牛乳をつぎたしてつくる自家製ヨーグルト。ずっとつくり続けて大丈夫?
2016.04.11

「これって大丈夫?」と確信をもてないまま、食品を保存したり、食べたり、捨てたりしていませんか? みなさんの「こんなときはどうする?」に答えます

Q:知人に分けてもらったヨーグルト菌に牛乳をたしてヨーグルトをつくっています。もう2年になりますが、とくに異臭や色の変化はなく、味もおいしい。このままずっとつくり続けて大丈夫なのでしょうか?(大阪府・はちさん・35歳)

A:色の変化や刺すような酸味、ピリピリした刺激、苦味などがなければ大丈夫

ヨーグルト 上手に種ヨーグルトを取り、正しい方法でつくっている限りは、何年でもつくり続けることが可能です。ただし、悪臭がする、色がピンク色、褐色、灰色などに変化する、刺すような酸味がある(正常なカスピ海ヨーグルトは、一般のヨーグルトより酸味がマイルド)、ピリピリとした刺激や苦味などがある場合は、カビや雑菌が侵入・繁殖している恐れがあります。食べたり、種ヨーグルトとしての使用はやめましょう

Q:毎朝マーガリンを30分ほどテーブルに出しっぱなしにしていて、とろとろにやわらかくなってからまた冷蔵庫へ、の繰り返し。パンくずも少々入ってしまっていますが、品質は大丈夫?(岐阜県・ゆちさん・37歳)

A:一度溶けると風味は劣化します。必要な分だけ取って即冷蔵庫へ戻して

マーガリン「マーガリンは一度溶けるとカビが発生しやすくなり、風味も戻りません。ご使用の際は必要な分だけを取り、バターナイフなどは入れっぱなしにせず、容器のフタをきちんと閉めて、すぐに冷蔵庫に戻すことをおすすめします。また、容器の中のマーガリンにパンくずなどが入らないよう、バターナイフやスプーンは、使うたびに清潔なものに取り換えるようにし、表面についている薄い紙(酸化や水分の蒸発を防ぐ)は取り外さないようにしましょう」(明治)

(※紹介している消費(賞味)・使用期限の目安は、新鮮な食品を正しく保存・使用した場合のものです。各家庭によって条件が異なるため、最終的な使用判断は自己責任で行ってください。とくに表記のない限り、食品についての回答は、賞味期限内であることが前提です。メーカー名の出典がないものは、監修の井上正子さんに取材しています)

【井上正子さん】
医学博士・管理栄養士。1973年「日本医療栄養センター」設立。地域住民、企業、管理栄養士への栄養教育、各種メディアでのわかりやすい栄養指導にも定評が。『新しい栄養学と食のきほん事典』(西東社刊)など著書多数

<取材・文/伊藤幸>

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