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キュウリの歯ごたえもキープ!野菜別・時短になる冷凍術

ESSE編集部
2019.09.17
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毎日の献立に欠かせない野菜は、冷蔵庫にストックしておきたいもの。でも、野菜室にポンポン入れておくだけだと、使いきれずに無駄にしてしまうことも多かったりしませんか?
そこで、野菜ソムリエプロで冷凍生活アドバイザーの西川剛史さんに、野菜をおいしく、調理に便利なかたちで保存する、とっておきの冷凍ワザを伺いました。

キュウリ
キュウリは輪切りにして冷凍するのがおすすめ

野菜はひと手間加えて冷凍保存すると、調理のスピードが格段にアップ!

「冷凍保存することで、苦みが和らいだり、うま味がアップする野菜も」と西川さん。さらに、調理するときに使いやすいようにひと手間加えて冷凍保存しておくと、時短調理もかないます。
冷凍庫にストックしておくと便利な、野菜の冷凍保存方法と使い方を、食材ごとに紹介!

●<キュウリ>水分ごと冷凍すればシャキシャキのまま!

水分の多いキュウリも塩もみや酢漬けにして冷凍すれば、色みもシャキシャキの歯ごたえもキープできます。パキッと折って少しずつ使えるので、つけ合わせにも便利です。

【冷凍方法】

薄い輪切りにして塩もみし、しんなりしたら水分ごと冷凍用保存袋に入れ、中の空気を抜いて冷凍。塩もみ後に酢を適量加えて酢漬けにして冷凍しても。

【使用方法】

冷蔵室に移して解凍するか袋ごと流水で解凍し、水気をギュッと絞って使います。酢の物やサラダにしたり、そのままでもちょっとした箸休めに。

●<ピーマン>苦みが和らぎ子どもでも食べやすい

ピーマンピーマンは生のまま冷凍しても、色や食感が変わりにくい野菜です。凍ったまま調理に使えるうえ、冷凍すると苦みが和らぐので、子どもでも食べやすい味になるのもメリット。

【冷凍方法】

水洗いして水気をふき、ヘタと種を除いて縦4等分か、細切りにして、冷凍用保存袋に入れます。中の空気を抜き、口をとじて冷凍。パプリカも同様に冷凍可。

【使用方法】

凍ったまま、炒めたり、煮たりして調理。凍らせると切らなくても手で割れるので、包丁も不要。加熱解凍する場合は、高温で一気に加熱して。

●<トマト>冷凍すると繊維が崩れてうま味を感じやすくなる

トマトトマトは冷凍すると、繊維が崩れるので、短時間でソースが完成。丸ごとや、カット状にしておけば活用の幅が広がり、いろんなおいしさが楽しめます。

【冷凍方法】

水洗いして水気をふき、ヘタを除いて丸ごとラップで茶きん包みにするか、ざく切りにします。冷凍用保存袋に入れて中の空気を抜き、口をとじて冷凍室へ。

【使用方法】

丸ごとは水をかけて皮をむき、凍ったまますりおろすほか、カレーを煮込むときに入れても。ざく切りは凍ったまま調理して、トマトソースなどに。

・凍ったまますりおろす

凍ったまますりおろす凍ったまますりおろすと、トマトシャーベットに。オリーブオイルと塩で調味すれば、前菜や口直しにもぴったり!

●<ゴボウ>下ごしらえずみだからすぐに使える

ゴボウ泥を洗ったり、アク抜きするのが面倒なゴボウ。まとめて下ごしらえをすませ、すぐに使わない分は冷凍しておくと、そのままさっと使えるので重宝します。

【冷凍方法】

細かく切ると酸化しやすいので、3mm程度の厚さの斜め薄切りに。水にさらして水気をよくきり、冷凍用保存袋に入れて中の空気を抜き、口をとじて冷凍室へ。

【使用方法】

凍ったまま、炒めたり、煮たりして調理。甘辛く味つけてしてキンピラゴボウにするほか、豚汁、筑前煮、炊き込みご飯などに活用しても。

・油炒めにして酸化を防止

油炒めにして酸化を防止酸化しやすいささがきも、油で炒めれば保存が可能。アク抜きしてから水分がなくなるまで炒めて同様に冷凍を。

●<タマネギ>あめ色の炒めタマネギも短時間でつくれる!

タマネギタマネギはみじん切りにして冷凍しておくと、使い勝手がバツグン。繊維が壊れてうま味や甘さが出やすくなるので、あめ色の炒めタマネギもたちまち完成し、時短になります。

【冷凍方法】

みじん切りにし、冷凍用保存袋に入れます。薄く平らにならし、中の空気を抜き、口をとじて冷凍。みじん切りにするのが手間なら、薄切りでも可。

【使用方法】

凍ったまま、炒めて調理。タマネギはさまざまな料理の味のベースになるので、スープやミートソース、カレーなどの煮込み料理のほか、ハンバーグダネにも。

●<長イモ>必要な分だけすりおろせる

長イモカットした長イモは切り口からすぐに傷んでくるので、すぐに使わない分は冷凍を。凍ったまますりおろせば少量ずつでもとろろがつくれ、手がかゆくなることもありません。

【冷凍方法】

皮をむき、長ければカットしてから縦4等分に切り、それぞれをラップでくるんでぴっちり包みます。さらに冷凍用保存袋に入れ、口をとじて冷凍室へ。

【使用方法】

手に持つ部分にペーパータオルを巻き、凍ったまますりおろす。冷凍の状態だと粘りがなく、滑らないのでおろしやすい。山かけ丼やとろろそばに。

・混ぜて食感チェンジ

混ぜて食感チェンジ凍らせると粘らないので、簡単にすりおろせて時短に。かき氷のようにふわふわな状態ですが、混ぜるととろろになります。

野菜の鮮度を保てるのはもちろん、少しの工夫で、調理をするときの便利さが段違いに! 野菜の冷凍保存テク、ぜひいろいろ試してみてください。

<撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【冷凍生活アドバイザー西川剛史さん】

冷凍生活アドバイザー、野菜ソムリエプロ。冷凍食品メーカーや販売会社で商品開発等を経験後、冷凍の専門家として起業。冷凍の資格である「冷凍生活アドバイザー養成講座」を開講。テレビや雑誌で活躍するほか、著書に『もっとおいしくなる超・冷凍術』(洋泉社刊)。公式サイトはVefroty

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