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寝る前の片づけも毎日の洗濯もやめた!思い込みを捨てたら家事が楽に

ESSE編集部
2021.04.14

おうちで過ごす時間が増えれば増えるほど、のしかかる家事の負担…。その重圧にストレスを抱えている人も多いのでは? でも、考え方を少し変えるだけで、家事はぐんとラクに! “手抜き”ではなく上手に“手間”を省いて、暮らしを回している達人を取材しました。

親子4人でリビング
自分ひとりでがんばらないのが手間抜き家事のコツ

完璧を目指すのをやめ、できることから手間抜き

3年前、双子の妊娠がわかったのを機に、それまで“当たり前”だと思ってやっていたことをやめてみたというボンベイさん。
「長女の出産後は、理想の母・妻像を追い求めるあまり、自分で自分を追いつめ、勝手に疲れていました。夫の仕事も忙しく当時は赤ちゃん以上に泣いていたかも。でも、泣きべそのママより笑顔のママの方が家族は幸せなんじゃない? とようやく気づいたんです」

そこで出した結論は、家事も育児も適度に力を抜き、自分の“ラク”を優先するというものでした。
「理想を追い求めて家事をするのをやめました。便利なものには頼って、その間は体を休めたり自分の時間を満喫する。手間抜きしても家族の健康には響きません。夫とのケンカも子どもたちに怒ることもなくなりました。それはなにより、私自身が余裕をもって日々を楽しめるようになったおかげかな、と思います」

そんなボンベイさんの、手間抜きのコツを教えてもらいました。

●みんなの普通は信じない!夜寝る前のリセットをやめてみた

紙ごみのおちたリビング
以前は、子どもが寝たあと、疲れた体にむち打ってすべての家事を終わらせていたそう。
「“どうして私が”とイライラしてばかりで…。でもそれは、“寝る前はスッキリ片づけるべき”という自分の思い込みのせい。今は子どもと一緒に夜9時には就寝、その分早朝に片づけています」

本棚とテーブルのあるリビング散らかり放題のリビングも見事に復活!
「朝の方が気持ちよく動けるし、はかどるんです。掃除前にはハーブティーとチョコレートで元気をチャージし、好きな音楽を流しながら一気にすませます」

●毎日やらなきゃ!にとらわれない。洗い物はため込んでよし

量が多い子どもたちの服は毎日乾燥までを洗濯機で行って干さず、大人の服は夏場でも基本的に週2回に減らして手間抜き。
「“毎日洗うってだれが決めたの?”と自分に問いかけた結果、このペースになりました。たたんでしまったり、アイロンをかけるのもその日のタイミング次第。案外困ることもないですよ」

衣類一度着て洗わない服は洗濯機前のハンガーポールが一時置きに。洗濯したあとの室内干しもここで。

●毎日栄養バランスを考えるのをやめてみる

〈朝食は車の中で食べさせることもしばしば〉

朝はいつもバタバタだから、凝った朝食をつくる必要はなし。
「子どもをテーブルの前に座らせて無理に食べさせようとする必要はないと気づいたら、肩の力がすっと抜けていくのを感じました。薄手のビニール袋にご飯とふりかけを入れて袋の上から握り、袋ごと渡せば、保育園へ送る車の中でも食べこぼしが出にくいんですよ」

おにぎり具をつくるための調理はせず、ふりかけを使用。混ぜご飯風にするほか、中につめて握ることも。

〈食事のバランスは1週間単位で〉

子どもの成長を考えて栄養バランスは意識しつつも、毎食整った献立を考えて調理するのは大変。
「今日は野菜が少なかったので明日は多めに、などと1週間の間で考えることにしています。さらに週4日は豚汁+ご飯の一汁一菜にしました。失敗も少なく、バランスもバッチリ。豚汁ならアレンジもしやすく食べ飽きません」

豚汁基本の豚汁は、豚バラ肉とニンジン、大根、イモなどの根菜、ネギ。電気無水鍋に入れてスイッチオン。みそで味つけすれば完成。

〈デザートは待たせず欲しいときに出す〉

子どもたちのごはん待ちタイムでは、カットフルーツで軽くおなかを満たしてもらいます。
「フルーツは食前の方がいいという説もあるそうです。子どもたちもぐずらなくなって、私も焦らず支度ができるので、お互いハッピー。おなかがいっぱいでごはんが全部食べられなくなっても、フルーツなら栄養もあるし、それはそれでいいとします」

お皿にイチゴとリンゴ少々高めでも旬のフルーツを選んで、栄養をとることを優先。
「季節ごとのおいしさも知ってもらえたら」

「家事の常識」と思い込んでいたことでも、見直してみると意外とやらなくてもいいことが見つかるもの。忙しく自分を追い込んでしまう前に、ちょっと手をとめてひと呼吸。暮らしをラクに回すコツを探してみませんか。

<撮影/竹田泰子 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【ボンベイさん】

夫と長女(6歳)、双子の二女と三女(3歳)の5人暮らし。在宅勤務をしながら、家事や育児の工夫をSNSで発信。著書に『家事なんて適当でいい!』(KADOKAWA刊)

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