タートルネックは首だけ40℃で洗う。ニットのお手入れ方法
ESSE編集部
2019.04.06
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冬の着こなしに欠かせなかった、ウールのセーター。
ウールはデリケートな素材なので、たとえ洗濯機のソフト洗いコースにしていても、風合いが悪くなったり、おしゃれ感が失われてしまうことも。

「冬物をしまう前だけでも手洗いするのがおすすめ。汚れに応じて洗い方を調整できるので、傷みも少なく、汚れもきれいに落とせますよ」とアドバイスするのは、「洗濯王子」の愛称で知られる洗濯アドバイザー・中村祐一さん。汚れに応じた正しい洗い方を教えていただきました。

白セーターについたシミや黒ずみ、黄ばみをおうちで撃退できる

冬の白はおしゃれですが、シミなどが目立つのが難点。放っておくとシミがさらに際立つことも。シミ抜きやくすみ対策をすれば、来シーズンも大活躍します。

●食べこぼしのシミには液体酸素系漂白剤+重曹

食べこぼしのシミには液体酸素系漂白剤+重曹ケチャップなど、食べこぼしのシミは、液体酸素系漂白剤に重曹ひとつまみを混ぜてつけ、歯ブラシの背で軽くたたき、40℃の湯ですすぐ。粉タイプの漂白剤は強いのでウールには使わないで。

●黒ずんだ汚れには固形石けんをつけて

黒ずんだ汚れには固形石けんをつけて泥や皮脂、墨汁など、黒ずんだ汚れには、石けんを使うのが効果的。石けんを直接つけ、歯ブラシの背か指で軽くたたき、40℃の湯ですすぐ。

●全体の色がくすんだときは、中性洗剤+液体酸素系漂白剤でつけおき

中性洗剤+液体酸素系漂白剤でつけおき全体がくすんだり黄ばんだりしたら、つけおきで対応します。

1.40℃の湯におしゃれ着用中性洗剤と液体漂白剤を表示どおりに溶かし、20分ほどつけおく。

2.きれいな水に替え、力を入れずにそっと押して持ち上げるのを5回繰り返し、すすぐ。もう一度水を替えて柔軟剤を小さじ1/2ほど入れて溶き、同様にしてすすぐ。

3.洗濯機に入れ、約30秒脱水する。1分からしか設定できない場合は、1分に設定して途中で止める。

4.形を整え、できれば平干し台などに広げて干す。衿元や裾、袖、肩の縫い目などは縮みやすいので、手で元の大きさにのばすときれいに仕上がる。ハンガーを使う場合は2本使用し、袖を前のハンガーにかけて重さを分散させる。針金ハンガーではなく、肩に厚みのあるものを使うようにし、のびを防止。

タートルネックのセーターは、汚れやすい首周りを重点的にケア

寒い日に欠かせなかったタートルネック。首回りに皮脂汚れや化粧品などがついてしまったら、汚れた部分だけしっかり洗いし、ダメージを最小限に。

●首回りの汚れに洗剤の原液をつけてたたく

首回りの汚れに洗剤の原液をつけてたたく首回りの汚れにおしゃれ着用中性洗剤を直接つけ、歯ブラシの背か指でそっとたたく。このとき、もみ洗いするとニットを傷めるのでNG。

●タートル部分だけ40℃の湯ですすぐ

タートル部分だけ40℃の湯ですすぐタートル部分だけ、やや水温高めの40℃の湯ですすぐと汚れがよく落ちる。

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【洗濯アドバイザー 中村祐一さん】

メディアなどで活躍し、「洗濯王子」の愛称で親しまれる。洗濯、しみ抜き、アイロンがけなどを学べる洗濯教室も主宰。著書に『幸せを呼ぶスマート洗濯』(ポプラ社刊)ほか

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