ラクしてきちんと!若松美穂さんの「がんばりすぎないアラフォー家事術」
2016.09.21

 カリスマ節約主婦として人気の若松美穂さん。40代となって、家族のために家事をがんばってきたこれまでから、少し考え方が変わってきたと言います。肩の力が抜けた、アラフォー世代ならではのラクチン家事術を教えてくれました。

毎日の家事
毎日の家事は、仕事の合間の5分、10分でちょこちょこ繰り返す“プチ家事”が基本。気分転換になるし、キレイもキープできます

子どもの成長とともに、もっとラクで家族が心地いい家事へと変化

「子どもが小さかった頃の私は、なんでもがむしゃらに、がんばりすぎていたのかもしれません。でも子育て世代はがんばるのが当然、だとも思っていました」と、当時を振り返る若松美穂さん。

 カリスマ節約主婦として、さまざまな生活の知恵や工夫を紹介し、読者の共感を得てきた若松さんも40代に。長女は20歳、二女は15歳になりました。

「昔はあれもこれも、すべてきちんとしなくちゃ!という思いが強く、家事に時間をかけすぎていたのかも。でも子どもが成長して、自分の活動のために外で時間を割くようになったり、働き盛りの夫も仕事で帰りが遅かったりと、みんなが家で過ごす時間が減ってきました。そうしたら、忙しいのはみんな一緒。私ひとりでがんばる家事ではなく、家族みんなが協力して、ラクになるような暮らし方に変わってきたんです」

 それはいきなりのシフトチェンジではなく、とても自然に訪れたと言います。「主婦ひとりでがんばりすぎない。それなのに、家族から不満も出ず、みんなが心地いいと思える暮らし方」を実践する若松さんに、そのコツや考え方を伺いました。

家族が自然に手伝うきっかけをつくる!自分が効率的にできるように準備をしておく!

●次に使う人のために、洗面台にはコロコロを

次に使う人のために、洗面台にはコロコロを「長女はとくに、おしゃれ命の年頃なので、洗面台を占有する時間が長くて。夫はあきらめて、横でひげをそっているくらいです」と笑う若松さん。落ちた髪の毛は自分で掃除、が基本。コロコロを常備してから、みちがえるようにキレイになったそう

●ゴミ箱をあちこちに置き、見つけた人が捨てる習慣を

ゴミ箱をあちこちに置き、見つけた人が捨てる習慣を「ちょっとしたゴミは、見つけたらすぐに片づけるようにしていましたが、それをさりげなく家族にアピール」と、若松さんは小さなゴミ箱をあちこちに配備。気づいたら、家族みんなが拾って捨てるように

●ゴミ箱にゴミ袋を1枚追加しただけで、手入れがラクに

ゴミ箱にゴミ袋を1枚追加しただけで、手入れがラクに「以前はゴミ箱に直接レジ袋を入れていたから、生ゴミで汚れるたびにゴミ箱ごと洗っていたんです。でも汚れよけ用に、大きめのゴミ袋を1枚プラスするだけで、手入れする手間がぐーんと減りました」

●調理中に出る生ゴミはポリ袋1枚あれば、終了と同時にあと片づけも終わります

調理中に出る生ゴミはポリ袋1枚あれば、終了と同時にあと片づけも終わりますキッチンのシンクに、生ゴミ用の三角コーナーなどを置いていない若松さん。「ポリ袋1枚用意して、そこに生ゴミを入れていけば、調理が終わると同時に、ゴミ処理も完了。シンプルな方法ですが、三角コーナーの置き場所も掃除も不要で、袋ごとポイするだけだから簡単ですよ」

お風呂道具を掃除しやすい形に替えてからは手入れがラクに

洗面道具を掃除しやすい形に替えてからは手入れがラクにカビが発生しやすい浴室は、お風呂道具の手入れも大変。「溝や折り返しがあるものは汚れやすいし、以前は毎日洗っていました。これは溝がなくて汚れがつきにくいから、洗うのもラク。意外なほど時短になりました」

●家の中を移動するときに見つけた汚れはその場で掃除しています

家の中を移動するときに見つけた汚れはその場で掃除しています手軽にササッと掃除できるハンディーモップは、大のお気に入り。部屋を移動するときは、いつも片手に持って掃除しているそう。「私、背が高いでしょ。だから部屋を移動するとき、モップを高く持ち上げながら歩くだけで、天井近くにたまりがちなホコリを一掃できちゃうんです」。大掃除が不要な秘密はここにある!?

●リミットを決めるとちょこっと掃除がグンと楽しくなります

リミットを決めるとちょこっと掃除がグンと楽しくなります「濡れティッシュ1枚で、身の回りをキレイにする!」「捨てる前のスポンジを使って、これが真っ黒になるまでキッチン掃除」「○時○分まで、集中して掃除」など、自分なりのリミットを決めて掃除することも。気が向いたときに、ゲーム感覚でするだけで、家じゅうピカピカに!

【若松美穂】
1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすエッセレポーター。料理好きの夫と長女(17歳)、二女(13歳)の4人家族。著書に『理想と違う自分を好きになる』(双葉社)『主婦が幸せになる53の方法』(双葉社)など

<撮影/大森忠明>

理想と違う自分を好きになる

「理想の家庭」「理想の子育て」など、自分でつくりだした「理想」にしばられて苦しんでいる、そんな女性たちに届けたい心の処方箋。


主婦が幸せになる53の方法

平凡な日々こそ愛おしい―30代~アラフォーの女性が向き合う自分自身の生き方、子育て、夫婦関係、親子関係などを等身大で綴ったエッセイ集。