じつはくさいカーテンと壁。秋掃除はこの2か所だけでOK
藤原暁
2019.11.01

空気のさわやかな秋がやってきました。過ごしやすい気候でお掃除にうってつけの季節です。
「家じゅう掃除は無理でも、最低限掃除するべき場所は、カーテンと壁。じつはにおいが着きやすいんです」と話すのは、クリンネストの藤原暁さん。効率的な掃除法を詳しく聞きました。

秋は掃除がとってもはかどる季節なのです(※写真はイメージです)

秋は掃除に適した季節!最低限、カーテン周りと壁の掃除を

まず最初に、秋掃除がオススメの理由は、下記の通り。

1.この時期に掃除をすれば忙しい年末をすっきりとした気分で迎えられる。
2.適度に空気が乾燥しているので湿気が飛びやすい。また空気中のホコリが少なく澄んでいるのでふき掃除などにも適している。
3.日中の気温が高い。朝晩は涼しいが、日中はまだ気温が高いのがこの時期。体も動かしやすく、水も冷たくないので汚れを落としやすい。

それでは、この時季とくにオススメの掃除を2つ紹介していきます。

●カーテンとその周り

きれいに掃除していてもなんだかお部屋の空気がモヤッとする、帰宅するとお部屋がにおう気がする…。そんなときはカーテンを洗ってみるのがオススメ!
においの成分は布に付着しやすく、またカーテン上部やカーテンレールには意外とホコリもたまっているもの。大物を洗うなら水が冷たくなく、空気が乾燥している今の時期が狙い目ですよ。

そんなこと言ってもなんだか大変そう…。いえいえ、カーテンは意外と簡単に洗うことができます! 少し前にSNSでも話題になりましたが、私が実践しているカーテンのフックを外さずに洗う方法をご紹介します。

カーテンをフックごとレールから外す(1)カーテンをフックごとレールから外す

フックが内側になるように折りたたむ(2)フックが内側になるように折りたたむ

端からクルクルと巻いて洗濯ネットに入れる(3)端からクルクルと巻いて洗濯ネットに入れ、洗濯機へ

(4)洗い終わったら濡れたままレールにかけて乾燥させれば完了!

<注意点>
カーテンフックが金属製のものは洗濯時にカーテンが破れる恐れがあり、洗えません。金属製のフックは必ず外して洗ってください。また分厚すぎる素材や生地に特殊な加工がされているものなど、ご家庭では洗えないカーテンもあります。必ずカーテンの素材や洗濯表示を確認してください。
洗濯機に弱水流モードがある場合は弱水流のほうがシワになりにくいのでオススメです。カーテンが入る大きな洗濯ネットは100円ショップでも手に入れることができます。

わが家ではぬいぐるみなどもこの洗濯ネットに入れて洗濯機で洗っています。ひとつあるといろいろと使えるんです。

●壁ふき

カーテンと同じくお部屋のにおいが吸着しやすいのが部屋の壁。壁はホコリや手アカ、調理中の油、煙などで意外と汚れています。掃除機をこまめにかけてもすぐホコリがたまる…という場合は壁についているホコリが原因かもしれませんよ。
市販の床用フロアモップを使うと簡単にふくことができます。

市販の床用フロアモップその際、床用のワックスなどがついたシートは使いません。その代わりに硬く絞ったぞうきんなどでの水ぶきがオススメ。もしくはダイソーのマイクロファイバーモコモコモップは汚れ落ちがいいです。これをフロアモップのヘッドにかませます。

ダイソーのマイクロファイバーモコモコモップまたとくに汚れが気になる箇所には水1リットルに対して1、2滴程度の食器用中性洗剤を薄めた溶液でふくときれいになります。ポイントは薄めること。薄めても十分に汚れ落ちの効果はあるうえに、2度ぶきをしなくても大丈夫。

なかには水ぶきできない壁もあると思います。そんなときはほうきでさっとホコリを払うだけでも効果があります。ほうきは毛の硬いモノではなく、ほうき草やシュロなどの毛のやわらかいモノが適しています。私が愛用しているのは、セリアのほうきです。

セリアのほうき60cmほどの長さで扱いやすく毛も適度にやわらかいですし、雑貨として置いておいてもカワイイので気に入っています。

壁掃除の注意点は、水ぶきできる素材かどうか確認してから行うこと。また、ふける素材であっても、ぞうきんを硬く絞ってからふくこと。壁紙に傷やはがれがある場合はふかないこと。壁紙を傷める恐れがあるので、汚れは攻めすぎない(無理に落そうとしない)ことです。

●掃除がやりたくなる心得
最後に、ここまで読んでもどうせやらない…と思っているアナタへ!

1.一度にやろうとしない

家中全部を一気に掃除しようなんて、無理に決まっています。今日はリビング、次は寝室、などできる範囲で少しずつ掃除してみてはどうですか。部屋が無理なら、壁一面だけでも大丈夫。
日常のお掃除に少しプラスするだけでも、やればやっただけ確実にきれいになっています、お掃除は裏切らない! 焦らずがんばりましょう。

2.掃除をイベントにする

先に紹介したのとは真逆の考え方。掃除をイベントに格上げして一度に徹底的にやる!方法です。わが家は時々これをやっています。
中途半端にやろうとすると、「終わりが見えない」「時間がない」「家族が協力しない」とイライラがたまる一方なので、思いきって「掃除の日」をつくります。この日は掃除以外何もしません。お昼ご飯もインスタントやレトルトで適当に済ましちゃいます。そして家族全員で掃除をします。

全員でひとつのこと(たとえば床拭き)をする、各自が担当箇所(子ども部屋など)を掃除する、など仕事を割り振って大人も子どもも一緒に掃除をします。
みんなでがんばれば早く終わる! その目標のもと、兄弟同士で競わせてみたり、ゲーム感覚でタスクを設定したりして進めていくと、楽しんでお掃除できますよ。がんばって!

●教えてくれた人
【藤原暁さん】

整理収納アドバイザー1級、整理収納教育士、住宅収納スペシャリストの資格を持つ。ブログ「ATELIER KAKAPO」とインスタグラム(@kakapo_fujihara12)で日々の整理収納活動について発信している。