材料や道具はひとまとめに!キッチンの仕事を時短化するポイント
2017.02.14
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 家族には、自分の手でつくった健康的でおいしいものを食べてもらいたい。でも一方で、台所家事の手間は最小限にとどめたい。そんな2つの願いも、いつもの家事をシステマチックにしたり、工夫したりすることで、両立できます。

 双子の子どもを育てながら料理研究家として活躍する秋元薫さんもそんなひとり。「たとえば、ちょっとしたひと手間は先回して終えておく。一緒に使うものはあらかじめまとめておく。そうしたことの積み重ねで、少しずつ余裕をつくることができるんです」。

 秋元さんが自宅で実践するプロならではの、作業効率アップのワザとアイデアあふれる時短のためのキッチンアイテム使い。キッチンに立つ時間を少しでも減らしたい方や、お弁当づくりに忙しい方は、参考にしてみてはいかがでしょう。

材料は道具はルールを決めてひとまとめに。出し入れのストレスを減らす

●冷蔵庫内の食材は、用途ごとにまとめておく

食料をトレーにひとまとめに
忙しい日の昼食をスピーディーにつくれるように、時間のあるときに食料をトレーにひとまとめにすることを習慣にしています
毎日のお弁当づくりを効率的にするため、前日の夕食のおかずをお弁当に取り分けて夜のうちにトレーにひとめとめにしておくという秋元さん。加えて、お弁当で頻繁につくる卵焼き用の調味料や卵なども、トレーの近くに置いておくそう

お弁当で頻繁につくる卵焼き用の調味料や卵なども、トレーの近くに置いておくそう忙しい日の昼食をスピーディーにつくれるように、時間のあるときに食料をトレーにひとまとめにすることを習慣にしています

●お弁当道具はまとめてかごに入れて出しっぱなしに

毎日使うものなので、あえてしまい込まないことにして、カゴの中にまとめて出しっぱなしに。「お弁当の準備の際に、あちこち歩き回ることがなくなりました。2人の子どものために、お弁当袋とナプキンもここに、ひと組ずつ個別に用意しています」

●洗い物は、大きさ別にまとめると迷子にならない

洗い物は、大きさ別にまとめると迷子にならない洗ったものを全部一緒に水切りカゴに入れてしまうと、カゴから使うものを直接取りだす際、探すことが手間になります。そこで、小さいピーラーや計量スプーン、シリコンカップなどは別のカゴに入れ分けてしまうことに。取り出すたびに、ものをどける必要もなく便利

●使用ずみクロス用のカゴを用意

使用ずみクロス用のカゴを用意使ったクロスやおしぼりを放り込めるカゴを用意し、たまったら洗濯機へ一度に入れてしまいます。「キッチンは2階、洗濯機は1階と離れているので、何度も往復しない工夫です」。カゴひとつでムダな動きを減らします

●下ごしらえセットやご飯セットをつくっておけば準備もスムーズ

下ごしらえセットやご飯セットをつくっておけば準備もスムーズ秋元さんのキッチンではワゴンを活用。上段には炊飯器や箸などをまとめたご飯セットを、下段にはボウルやバットなどの下ごしらえセットを置き、1か所で準備がすむようにしています

キッチンアイテムを賢く使って、早く、おいしく!

●スノコつき保存容器で野菜の水きりいらず

スノコつき保存容器で野菜の水きりいらず下にスノコがついているタイプの保存容器なら、野菜を洗ったあと水きりなしで、保存容器に入れられます。「3日ほど野菜の鮮度を保て、葉ものもシャキシャキ食感をキープ!」

●耐熱保存容器を使って加熱と保存をひとつで

耐熱保存容器を使って加熱と保存をひとつでお弁当によくつくる卵焼きの調味液は、耐熱保存ビンでつくりおきをすることに。「酒、砂糖、しょうゆを入れて電子レンジにかけ、フタをして冷蔵庫へ。味つけにすぐ使えて味もぶれません」

●肉や魚の粉つけには茶こしが大活躍!

肉や魚の粉つけには茶こしが大活躍!肉や魚に粉をまぶすときは、茶こしを活用。「スピーディーなうえ、ムラなく薄くつく」のだそう。まな板に粉をふってから肉をのせ、茶こしを使えば、裏返す手間もなく、バットいらず

●教えてくれた人
【秋元薫さん】
料理研究家、フードアナリスト。夫との双子の子どもの4人家族。築6年の一戸建てに、リビング、ダイニングとひと続きのキッチンを工夫して使用。雑誌や企業へのレシピ提供、食のコンテストの審査員を務めるなど幅広く活動中。

<撮影/難波雄史>