普段使いのものがお客さま用に変身!カリスマサロネーゼのおもてなしワザ
2017.01.22
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 持たない・手ばなす暮らしが流行っています。ものを多く持たずに暮らし回りをシンプル化して、ものに振りまわれずに日々を過ごしたいという人が増えているのです。なかには「ミニマリスト」とよばれる、最小限(ミニマル)のものだけで生活する人も。

 そんな流れから、お客さまだけが使うものは、わざわざ買わない、家の中にキープしないという考え方がじわじわと広がっています。毎日使わないものが家にあるだけで、収納スペースが取られてしまううえに、使うためにはメンテナンスの手間もあるからです。

 しかし、そうはいっても、来客時におもてなし感が演出できなくては、礼儀を欠いてしまうことも。また、楽しく盛り上がろうという気持ちも失せてしまいがちに。そこで、特別なものを使わず、手持ちのものでおもてなし感を盛り上げるアイデアをご紹介。「エレガント・ハウスキーピングサロン」を主宰するマダム市川(本名・市川吉恵)さんに、目からウロコのおもてなしテクニックを伺いました。

普段使いのものもアイデア次第でお客さま用に

お客さま用のものを買う必要はなし!普段使いのものもアイデア次第でお客さま用に

 おしぼりひとつとっても、準備や片づけなどをていねいにやりすぎると、もてなす側には負担がかかるものです。「いちからやっていては、お客さまがいらっしゃる前に疲れてしまいますよ。普段使いのものに少し手を加えるだけでも十分。ちょっと不格好でも、相手に愛情は伝わります」(マダム市川さん)

●ウエットティッシュもペーパーナプキンでおめかししてお客さま用に

取り換えたり洗ったり、手間がかかるおしぼり。あえてそろえずに、ウエットティッシュで代用してしまうのも手です。「味気ないパッケージのボトルも、ペーパーナプキンで包みリボンを巻きつけるだけで、インテリアのアクセントになります」

●ペーパーナプキンは無地が便利。安いものでも上品に見える

プレーンでシンプルなものを色違いで何種類かストックしておき、食卓のバランスを見て色を選びます。「差し色効果でグンとおしゃれに。おもてなし感もアップしますね」

●淡い色の造花なら、日常でも来客時でも大活躍

造花選びのポイントは色だとマダム市川さん。「主張しすぎない淡い色調ならどんなお部屋にも合いますよ。ホコリがたまったら水洗いできるし、手入れも簡単です。一度買ってしまえば長く使えるので、経済的にもうれしいです」

●シンプルな白皿は、そのまま来客に。デコレーションしてもかわいい

シンプルな白皿は、そのまま来客に。デコレーションしてもかわいいどんな料理にも合う白皿は、普段使いのものでOK。子どもがいるときは、水溶き粉糖を接着剤代わりにして、カラフルにシュガーコーティングされたチョコレートを皿の周辺に。子どもの誕生会にも使えるアイデアです

●フォークとナイフのセットは置かない。家庭のお箸でできるだけ対応

フォークとナイフのセットは置かない。家庭のお箸でできるだけ対応ナイフが必要なものはあらかじめカットしてサーブ。フォークとナイフをお客様に用意する必要がなくなります。また、洗う手間やテーブルのスペースが省けるメリットも。「使い慣れたお箸の方がリラックスして楽しめそうですね」

●アクリルボード+ペーパーナプキンで即席ランチョンマットの完成

アクリルボード+ペーパーナプキンで即席ランチョンマットの完成ホームセンターなどで買えるアクリルボードの下にペーパーナプキンをはさむというアイデア。汚れてもサッとふくだけでよく、はさむものを変えれば多彩なバリエーションが楽しめます

※イベントの内容や季節を意識してペーパーナプキンの色や柄を選べば、おもてなし感がよりアップします

マダム市川
【マダム市川さん】

●教えてくれた人
【マダム市川】

本名・市川吉恵さん。1952年、東京都生まれ。’97年より自宅でハウスキーピングサロンを開講する“元祖サロネーゼ”。テレビや雑誌などで幅広く活躍し、全国各地からレッスン生が集まる。著書に『幸せをよぶ らく家事』(清流出版刊)など。

幸せをよぶ らく家事

ツボだけ押さえて、他の細かいところは目をつぶる「七割満足=大満足」をよしとする著者が、「らく」してキレイに見えるエレガンスライフを徹底公開。