部屋干しのイヤ~なにおいを解消!梅雨どきに実践したい洗濯テクニック
2018.06.04
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梅雨どきは避けられない洗濯物の部屋干しですが、いやなにおいが残りやすいのが悩みどころ。

「部屋干しというと、アイテム別に干し方を変えるなど、早く乾かすためのテクニックに重点を置きがち。もちろんそれも大切ですが、じつは干す前の洗濯物のケアや洗濯の仕方が重要なんです」と話すのは、知的家事プロデューサーの本間朝子さん。

「そもそも部屋干し臭は、洗濯物に残った汚れが変化したり、細菌による汚れの分解が原因。干す前に、それらを徹底的に取り除けば、部屋干しのいやなにおいを抑えられますよ」

ほんのひと手間で、仕上がりに大きな差が出るといいます。早速取り入れて、ラクで気持ちのいい部屋干しを行いましょう。

まとめ洗いはNG!湿ったままだと細菌が繁殖

除菌スプレーをふきかけたり、先につけおき洗いをしておくなど、先手を打ってにおいを封じ込めるのがポイントです。

●湿った洗濯物は放置せずに乾かす

湿った洗濯物は放置せずに乾かす使用したタオルや汗をかいたTシャツなどを湿ったまま放置すると、湿気と温度で細菌が増殖してにおいの原因に。ハンガーやタオルかけなどにかけておき、しっかり乾かしてから洗濯カゴに入れましょう。

●汚れのひどいものはつけおき洗いで部屋干し臭をカット

つけおき洗いで部屋干し臭をカットスポーツウェアなど、汗や皮脂汚れのひどいものは、洗濯前につけおき洗いを。40℃の湯に粉末の酸素系漂白剤を表示どおりに溶いて、30分ほどおきましょう。その後、洗濯機に入れて洗えばOK。
「洗濯しても部屋干し臭が取れないタオルなどの除菌にも効果的です」

●洗濯物は時間をおかずにすぐ洗う

洗濯物は、時間がたてばたつほどにおいの原因となる細菌が増殖。たまってから洗おうと思わず、1、2日以内に洗濯するようにしましょう。一度に洗う洗濯物が少ない方が、乾かすのも簡単です。

●洗濯カゴは通気性のあるものを

洗濯カゴは通気性のあるもの洗濯物をためておく洗濯カゴは、通気性のあるものに。風通しが悪いと、中で洗濯物が蒸れて細菌が増えやすくなるので注意して。網目のあるプラスチックカゴなら、汚れたらふくこともできて清潔です。

●除菌スプレーをふきかけておく

除菌スプレーをふきかけておく汗が気になる衣類などは、布用除菌スプレーをふきかけておくのも効果的。衿や脇の部分など、とくに気になる部分を中心にスプレーしておけば、その日のうちにすぐ洗濯できないときでも、細菌の増殖を抑えられます。

酸素系漂白剤・つめすぎない・お湯を使うのがポイント!

「脱水は短縮しない」など、部屋干しならではの対策がカギに。

●抗菌・消臭効果のある洗剤を選ぶ

梅雨どきは、抗菌・消臭効果のある洗剤や柔軟剤を選んでください。「部屋干し用」などとうたっている商品もよいでしょう。
洗浄力が高く、においのもととなる細菌をしっかり落とせます。

●洗剤とともに酸素系漂白剤を使用する

酸素系漂白剤を使用洗濯するときの洗剤に、酸素系漂白剤をプラスすると除菌効果がアップ。白ものだけでなく、色柄ものにも使えます。液体タイプの方が洗剤となじみやすいのでおすすめ。

●洗濯物をつめすぎない

洗濯物をつめ込みすぎると、洗い方にムラが出て汚れや雑菌が残る原因に。一度に洗う洗濯物は容量の7割程度までに抑えましょう。
洗濯物は丸めず、広げて入れると洗剤液がまんべんなく浸透します。

●水でなく湯で洗濯する

約40℃の湯で洗濯すると、洗剤の洗浄力が高まります。お風呂の残り湯を使う場合は、入浴直後、湯が冷めないうちに。一度冷めてしまうと細菌が増殖するので逆効果。すすぎには必ず新しい水を使って。

●脱水は短縮せず少し長めに

衣類がシワになるからと普段は脱水を短めにしている人も、部屋干しするときは長めに脱水して。それだけでも洗濯物に残る水分が少なくなり、早く乾いて部屋干し臭を抑制できます。

●積極的に乾燥機を活用する

乾燥機を活用タオルやシーツ類は、乾燥機があれば積極的に活用を。乾燥機能つきの洗濯機の場合は、ときどき使うと洗濯機内が乾燥し、カビ予防になります。乾燥運転のときに乾いたバスタオルを1枚入れると、乾燥時間の短縮に。

見落としがちな洗濯槽もケアして、部屋干しのにおいを防止!

洗濯槽に湿気や汚れがたまると、カビや細菌が繁殖。洗濯したつもりが、かえって汚染され、部屋干し臭につながることもあるので要注意!

●フタをあけたり、水気をふき取る

フタをあけたり、水気をふき取る縦型の洗濯機の場合は、洗濯後にフタをあけっぱなしにしましょう。
ドラム式の場合は、使用後にはフタなどの水気をふき取り、湿気がこもらないようにしてから、扉をしっかり閉めましょう。

●定期的にクリーナーを使って

専用クリーナーを使い、定期的に洗濯槽掃除を。洗濯時に入れるだけで洗濯槽を掃除できるアイテムもあるので、活用すれば手間いらずです。

●洗剤投入口やゴミ受けはまめに掃除

洗剤投入口や排水のゴミ受けなどに汚れや洗剤のカスが残ると、カビや細菌のエサに。ここが汚染されると、洗濯物全体にカビや細菌が回ってしまうので、使用後は毎回掃除するのを習慣に。

干すときには扇風機を活用!ソファのそばは避けること

干し方は環境づくりがカギ干すときは、できるだけ風通しのよいところを選んだり、扇風機を使うなどの環境づくりがポイント。乾燥時間が短縮され、雑菌の繁殖を抑えます。

●壁際、窓際を避け、風通しのいい場所へ

壁際や窓際を避け、できるだけ部屋の中央などの開放的な場所で干すと、乾きやすくなります。部屋の扉もあけて。
ソファやベッドのそばは、湿気がたまってダニが発生しやすくなるので避けましょう。

●扇風機を併用し、干す時間を短縮

扇風機の風を当てて空気をかくはんすると、湿気が飛んで干し時間短縮に。
湿気がたまりやすい洗濯物の下の方に風を当てると効果的です。首ふりの設定にし、全体の空気が動くようにして。

●教えてくれた人
【監修/本間朝子さん】

知的家事プロデューサー。家事の効率化に役立つ「知的家事」を考案。無理なく、気持ちよく暮らすアイデアが人気。著書に『ムダ家事が消える生活』(サンクチュアリ出版刊)ほか

<撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>

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