マダム市川流!市販の総菜を、サクッとおもてなし料理に変身させるスゴ技
2017.12.11
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自宅に人を招いてパーティする機会が増える時期ですが、「おもてなしのネタがつきてきた」「料理がプレッシャー」といった悩みを持つ人もいるのでは。「お金や手間をかけるのもひとつの方法だけれど、それで自分が疲れてしまっては意味がないですよね。おもてなしでいちばん大切なのは、招いた人も招かれた人も楽しい時間を共有すること。それさえ守れば、お金も手間も時間もかけずに、気の利いたおもてなしができますよ」と教えてくれたのは、「元祖サロネーゼ」と呼ばれる、おもてなしサロンを主宰するマダム市川さん。知っておくと役立つ、マダム流の簡単&優雅なおもてなしテクを教わりました。

マダム市川流!料理の準備がプレッシャーにならないようにするには?

まずは、マダムが大切にしている、おもてなし上手になるための3つの「A」について学びましょう。この考えを念頭におくことが、おもてなし上手への第一歩です。

・アイデア
市販品や普段使いのものも使い方次第。少しのアイデアで“おもてなし風”に変身します。

・愛情
おもてなしで大切なのは、自分の発表会にならないこと。相手が望むことを第一に考えて準備しましょう。

・遊び心
なにかサプライズがあると、話のタネに。手づくり風の料理が市販品だった! というのでも十分です。

●市販品を上手に使って簡単おもてなし料理に

次に、市販の料理を上手におもてなしに活用する方法を伺いました。「凝った料理を何品も…とがんばりすぎないで。たとえ市販品でも、盛りつけを工夫するだけで手づくりのぬくもりやオリジナリティーが加わります」。
ポイントは2つ。彩りを加えることと、つまみやすい盛りつけにすることです。市販品は「素材」と見なして、ハーブ類やフルーツで楽しくアレンジしましょう。

巻きずし「たとえば、市販の巻きずしも、赤と緑を加えるだけで見違えますね。高さを演出した盛りつけは、“ひと手間感”があって、お客様もまねしたくなるそうですよ」。

盛り付けお寿司4cmほどの長さに切った巻きずしを、タワーのように積み、パセリとミニトマトで飾りつけをしていきます。「中心を高くするのがポイントです」。

サンドイッチ市販のサンドイッチを利用するなら、気軽につまめるひと口大のサイズを選びます。

サンドイッチ盛り付けチャービルやフルーツで彩りをプラス。「つくりたてのような新鮮さが演出できます」。

春巻き市販の春巻きも、パックに入ったままではお総菜感が否めませんが、一工夫すれば大変身。

春巻き盛り付け斜め半分に切った春巻きを、グラスに立てます。「春巻きとグラスに合わせて底に敷くパセリなどを加減してみましょう」。

お弁当お弁当も器を変えるだけで、レストランのような見栄えにできます。

お弁当盛り付け汁気のあるものは小鉢に入れれば混ざりません。「大皿に乗っているシンプルな白い小鉢は、100円ショップで見つけました」。必ずしも高価な器を使う必要はなく、センスよく見せることで、雰囲気を巧みに盛り上げるのがマダム流なのです。

まだまだあります!ホストも一緒にパーティを楽しむおもてなしのコツ

マダムが実践しているおもてなしのテクニックはほかにもたくさん。手を抜けるところは上手に手を抜いて、ホストも一緒に盛り上がることが、ゲストにとってもおもてなしになります。

●大人数のときは市販品ビュッフェ。見た目も豪華であと片づけもラク

ビュッフェのメリットはたくさん。洗い物は最小限ですみ、料理を配ったり皿を下げる手間もなくなります。「市販品を使えば、より気軽。大皿に盛るだけでも豪華に見えますよ」。

●料理の品数は少なくてOK。ワンプレートに盛るのがコツ

ワンプレートおもてなしの目的は料理にあらず! 大きめの皿に一度に盛れる品数で十分です。「ワンプレートに盛るとボリュームたっぷりに見えますね。お皿も1枚ですむから、片づけがラク」。

●市販のサラダは、お皿に生野菜を敷いた上に盛りつける

市販のサラダ好みの生野菜をたっぷり敷き、その上に市販サラダを盛りつけます。かさ増し効果とともに、味つけが濃い場合にほどよく調節することができます。

●市販のドリンクも、季節感のあるものを選べば立派なウエルカムドリンクに

季節感やサプライズのあるものを選べば、会話のきっかけにも。「いらしたばかりのお客さまは緊張しているはず。最初の会話が弾めば、お客さまもリラックスできます」。

マダム市川
【マダム市川さん】

●教えてくれた人
【マダム市川さん】

本名・市川吉恵さん。1997年より自宅でハウスキーピングサロンを開講する“元祖サロネーゼ”。テレビや雑誌などで幅広く活躍し、全国各地からレッスン生が集まる。オフィシャルブログ「元祖サロネーゼ マダム市川のエレガントなほのぼのブログ」を更新中

<撮影/三村健二 取材・文/ESSE編集部>