸ばす

(7)平干しネットで乾かす

(8)完全に乾いたらドライヤーをかける

厚手のセーターやロングカーディガンの場合は、手順ごとにさらにポイントがあります。

●厚手のニットセーターを洗うコツ

厚手のニットセーター
厚手のニットはしっかり脱水してから、シワがつかないように干すのがポイント
厚手のニットは水を含むとなかなか乾かないので、しっかり脱水してから、シワがつかないように干すのがポイント。
「干すときは、使用したバスタオルが濡れたら取り換えて」

・手順(5)のときに軽く絞り1分間脱水にかける

軽く絞り1分間脱水にかける手順(1)~(4)までは基本の洗い方で手洗いし、軽く絞ったら、約1分脱水。
「洗濯機の機種によって脱水の具合が違うので、水が滴らない状態を目安に」

・手順(7)のときにシワがつかないようにタオルの上で平置きに

シワがつかないようにタオルの上で平置きに厚手のセーターは折り曲げたりするとシワになってしまうので、平らな場所にバスタオルを広げ、その上に形を整えて干します。バスタオル1枚でたりないときは、複数使用します。

●ロングカーディガンを洗うコツ

ロングカーディガンロングカーディガンも、基本の洗い方はニットセーターと同様です。
「ボタンのケアと、干し方にちょっと注意すれば、難しいことはありません」

・手順(5)のときに脱水前にボタンをアルミ箔で保護する

脱水前にボタンをアルミ箔で保護する洗濯機で脱水する際にボタンは破損の恐れがあるので、アルミ箔でしっかりとくるんで保護しておきます。脱水方法はニットのセーターと同様に。

・手順(7)のときに薄手のものなら専用ネットに広げてOK

薄手のものなら専用ネットに広げてOK薄手なら、ニットのセーターと同様に平干しネットなどで干す。はみ出した部分は、そのまま垂らして大丈夫。
「厚手の場合は、平らな場所にバスタオルを広げて干しましょう」

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【古田武さん】

クリーニング店会長。海外での研修を重ね技術を磨き、東京・麻布に『レジュイール』を設立。高級ブランドからの信頼も厚く、百貨店などで講習も行う。著書に『家庭でできる洋服の洗い方とお手入れ』(マイナビ刊)

家庭でできる洋服の洗い方とお手入れ 家庭でできる洋服の洗い方とお手入れ

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