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罪悪感がゼロになる献立。レンチン卵や冷凍食品を上手に使おう

2020.09.16
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昨今、スーパーでポテトサラダなどのお総菜や冷凍食品を購入することに、「なぜ自分でつくらないのか」といった議論がなされています。
他人から言われなくとも、自分自身が罪悪感を抱くことも。そんなご飯づくりに、家族はもちろん自分も手抜きだという罪悪感を抱かない「ちょいたし」の方法を、ラク家事を提唱する三條凛花さんが教えてくれました。

パスタとサラダなど
ラクにできるレンチン卵と冷凍ブロッコリーを駆使した罪悪感を生まない献立

レトルトや冷凍食品に頼るのは「手抜き」?罪悪感を生まない「ちょいたし」献立

レトルトや冷凍食品、お総菜などは忙しいときにはとても便利。一方で、そうした既製品に頼ってしまうことに罪悪感を抱いてしまう人も多いように思います。

でも、手づくりじゃないごはんは決して悪いものではありません。時間をくれるものです。たとえば、体調が悪いときにゆっくり休む時間。あるいは、つくらない分だけ子どもとたくさん遊べるかもしれないし、たまった家事を進めることもできます。

では、この罪悪感はどこから生まれるのでしょうか。もしかすると、自分の母親と比べてしまったり、「手づくりが正しい」という考え方に絡め取られたりしているのかもしれませんね。いろいろな理由がありそうです。なかでも私が思うのは、「栄養問題」です。

手づくりしていないご飯は、野菜やタンパク質が不足しがちです。逆に言うと、この部分を簡単にカバーしてあげることができたら、罪悪感はなくなるのではないでしょうか。
私は栄養の専門家ではありませんが、「時間を貯める」をテーマに工夫していることがいろいろあるので、ご紹介したいと思います。

●便利な「そのまま出せるおかず」をちょいたしして栄養面をカバー

パックのめかぶ
めかぶはそのまま食べられるので常備しておくと便利です

まずは、手軽に一品増やす方法です。つくらなくても大丈夫。こんなものを冷蔵庫に常備しておきましょう。調理せずに添えるだけで品数を増やすことができます。

・キムチ
・めかぶ
・もずく酢
・ひじき系のお総菜
・お芋系のお総菜
・卵豆腐
・茶碗蒸し
・豆系のお総菜
・魚肉ソーセージ
・しらす

インスタントやレトルト食品を用意したとき、添えるだけでも豪華になるし、栄養面も充実するはずです。
ただ、こうした「そのまま出せるおかず」は、和食系のものがほとんどです。洋風のものと混ざるのが気になる方もいるかもしれませんね。

●料理にちょこんと添えるだけ。レンチン卵は最強の助っ人

次におすすめしたいのが、レンチン卵です。卵があるだけでごちそう感が演出できます。半熟卵もオムレツも、レンジでとても簡単につくれます。
温泉卵はもちろん売り物でもいいですが、かなりあっという間にできます。

【レンチン温泉卵のつくり方】

深めの容器に卵半熟卵は、卵1個を深めの容器に割り入れます。

卵にフォークで穴をあけるフォークなどで黄身に穴をあけます。

容器に水を入れた様子水を入れて黄身をしっかりと隠します。あとはレンジで加熱するだけ。目安は600Wで40秒です。
レンジによって変わってくると思いますし、事前にレンジ調理をしていて庫内が温かいと固まりやすかったりします。ですから、加熱時間は目安を参考に調節してみてください。

容器に温泉卵これは固まりすぎたものです。いつもと同じように40秒加熱しましたが、直前までレンジ調理をしていたため、周りがしっかり固まりました。これはこれで食べごたえがあります。
この半熟卵は、ラーメンやカレー、丼ものに乗せるのがおすすめです。ボロネーゼにも合います。目玉焼きをつくるよりもずっとかんたんで、洗いものも少なくすみます。

冒頭にある献立は、前日の残り物の自家製ボロネーゼにレンチン卵を添えました。卵を加えることでタンパク質が手軽にとれます。ちなみにスープは市販のもの。ブロッコリーのおかずは、後で紹介しますが、火も包丁も使いません。

【レンチンオムレツのつくり方】

さて、次に、オムレツのつくり方を紹介します。オムレツは、浅めの容器でつくります。

耐熱容器にラップ浅めのフチがある耐熱容器にラップをしっかり敷きます。

ラップの上に卵そして卵を割り入れ、フォークでよく混ぜます。牛乳大さじ1を加え、好みの味つけをします。ただ、冷凍食品やお総菜など既製品は塩分が過剰になりやすいので、私は味つけをしていません。

レンジで加熱した卵ふんわりとラップでフタをして、レンジで加熱。こちらも目安は600W40秒です。固まらなければ追加で10秒ずつ加熱してください。

卵をキャンディ包みのようにして形を整える全体が固まったら、下のラップごと外して、キャンディ包みのようにして形を整えます。

お皿に盛り付けたオムレツなお、全体が固まる前にフォークで混ぜて、「追い加熱」すると、スクランブルエッグ風にもなります。バターを使わずにつくれますし、和洋問わずよく合います。私はお茶漬けのトッピングに使ったりもします。

オムレツに関していうと、フライパンで丁寧につくったもののほうがたしかにおいしいです。油があるかないかや、火の通し方によるのだと思います。でも、圧倒的な手軽さがレンチンオムレツの魅力なので時間がないときなどぜひお試しください。

●「冷凍ブロッコリー」を買っておけばおかずの可能性は無限

冷凍ブロッコリー野菜系のおかずを増やしたいときに重宝するのが、冷凍食材として売られている冷凍ブロッコリー。洗う手間もカットする手間もなく使えます。
パッケージに記載されている通りにレンジ加熱したら、いろいろな味つけでバリエーションを楽しめます。

ブロッコリーのサラダ私がよくつくるのは、黒すりゴマとめんつゆで和えたものですが、写真のように手でちぎったプロセスチーズと、カツオ節、めんつゆまたはだししょうゆを和えると、和洋どちらにも合わせやすいおかずになります。
マヨネーズで和えたものは洋風のおかずにも合わせやすいです。レンチンのゆで卵を入れるとデリサラダ風になりますよ。レンチンゆで卵はフォークでざくざく刻めば、ブロッコリーと和えやすいです。

ブロッコリーのマヨネーズ和えは、液体みそを加えると和風に寄せることも可能。そこにピザ用チーズを乗せて、レンジで1分ほど加熱するとグラタン風になります。

冷凍ブロッコリーをレンジ加熱して味つけするだけで、かんたんに1品増やせるのでとてもおすすめです。

火も包丁も使わない、ちょいたしを覚えておけば、ちょっとの手間を加えられるほか、罪悪感もなくなると思います。ぜひ、積極的に取り入れて、無理なくご飯づくりを続けていきたいですね。

●教えてくれた人
【三條凛花さん】

ライター、整理収納アドバイザー。夫、長女、長男の4人+2猫暮らし。家事をムリせず楽しく続ける工夫を発信。著書に『もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割』(扶桑社)、『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社刊)、『365日のとっておき家事 もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり』がある。ブログ:「365日のとっておき家事」

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