テーブルのへこみはアイロンで!家具職人が教えるテーブルやイスのお手入れ術
2016.12.30

 やっと見つけたお気に入りのダイニングテーブルやイス。結構高かったし、大切にしていたのに子どもが傷つけちゃった…。そんなときの対処方法を、家具職人に聞いてみました。家具は大事に使えば、一生つき合えるもの。日頃のメンテナンスを怠らないようにしたいですね。

木のテーブルやイスはお手入れ次第で長もちします!

<木のイス>

木のイスQ:「イスの脚のぐらつきは直せますか?」

A:脚の接合部に木工用接着剤を入れ、固定して乾かします

脚の接合部がゆるんでいる場合は、接合部のすき間に木工用接着剤を注入し、締め具で固定して接着剤が完全に乾くまで1日おきましょう。締め具がなければ、ひもできつく縛るか仮止め用の細いクギで固定してもOK。接着剤が乾いたら仮クギは抜きます

・すき間に木工用接着剤を注入。はみ出た部分はふき取ります(イラスト右)

・そのまましっかり固定して接着剤が乾くまで最低1日おきます(イラスト左)

<木のテーブル>

木のテーブルQ:「皿をぶつけてへこみが。目立たせなくする方法は?」

A:濡れたふきんをへこみに当ててしばらくおきます

木のテーブルへこみに水を含ませたふきんをしばらく置きましょう。木がふくらみ、へこみが目立たなくなります。深いへこみは、ふきんの上からアイロンで5~10秒温めると戻りが早くなります。ただし、この方法はオイル仕上げの家具のみ可能。表面をコーティングする塗装を施した家具にはNGですよ!

Q:「小さな傷がたくさん。きれいに戻せますか?」

木のテーブルA:メンテナンス用ワックスをよく塗り込んでみて

家具のメンテナンス用ワックスを家具の色に合わせて選び、塗り込むと、小さい傷は目立たなくなります。消えない場合は、紙ヤスリで研磨してオイルを塗りたす方法もあります。こちらも表面をコーティングした家具には適用できません

Q:「ものを置く際に気をつけておくことは?」

A:窓から差し込む太陽光による日やけ

木のテーブルオイル仕上げの家具は、直射日光に当てていなくても自然と日やけし、色が変化します。花ビンなどを常時同じ場所に置くとその跡が残ってしまうので、たまに移動させましょう

A:テーブルに置く器や皿の素材と熱

木のテーブルオイル仕上げ家具の上に鉄ビンを長時間直接置くと、木材のタンニンと鉄分が反応して黒く変色します。また熱いものを直接置くと熱によっても変色が。布やマットを敷きましょう

A:テーブルの上を覆う

⇒テーブルの上を覆う https://esse-online.jp/?attachment_id=31533/a>

木のテーブルガラス板やビニールクロスをオイル仕上げのテーブルなどに敷くと、敷いた面の木の呼吸が妨げられることになり、天板の反りの原因となります。敷きっぱなしにしないように注意を

●教えてくれた人
【伊藤敦さん】
家具食品。1970年、東京生まれ。2004年、東京・練馬区に家具工房「AS.CRAFT」を設立。

<イラスト/根岸美帆>