そのゴミ箱、本当に必要?減らしたらゴミ捨てがラクになる
2019.05.22
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週に何度もしなくてはいけないゴミ捨て。おっくうな家事を感じる人も多いのではないでしょうか。
「思い込みを外すことでラクになります。“こうあるべき”が家事を苦痛にする原因になっていませんか?」と語るのは、整理収納のプロである、ライフオーガナイザーの下村志保美さん。
ゴミ捨てをラクにするコツについて、詳しく伺いました。

ゴミ捨てをラクにするコツ
※画像はイメージです

毎朝ゴミを集める必要ある?ゴミ捨ての常識を疑ってみよう

各部屋にあるゴミ箱からゴミを集め、分別し、ラベルを取るなどの処理をして…。毎日のことになると大変なゴミ捨て。
わが家では、ゴミ箱の数やゴミ捨ての回数を見直して家事ラクを実現しました。

●ステップ1:ゴミ箱の数を減らす

ゴミ箱の数を減らすまず最初に、ゴミ箱の数を減らしました。
「燃やすゴミ用のゴミ箱」は寝室や子ども部屋のある1階の洗面所と、LDKのある2階にそれぞれ1つずつ、キッチン横に生ゴミ用のゴミ箱を1つ、合計3つです。

数を減らした理由はゴミの日の朝、各部屋を回ってゴミを集めることがとても手間に感じたからです。

忙しい朝の手間を減らしたい、私がゴミを集めに行くのではなく、ゴミの方が集まってくれていたらとてもラクになりますよね。

家族の協力は必須ですが「ゴミはゴミ箱に入れる」という習慣さえできていれば、家の中の数歩の移動ですみますから意外とやってくれます。

家族が過ごす時間が多いリビングのゴミ箱は、机の下に置いてあるということもあり、フタを外して捨てやすい工夫をしています。

●ステップ2:ゴミ箱の種類を減らす

ゴミ箱の種類を減らすわが家で使っているのはIKEAの「フィルール」というゴミ箱。四角い形、つくりがシンプルで洗いやすく乾きやすい。さらにお手頃な価格なので、汚れたら買い替えやすいという点が気に入っています

そして3つのゴミ箱は、45リットルのゴミ袋がかかるサイズに統一しています。

これでいろいろなサイズのゴミ袋を買う必要がなくなります。45リットルのゴミ袋はポピュラーなサイズですからどこでも買えますし、小さめサイズのゴミ袋とほぼ値段も変わらなかったり安いことも多いです。

●ステップ3:ゴミを出す回数を減らす

ゴミを出す回数を減らす
※画像はイメージです
旅行や出張で不在のとき以外、生ゴミは週に2回の収集日に絶対出しますが、洗面所やリビングのゴミ箱には45リットルがいっぱいになってから出すようにしています。
腐るゴミではないことと、やはりゴミ出しの手間を少しでも省きたいからです。

生ゴミを減らすために、たとえば汚れのない食品パッケージは生ゴミ用のゴミ箱ではなくリビングのゴミ箱に捨てています。

宅配便を開封した際のゴミやポストに入っていた不要なチラシ、ストッキングの袋、クリーニングのビニールなども洗面所のゴミ箱に入れますから、「洗面所のゴミ箱が何週間も捨てられない」ということにはなりません。

●以前使っていたゴミ箱はお客様用に

以前使っていたゴミ箱はお客様用に自宅講座をしているわが家には頻繁に来客があります。そのために以前使っていたゴミ箱を来客用として使用。
来客後は空にしておくと、いつでもきれいなゴミ箱を来客に出すことができます。

●自分がラクになるゴミ捨てルールをつくろう

ゴミ捨てルールをつくろう
ゴミ箱の底にはストックのゴミ袋をスタンバイ!
ゴミ出しのルールは自治体によって違いますし、自治体によっては専用のゴミ袋があり、それに合うサイズのゴミ箱を使う必要もあります。
ですが、ゴミ捨てをラクにするステップ自体は、全国共通かと思います。

以前の私は、ゴミの日の朝はイライラしながらゴミを集めていました。たくさんあるゴミではなく、各部屋のゴミ箱にちょっとだけ入っているゴミを集めるというのもまたストレスなのです。
「どうしてゴミ箱にゴミを捨てるの?」と、家族にとっては「?」な不機嫌をぶつけそうにもなっていました。

ゴミごときに朝から不快になりたくない! ですよね。

きちんとやらなくては、ちゃんとしなくてはと思い、それが実行できればいいのですが、きちんと・ちゃんとに囚われて、やらなくてはいけない家事が苦痛になったり、できなかったりしたら本末転倒です。

まずは取れるストレスは取ってしまう!
「ちゃんとするママ」「きちんとできる妻」よりも、ニコニコしているあなたの方が家族はうれしいのです。

●教えてくれた人
【下村志保美さん】

ライフオーガナイザー、ファイナンシャルプランナー、家計アドバイザー。「空間・お金・心」の3つを整えることで、忙しい女性をサポートする「PRECIOUS DAYS」を主宰。著書に『片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方』(三笠書房刊)がある