効率的な片づけのコツは、自分と家族の「タイミング」を知ること
若松美穂
2018.03.21
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こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
若松美穂のおいしい生活

片づけは、元気なとき&やらざるを得ないタイミングで実行!

最近、自分自身も、友人と話していても、子どもたちの様子を見ていても、片づけの「できるとき」と「できないとき」があるように感じます。

たとえば私は、睡眠不足だと頭がぼーっとして、どこをどう片づけたらよいかもわからなくなります。「片づけよう!」と思うパワーがわかず、前に進まないのです。

ですから、散らかっていて片づけなくてはいけないことがたまっているときは、元気を取り戻す、つまり寝るのが先決。15分でもいいので、ブランケットを引っぱり出して、ソファで眠ります。そして一気に片づけます。

15分でもいいので、ブランケットを引っぱり出して、ソファで眠ります眠気が消え、元気をチャージできたとき。これが私の「片づけタイミング」です。

友人のなかには、家族が留守で夕方までひとりじゃないと、落ち着いて片づけられないという人もいます。一方私は、時間が潤沢にあると思うと逆にダラダラしてあまり進まない。
丸一日あいているよりは、「そのあと用事がある」「午前中しかあいていない」というように、終わりの時間が決まっている方が作業が進みます。

片づけを進めるために、あえてネイルサロンの予約や友人との約束を入れ、その時間までに片づけると決めることもあります。また、片づけの翌日がゴミの日であることも、いい意味での焦りを感じ、やる気につながります。

「フリマアプリでものを売る」というのも、片づけのモチベーションにつながるよい方法「フリマアプリでものを売る」というのも、片づけのモチベーションにつながるよい方法。お金に換えるという目的があると、片づけが宝探しのようで、楽しみながらできるというものです。
夫や友人、片づけのプロなど、だれかの助けがあればできるという人もいますね。

そうそう、もうひとつ私の場合は、来客の予定がやる気につながります。訪問客がガスや保険の業者さんでもいいのです。

散らかった家を見られるのは気持ち悪いもの。ですから、あえて忙しくても「伺いたい」と言われたら、「ざっとでも片づけることができるチャンス!」と考え、エイッと予定を入れちゃいます。

子どもが片づけに協力的になるタイミングは?

片づけには、家族の協力も不可欠。
ただし娘たちは、忙しさの真っただなかやホッとしたばかりのところに「片づけて」とお願いしても、難しいようです。「そんなことやってられるかい!」みたいな(笑)。

部活の試合が続いているだとか、もうすぐ試験が始まるだとか、なんとなく気ぜわしくて、心も頭も使う必要があるときに、親から片づけろと言われても、子どもはイラッとするだけ。
かといって、やっと大きなことが終わって、家でホッとしようと思っていた矢先に、追い打ちをかけるように「あれをしなさい」「これをしなさい」と言われても、家はリラックスする場所ではなくなりますよね。

1子供部屋狙い目は、試験や学期が終わってホッとひと息つき、友人との楽しい時間をもてるようになる頃。なんの予定もない日を見計らって、あえて「少し時間ある? 遊びに行く前に、ちょっとだけここを片づけてもらえると助かるな」「ここだけやってもらえたらうれしいな」と伝えます。

来客の予定は、私だけでなく彼女たちにも効果的。もちろんいちばん効果的なのは、彼女たち自身の来客です。「お友だちが泊まりに来てもいいかな?」と聞かれたら、OKを出し、その前に片づけをお願いします。

子供部屋3子どもたちがどの時期に片づけができるのかを知ることで、自分にもゆとりが生まれます。

「片づけなくちゃ」といつも焦ることはなくなり、「今は片づけタイミングじゃないからやらなくてよし」とか「この時期なら片づけられそう」などと、ゆったりした気持ちで過ごせるように。結果、家を片づける機会は増えていくものなのです。

【若松美穂(わかまつみほ)】
1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住
▼Instagramのアカウント「m_wakachin8